妄想のオーボエ その17 再起動し引き続き苦闘中。
はじめに
異次元な多忙で、楽器を吹くのも儘なりませんでしたが、GWあけのとあるプロジェクトの〆切も終わりましたので、本格的にオーボエ再開しました。
それにしても本当に難しい楽器です。何回も繰り返しますが。サクソフォーンがいかに合理的なのか、ということを事あるごとに思い出しています。
最大の課題
最大の課題はフィンガリングです。
未だにキーを押さえられない、という状況す。キーには穴があいており、これを塞がなければなりませんが、サクソフォーンにはそんな面倒なことはありません。指で少しキーを抑えてやればいいんです。が、オーボエは、キーを抑えるだけではなく、キーに会いている穴も押さえなければなりません。
こんなことは、これまでやっておられた方には、常識なんでしょう。
指の形を覚えこませるまで練習すれば良いということはわかっていますので、あとは演るだけなんですよね。
で、数カ月前に、ebayで、セルマーのABS樹脂製のオーボエを落としました。木製オーボエは、屋外で吹くと割れて壊れますが、ABS樹脂は屋外で吹いてもOKなんですね。しかも左Fキーがついてるモデルを選びましたので、フィンガリングの練習にはなるのです。5万円ぐらいでした。
国内で売っているABS樹脂オーボエは左Fキーがありませんし、値段も10万円を超えますので、いい買い物をしたとおもいます。ただ、国内で調整してくれる楽器屋さんはないでしょうね、きっと。。
これを持って、昼休みに近所の運河で練習することにします。
アンブシェア・ビブラート
最近のレッスンで改めて思ったのは、アンブシェアの圧力を緩めるということ。緩めつつ、喉を開き腹筋で支えるということ。これも最近やっと分かるようになりました。喉を開く、というのはサクソフォーンと同じですので、この辺の感覚はずいぶんわかりやすいです。
あとは、サックス以上に高音域と低音域でアンブシェアや喉の開きを変えなければならないということです。これは頭ではわかっていますがついつい忘れがちです。まあ、フィンガリングで穴が塞がらない問題が先で、そこまでケアできていないだけなんですが。
サックスでは顎でかけるビブラートも、オーボエは腹筋でかけます。これも課題です。ビブラートをかけると途端におとがみずみずしくなりますので、はやくまっとうにかけられるようなりたいものです。
というわけで、引き続きがんばります。
では、グーテナハト?です。
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