妄想のオーボエ その18 バッハがついついジャズっぽくなってしまう。。
今日はオーボエレッスンでした。
レッスン前に、練習場近くの喫茶店に入りました。美味しいコーヒーでした。雰囲気は昭和時代です。最近のカフェは禁煙ばかりですが、ここは昭和からのトラディショナルな喫茶店ですので、皆さん煙草を吸うことができます。私はすいませんので少し居心地が悪かったですが、昭和の風情を満喫しました。
さて、オーボエですが、最近も引き続き勤しんでいます。
ですが、やはりジャズ的かつサックス的な吹き方になってしまっていて、どうにもこうにも。
たとえば、スケールの上行フレーズの裏にアクセントが入ってしまったり。高い音程になると、伊東たけしのような吹き方に鳴ってしまったり。あるいは、サックスのようにキーをガチャガチャ動かしてしまったり。
昔、大学のドイツ語の授業で先生がこうおっしゃっていました。曰く「ドイツ語の授業で間違って英語を喋ってしまう人がいるんですが、そういう人は英語ができない人なんですよね」だそうです。それと同じような状態なのでしょうか。
つまり、楽器を意識してコントロールしていないということなんでしょう。出来る人は、裏拍だろうが表拍だろうが使いこなせるんでしょうから。まあ、そういう方はもしかするとプロなのかもしれないですけれど。
最近、またサックスを吹き始めたので、そのせいなのかもしれません。
とにかく、なかなか難しい今日このごろです。ちょっと無理あるのかなあ、なんて。楽器の掛け持ちだけならともかくジャンルも掛け持ちしているということは、相当高い壁なんじゃないだろうか、などと。
だいたい、ものごとに取り掛かるとこういう壁のようなものに突き当たるものなので、驚きはしませんが。
それから、やはり、音楽を習うという経験は本当に貴重ですし。何百年脈々と受け継がれてきた音楽教育の一端に触れているということ自体が勉強だと思います。
いつか、《ばらの騎士》第二幕のばらの献呈の場面を吹けるようになりたいものですが、いつのことやら。。
ではみなさまおやすみなさい。
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