フォーレの室内楽。今日はピアノ四重奏曲第1番。
太陽に輝く新緑。こういうのを、つかの間の幸福というのでしょうね。大地が緑と青に満たされていて良かったです。
しばらく続けようと思うフォーレの室内楽曲を聴くシリーズ。そういえば、昨日の太陽は南仏のそれのように乾いていました。えーっと、南仏には行ったことがありません。想像です。
この曲には、なにか懐かしさを感じます。
それは何かというと、20年ほど前にブラームスやシューマンの室内楽ばかり聴いていた頃のことです。あのころは、電車の中ではCDウォークマンを使って室内楽ばかり聞いていました。というのも、オケの曲はダイナミックレンジが大きすぎて、当時のヘッドホンやイヤフォンでは聞けなかったのです。
今日の課題は、二つのピアノ四重奏ですが、いずれも、シューマンやブラームスの色合いを残しながらも、なにか、たゆたう柔らかいものがあるのです。
これが、「フォーレ的語法」なんでしょう。それは「調整と旋法とが両方一緒に並んでいる表現形式」なのだそうです。
そういえば、思い出しました。20年前に、フォーレの室内楽を聞こうとした時に聞いた言葉。
「フォーレは若者にはわからない」
出典不明。私の記憶の中にずっとあった言葉です。いよいよ、私もフォーレという庭園の中に足を踏み入れる許可を得たのではないか、とおもったり。
あすは昭和の日でお休み。今日は鼻血が出るまで働きました。あすはゆっくり休めますように。
それではお休みなさい。グーテナハトです。
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