そうか、Apple Musicではこういう使い方もあるのか──その1
引き続きいろいろと検証をしているApple Musicですが、こんな事象を見つけました。
前提としては、iTunesに登録されている曲は25,000曲を超えていますので、全曲マッチングはしていないという状況において、の話です。
ですので、楽曲のマッチングは全て終わっていない状況です。
しかし、アルバムの一部の曲だけが部分的にマッチングされた状況だとどうなるのか、という事件をしてみたのです。
この件のヒントとなったのはこの表示です。一部しかマッチされていないリッピントンズの「キリマンジャロ」です。1989年に発表された古いアルバムですがこのOceansongが本当に気に入っていて、この曲だけマッチングして、iPhoneに入れたのです。
注目していただきたいのは、楽曲の下に表示されている「コンプリートアルバムを表示」です。この部分を選ぶと、「キリマンジャロ」のアルバム全てが表示されて聴くことができるようになります。もちろん、アルバム全体の楽曲はiCloudミュージックライブラリにアップロードされているわけではありません。つまり、アルバムの中の一曲だけでもマッチしていれば、アルバム全体をApple Musicのスキームで聞くことができるのです。
これは便利な機能ですね。全曲マッチングできなくても、一部さえマッチングできていれば、アルバム全部を聴くことができるのですから。
ですが、この「キリマンジャロ」は、もともとApple Musicでも聴くことができるアルバムです。ですので、iTunesライブラリに含まれていても、含まれていなくても、Apple Musicをサブスクリプションしているだけで聴くことができるアルバムです。
では、(1)自分のiTunesライブラリに含まれているが、(2)Apple Musicに含まれておらず、(3)だがiTunesストアには含まれているアルバムの場合、同様の実験をした場合どうなるでしょうか?
ちなみに、ネタは揃っていますが、そちらは明日、ご報告しようと思います。
それでは今日のところはおやすみなさい。
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