シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~
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9月末から始まったAmazonプライムビデオですが、今回初めて利用しましたが、これはなかなか便利です。データ通信に影響が出ないように、あらかじめWi-Fi環境でダウンロードしておけば、外出中にもビデオを見ることができます。2時間の映画であれば、私の場合、仕事場への行き帰りで見れてしまいます。もっとも、他にもやるべきことがたくさんありますので、映画だけというわけにもいかないところなのですが。
それで、とりあえず、面白そうな映画を、ということで《シェフ》という映画を見ました。なんだか、昔映画館に通っていた時期を思い出すような、あるいは、飛行機の中で映画を見るような、懐かしい気分になりながら楽しんだ感じです。
それにしても、ストーリの面白さが詰まった映画でした。確かに、途中何かしらの難しい箇所もあったにはせよ、最初から最後まで、スムーズなストーリー運びで、爽快でした。理想と現実のギャップあり、傭われ人の悲哀あり、男女のギャップがあり、恋愛模様があり、成功譚であり、という感じです。
いい映画だと、登場人物が、あたかも実在する人物であるように感じることがありますが、この映画の登場人物は、本当に輪郭を持った実在として感じることができたと思います。今朝、仕事場近くの駅に到着したところで丁度映画を見終わったのですが、今日1日、なにか主人公のアレクサンドルとジャッキーは今頃パリで何をしているだろう、なんてことを考えたりしました。それぐらい現実感あふれる映画でした。
よくある話で、芸術作品は、経済活動の添え物に過ぎない、ということが言われたりすると思います。ですが、実際には、逆なんじゃないか、とも思いました。もし、経済活動が不要なら、人間は芸術しかしないんじゃないか、と思ったり。それぐらい、この映画を見て、幸せな気分になリ、芸術の力のようなものに、畏れを抱いたような感じです。
それではまた。みなさまおやすみなさい。グーテナハトです。
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