CD紹介,Opera,Richard Wagner

Wagner: Lohengrin
Wagner: Lohengrin

posted with amazlet at 12.06.08

Rudolf Kempe
EMI Classics (2010-03-08)
売り上げランキング: 14664

はじめに

やっと金曜日に到達。

最近、二三日に一度は走ることにしてます。

とっていっても、一日に二キロぐらいですけれど。

今日も雨が降る前にと、少し走ってきました。

 

痩せるのもありますが、走ると、頭も活性化するらしいですよ。

ひどい物忘れも何とかならんかなあ、と思いますので。

でも、まだ物忘れはよくなりません。

 

でも、この演奏は、しばらくわすれないだろうなあ。

 

というわけで、昨日に引き続きケンペ盤のローエングリンについてです。

 

フィッシャー=ディースカウ!

Close Encounters With Great Singers
Philharmonia Orchestra Vienna Philharmonic Orchestra
Video Artists Int’l (2003-06-24)
売り上げランキング: 33423

最初は、ジェス・トーマスに期待していたのですが、実際に感動したのは悪役ふたりです。

テルラムントを歌うフィッシャー=ディースカウと、オルトルートを歌うクリスタ・ルートヴィヒです。

ディースカウ、格好良すぎですよ。完全に主役を食っています。

第一幕前半のモノローグからして、テンションが高い。

 

鋭さをも感じる激しく男性的な声で、エルザを弾劾する場面の緊張感と完成度は素晴らしいです。

 

フィッシャー=ディースカウがよくやる微妙な上ずり気味のピッチコントロールとか、聞き所満載です。

あの投げやり感が、テルラムントの豪放なな性格を表していて、巧いなあ、と。

初めて聴いたことになにか恥じ入るものすら感じますね。

二幕の後半でローエングリンとやり合うところ、フィッシャー=ディースカウが勝ってます。

っつうか、フィシャー=ディースカウって、あまりに巨大すぎてとらえられないです。

クリスタ・ルートヴィヒ

クリスタ・ルートヴィヒも絶好調です。あまりに激しくて、なんだかもう、という感じです。

昨日も書きましたが、ルートヴィヒは、私にとってはリート歌手のイメージとか、スズキのイメージが強かったので。

ケンペの統率

あとは、きっとケンペの手腕もあるんだろうなあ。

オケのサウンドがキッチリまとまっていて散漫さをあまり感じません。しっかりと束ねられたアンサンブルです。

 

最後に

このCDは、本当に良い買い物でした。フィッシャー=ディースカウのこのパフォーマンスを聴けたのは大満足です。

やはり、積極的に音源を開拓しないとなあ。

 

というわけで、私の予習も大詰めです。

明後日の初台に向けて、もう少しがんばります。

 

それでは。You have.

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だんだん暑くなってきました。きょうは、所用で虎ノ門から桜田門まで歩いたんですが、天気が良すぎて少し灼けたかも。

あの界隈は、興味深いことがたくさんです。歩いているだけで、私にとっての非日常に出くわします。経済産業省の一角にテントが張ってあったり、東京高裁の前に陣取る人とか。

それから、桜田門まででると、日比谷方面の視界が開けて、これがまた秀逸です。仕事したくなります。ほんとです。

 

さて、やっとケンペのローエングリンが到着しました。

うれしいです。

ちょっと遅かったけれど。

 

 

 

  • ローエングリン:ジェストーマス
  • エルザ:エリザベート・グリュンマー
  • オルトルート:クリスタ・ルートヴィヒ
  • テルラムント:ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ
  • ハインリヒ王:ゴットロープ・フリック
  • 軍令使:オットー・ヴイナー
  • ウィーン国立歌劇場合唱団
  • ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
  • 指揮:ルドルフ・ケンペ

 

アン・デア・ウィーン劇場にて1962年~1963年に録音です。

フィッシャー=ディースカウのテルラムントは若いですが、後期へと向かう歌い方が徐々に洗われているという感じです。このとき三十七歳。私が持っている1957年~1958年に録音されたシュトラウス「カプリッチョ」に登場するフィッシャー=ディースカウからは明かな変化が聞き取れますね。

あとはルートヴィヒが思いのほか激しくてびっくりしました。なんか、イメージが変わりました。しかも、強烈な歌唱だし。私の中では、ルートヴィヒはスズキだったんですが。

まだまだ日々勉強やな。というか、まだまだ無限に広がる可能性。色々あるけれど。

わたくし的ローエングリンまであと3日。急げヤマト。

それでは、You have。

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はじめに

新国立劇場6月のパフォーマンス「ローエングリン」で、ローエングリンを歌うのがクラウス・フローリアン・フォークトです。

https://museum.projectmnh.com/2012/05/21220422.php

先日もご紹介しましたが、この方のアルバムを購入しました。

 

しかし、すごい方です。フォークト。

めちゃ声がきれいですね。若者若者している声です。

最初聴いたときには少し引いたのですよ。ここまで、きれいだと、なんだか箸にも棒にも、という感じで。

ですが、二回目聴き終えたときに、いや、これがいいのだ、と得心しました。

辻邦生理想論

話は少しそれるのですが、1999年に私が敬愛する辻邦生(小説家)が亡くなったとき、追悼記事が出ました。

趣旨としては、「辻文学は理想を求めすぎているからダメだ、という意見があるが、そうではない。今の日本文学には理想がなさ過ぎるのだ」というものでした。

ついつい世の中を泳ぎ渡ると、濁り水にも慣れてくるものですが、こういう清澄な歌声で癒されるのも良いものだと思います。

あるいは、このアルバムで定期的に洗浄しないと、どんどん汚れてしまう気もします。

歌い方など

やはり、ローエングリンが気になりますね。四曲目に、第三幕から「名乗りの歌」が入っていますが、これは本当に良い予習です。、マイスタージンガーかrの「朝はばら色に輝き」も良いですね。

ワルキューレでジークムントが歌う「冬の嵐が過ぎ去り」は、少し違和感がありました。どうもジークムントは、こんなに純粋な声の持ち主だとは思えない気がするのです。人間的にはドロドロで、終いには、妹であるジークリンデを愛してしまう、という英雄ですので。世の芥を知り尽くし疲れ果てているのがジークムント、みたいな。

これは、私の完全な主観ですけれど。

歌い方、入りのところを少し力を抜くのですが、そのあとスッと力をかけて、巧く離陸する感じの歌い方です。これが、なにか柔らかさとかすがすがしさの厳選の一つだな、と思います。

 

明日は、指揮のシュナイダーのことを書きます。

それでは、You have.

CD紹介,Giacomo Puccini,Opera

今日からまた仕事ですが、そろそろ次を視野に入れていかないとと思う今日この頃。

今更ながら届いた、ゲオルギュー&アラーニャ&シャイーの「ボエーム」、第一幕後半を取り急ぎ聴きました。

ファースト・インプレッションですが、いやあ、すごいですわ。。びっくり

 

ゲオルギューは芯のあるパワフルな声で、アラーニャも負けじと強靱でビリビリ震える声。

先日のアバドが振ったヴェルディ「レクイエム」も良かったけれど、ボエームも予想通り。

https://museum.projectmnh.com/2012/04/14232328.php

このCD、amazonのマーケットプレイスで買ったんですが、あたりでした。

カラヤン&パヴァロッティ よりも、ずっとエキサイティングな気がします。

いまは、ですが。

 

聴いてみて損はないと思います。

四つ★にします。

 

ゲオルギュー、結構忙しいようですが、最近もドタキャンしているのかしら。。そっちの情報も集めないとなあ。

http://operabase.com/listart.cgi?name=Angela+Gheorghiu&loose=on&acts=+Schedule+

 

さて、先日から、ゲオルギューが言い寄る男をつめたくあしらう姿を想像して、一人で笑っています。

こんな感じ。

 

A.G 「で、あなたは何が出来るの?」

Someone 「僕は、詩を書きます。詩人なんです」

A.G 「私も詩は好きよ。でも、あなたの詩が歌になる頃は、とっくに私はもう引退しているわね」

※フィクションです。実在の人物とは関係ありません

アラーニャとは2009年に離婚しているそうです。こちらも残念。

それでは。You Have.

CD紹介

ローエングリン ディスコグラフィ、更新しました。

<更新履歴>

2012/5/27 バレンボイム盤、ヤノフスキ盤を追加。

https://museum.projectmnh.com/2012/05/23231723.php

名作オペラブックスの発売がいまから22年前の1990年ですから、それ以降の録音はこれから押さえに行かないといけないです。それをどれほど入手できるか。。がんばろう。

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今日は故あって母校へ。10年ぶりぐらいに構内に入りましたが、思った以上に体がなじんでいて驚きました。木々の生え方、図書館の匂い、絨毯の幾何学模様などなど。

時代の変遷で、教職員や学生は入れ替わっていますし、建物もずいぶん様変わりしていましたが、変わらないものもやはりあり、懐かしく思います。

というか、若いころに経験したものほど、人生の中で想起する時間が長いわけで、それだけ重みのあるものなのでしょう。

これは若い頃に聞いてはいたことですが、体験することはできなかったことです。

時が経つのが速くなるのは、経過時間÷自分の年齢が徐々に小さくなっていくので、時間あたりの人生における重要性は、反比例グラフのように弧を描くことになります。

そういう「小さな」時間をいくら費やしても、若い頃の「大きな」時間に勝ることはないのかもしれません。

とはいえ、止まっているわけにはいかんでしょう。これからは、これまで以上に長い時間をかけて積み重ねなければ、なにをもなしえないでしょう。がんばらんとなあ。

などなど。。

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それでは。You have.

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<更新履歴>

2012/5/27 バレンボイム盤、ヤノフスキ盤を追加。


ローエングリン ディスコグラフィ 第一版 ということで、音楽之友社から出ている名作オペラブックス「ローエングリン」を参考にディスコグラフィを作りました。

一旦は1950年以降に録音された音源としました。

ただ、この本は1990年に出版されたものですので、最新の録音や映像作品は網羅されていません。

このあたりは、随時追加していきます。

CDのリンクはこの後張っていく予定。しばしお待ちください。

 

Year 指揮者 合唱 管弦楽 ローエングリン エルザ テルラムント オルトルート ハインリヒ王 伝令 Amazon
1950 シュティードリー メトロポリタン歌劇場Cho メトロポリタン歌劇場 メルヒオール トラウベル ヤンセン ヴァルナイ エルンスター ゲレラ
1951 ケンペ バイエルン国立歌劇場CHO バイエルン国立歌劇場 ヴィンセント シェッヒ ベーム クローゼ ベーメ ヴォルフ
1951 クラウス ケルン西部ドイツ放送CHO ケルン西部ドイツ放送 アンデルス アイペルレ クローネンベルク ブラウン グラインドル アンブロジウス
1953 シュヒター ハンブルク北西ドイツ放送 ハンブルク北西ドイツ放送 ショック クーニッツ メッテルニヒ クローゼ フリック ギュンター
1953 ヨッフム バイエルン放送Cho バイエルン放送管弦楽団 フォーエンベルカー クッパー フランツ ブラウン フォン・ローア ブラウン
1953 カイルベルト バイロイト祝祭Cho バイロイト祝祭 ヴィントガッセン シュテーバー ウーデ ヴァルナイ グラインドル ブラウン
1954 ヨッフム バイロイト祝祭Cho バイロイト祝祭 ヴィントガッセン ニルソン ウーデ ヴァルナイ アダム フィッシャー=ディースカウ
1954 サンティーニ ナポリ・サンカルロ劇場Cho ナポリ・サンカルロ劇場 ペンノー テバルディ グエルフィ ニコライ ネリ 歌手名不詳
1955 バンベルガー フランクフルト市立歌劇場 フランクフルト市立歌劇場 リーブル グラーフ クンツ シュロスハウアー ヴォロフスキー クンツ
1958 クリュイタンス バイロイト祝祭Cho バイロイト祝祭 コーンヤ リザネク ブラン ヴァルナイ エンゲン ヴェヒター
1959 マタチッチ バイロイト祝祭Cho バイロイト祝祭 コーンヤ グリュンマー ブラン ゴール クラス ヴェヒター
1960 マゼール バイロイト祝祭Cho バイロイト祝祭 ヴィントガッセン ノルドモ=レーヴベルク ナイトリンガー ヴァルナイ アダム ヴェヒター
1962 サヴァリッシュ バイロイト祝祭Cho バイロイト祝祭 トーマス シリヤ ヴィナイ ヴァルナイ クラス クラウゼ
1962/1963 ケンペ ウィーン国立歌劇場 ウィーンフィル トーマス グリュンマー フィッシャー=ディースカウ ルートヴィヒ フリック ヴィーナー
1965 ラインスドルフ ボストンプロムジカ ボストン響 コーンヤ アマラ ドゥーリー ゴール ハインズ マーシュ
1965 サヴァリッシュ プラハフィルCho スカラ座 トーマス ビョーナー ナイトリンガー ヴァルナイ クラス クラウゼ
1968 スワロフスキー ウィーン国立歌劇場 プラハフィル シャハトナイダー キルシュタイン イムダール ヘッセ フォン・ローア ヘルム
1970 クーベリック バイエルン放送Cho バイエルン放送 キング ヤノヴィッツ スチュワート ジョーンズ リッダーブッシュ ニーンシテット
1975/81 カラヤン ベルリン・ドイツ・オペラ ベルリン・フィル コロ トモワ=シントウ ニムスゲルン ヴェイソヴィッチ リッダーブッシュ ケルンス
1982 ネルソン バイロイト祝祭Cho バイロイト祝祭 ホフマン アームストロング ロール コネル フォーゲル ヴァイクル
1985 ショルティ ウィーン国立歌劇場 ウィーンフィル ドミンゴ ノーマン ニムスゲルン ランドヴァ ゾーティン フィッシャー=ディースカウ
1978 サヴァリッシュ バイエルン国立歌劇場CHO バイエルン国立歌劇場 コロ リゲンザ ローア ランドヴァ リッダーブッシュ ブレンデル
1981 アバド ミラノスカラ座cho ミラノスカラ座 コロ トモワ=シントウ ニムスゲルン コネル ハウクラント ヴェルカー amazon 取り扱っていない模様(2012/5/27)
1982 ネルソン バイロイト祝祭Cho バイロイト祝祭 ホフマン アームストロング ロール コネル フォーゲル ヴァイクル
1995 アバド ウィーン国立歌劇場 ウィーンフィル エルサレム スチューダ

1998?

バレンボイム ベルリン国立歌劇場 ベルリン国立歌劇場 ザイフェルト マギー シュトルクマン ポラスキ パペ トレッケル

2011

ヤノフスキ ベルリン放送合唱 ベルリン放送交響楽団 フォークト ダッシュ  

 

※ 注文していた「ヘルデン」が届きました。いやあ、心洗われます。

 

それでは。You have.