EWI,instrument,Saxophone


英語の勉強で、天才たちと趣味の関係について書いた記事を読んでいました。ノーベル賞受賞者のほとんどが、趣味を持っていて、絵を描いたり、楽器を弾いたりしていたらしい。
で、自分が楽器をやめたことと、頭の回り具合を比べてみると、なんだか、楽器をやめた途端に、呆けてきた気がしてならない。
やっぱり、やめちゃいけなかったんだなあ。。。
頭の回転と楽器演奏って、相関関係があるんじゃなかろうか。
昔読んだ本にもあったなあ。ピアノをやってた高校生が、学業に励もうとピアノをやめた途端に成績が落ちたっていう話。
再開したいのですが、アンブシェアを鍛え直さなければならないので、しばらくはEWIでアンブシェアを鍛えることにします。しばらくはスクウェアでも吹きまくろうかなあ。
あるいは、シュトラウスのオペラを吹いて自己満足に耽るとか。なにか新しい発見があるやもしれない。

Jazz




昨日も朝から動き回りました。
いったん都心にでて、用事を済ませて、地元にとって返してカフェで一仕事して、イギリス人と話しをしてから、再び都心へ先輩や後輩たちが出演するライヴを聴きに夫婦そろって錦糸町に行ってきました。
カミさんも、ハードスケジュールで、等々力で用事を済ませて、夕方に錦糸町で合流。夕食を食べて、カフェでコーヒーを飲んで、ライヴ会場の開店時間きっかりに到着。今日は静かな雰囲気。すでに先輩たちは来ていると思ったのですが、なかなかいらっしゃらなくて、スケジュール間違えたのかしら? と少し不安に。でも、ちゃんといらっしゃいましたよ。
前回のように、今回もスタンダードナンバーを楽しみました。I hear Rhapsodyを聴けたのはよかったです。私も学生の時吹いたことがありました。あの頃はそんなに難しい曲ではないと錯覚していたようですが、昨日聴いたら、かなり難しいことが分かりました。でも、先輩、ちゃんと吹いていたからなあ。凄い。
カミさんと一緒に来たのは初めてだったのですが、思いの外エンジョイしてくれたみたいで、特にサックスに感動していました。実はカミさんもサックス吹きだったのですよ。。それもテナー。ちなみに、私は学生時代はソプラノ、アルト、テナー、バリトンと節操がありませんでしたが、最終期はアルトだけでした。
それで、今日の午前中に地元で用事がありましたので、1ステージが終わったところで失礼してしまいました。もう少し聴きたかったんですが、家が遠いので。。都心に引っ越したいなあ。初台で暮らすのが夢です。大それた夢ですが。
で、今日の午前中に用事を済ませて、午後から仕事をまた始めたんですが、これがもう捗らないと言ったら、ありません。いろいろ試したんですが。クーラーかけたり、音楽聴いたり。シノポリの「トスカ」や、チェリのブル3,チェリのロ短調ミサ、フレミングのシュトラウス……。で、シャカタクに変えたら、ちょっと元気になってきた。なんでやねん。もう18時やんけ。
皆さん、今日の22時55分から2010年バイロイトの開幕ですよ!
“http://www.operacast.com/bayreuth_2010.htm":http://www.operacast.com/bayreuth_2010.htm
私はとりあえず、録音のセッティングを終えました。明日の朝にはちゃんと取れているはず。今日はローエングリンです。

Jazz

最近、ようやくEWIを吹く時間を作れるようになりました。どうも僕の吹き方はあまりよくないみたい。つまり、普通にサックスを吹いているのと似たアンブシェアで吹いている感じ。だから、口の周りの筋肉がかなり痛くなります。現役だった頃は、何時間でも吹けていられたのに。まあ、昔は欠かさず毎日吹いていましたからね。随分ともったいない感じ。あんなに頑張ったのに残っているものはわずかばかり。
ともかく練習曲は初期T-SQUAREに限ります。メロディアスで、覚え易く、楽曲もそんなに難しいことはやっていない。だが、これを生バンドでやるのは至難の技なのですよ。さて、きょうもしばし吹いてアンブシェアを鍛えましょうか。
で、15年ぶりに聴いたT-SQUAREの「New-s」というアルバム。伊東たけしが抜けて、本田雅人が入った第一作で、最初のMegrithという曲が超テクニカルで、かなり驚いたのを覚えています。まだ知識希薄で、伊東たけしが吹いているのか、と思っていたのでなおさら強烈。
しかし、すごいですねえ、本田雅人氏。ただ、意外なことにソプラノサックスの音に弱点があったと言うことには気づきませんでした。
さあ、今日も練習しましょう

Jazz

うー、苦しい。一日更新サボりました。この埋め合わせは週末には必ず。
で、苦しいときは、やっぱり僕の場合はブレッカーやハービーなんですよねえ。
とりあえず、1992年といいますから18年前に再結成当時の初アルバム「Retrun of the Brecker Brothers」を、昼休みに最大音響で聞いています。もちろんBOSEのクワイエットコンフォート2にて。
このクワイエットコンフォートのケーブル、よく断線するんですよねえ。で、これが交換部品になっているのがすばらしいところ。
ここを一体型にしていると某社製品の場合、本体まで修理対象になってしまい「お客さん、そらなら新しい買ったほうが得ですぜ」なんて、店員に言われるなんていう状況を容易に想像することができます。
それも8年ほど前の話。
しかし、ここまでガチャガチャ騒がしく格好良く激しく強靭な音楽を聴かされると、なぜか心が落ち着きます。まあ、今の私の心の中身を表しているのでしょう。
そうそう、この前「スコラ」で、チャーリー・パーカー以上のアルト・サックス奏者はいない、と言っていましたが、テナー・サックスだとやっぱりマイケル・ブレッカーになってしまうんだろうか。たしかに、ビル・エヴァンス(テナー奏者のほう)がランディー・ブレッカーと吹いているサムスカンクファンクなんて、聞くのに大変苦労しますしね。
まあ、タイプは似ているけれど、ボブ・バーグも巧かったなあ。テクニックはかなり肉薄しているし、作る音楽も大好きなんですけれど、ブレッカーのようななにかしらがない気がする。ボブ・バーグは美しすぎるのかもしれない。
で、今日は相変わらず、Return of the Brecker Brothersでストレス解消。こういう音楽の聴き方は許されるのだろうか。広義の音楽療法です。

Jazz

私が敬愛するジャズサクソフォニストであるマイケル・ブレッカーの義理の姉君であった時期もあるイリアーヌ・イリアスのSo far So Closeというアルバムの音源を入手しました。

イリアーヌ・イリアスとは

イリアーヌは昨今では歌手として知られるようになりましたが、かつてはピアニストとしてあのSTEPSに在籍していたこともあるのです。その天才ぶりは幼い頃から発揮されていて、ジョビンをして「私のイパネマがこんな曲だったとは知らなかった」とまで言わしめた天才少女だったのです。
そして、才色兼備を地で行ったような美貌に、若いミュージシャン達が群がったであろうことは容易に想像できてしまうのです。そして結婚した相手はランディー・ブレッカー、つまりマイケルの兄君だったのです。もちろん離婚してしまうわけですが。
今はベースのマーク・ジョンソンと結婚しているらしい。だから、彼女のアルバムのベーシストはマーク・ジョンソンなのか。今さら知った無知蒙昧に恥じ入るところ。
さて、ランディとイリアーヌの間には、アマンダという女の子が生まれました。彼女はいま両親から受け継いだ様々なアドバンテージを活かして歌手になっています。
アマンダについては、こちらも。
“https://museum.projectmnh.com/2009/06/24195833.php":https://museum.projectmnh.com/2009/06/24195833.php

Stepsとの関係について

さて、STEPSといえば、80年台初頭にマイク・マイニエリが結成したバンドで、当初は4ビートなどもやっていたのですが、徐々に電化を進み、マイケル・ブレッカーがEWIと呼ばれるウィンドシンセを使い、マイク・スターンがディストーションをかけたギターソロを披露するようになったのでした。バンド名もSTEPSからSTEPS AHEADと改名しました。
その改名前後に発表されたアルバムのMAGNETIC(1986)は、Live in Tokyoという1986年のライヴ盤重要な音源につながっていきます。
“https://museum.projectmnh.com/2007/08/19175353.php":https://museum.projectmnh.com/2007/08/19175353.php

Sor Far So Close

私の聴いたSo Far So Closeは1988年の作品。雰囲気がMAGNETICとそっくりなのに驚きました。これは、裏Steps Aheadと呼んでも良いのではないかと。
もちろんマイケル・ブレッカーもランディ・ブレッカーも参加しております。
さらにポイントなのは、シンセサイザーのプログラミングにジム・ベアードが参加していると言うこと。ジム・ベアードは、マイケル・ブレッカーのNow you see itというアルバムに参加して、電脳才能のフルに発揮している人物。ランディ・ブレッカーがWDRのビッグバンドと共演している以下のアルバムでは、キーボーディスとしても大活躍しています。私のレコメンドなミュージシャンです。WDRのジャズバンドとのエントリは以下の通り。
“https://museum.projectmnh.com/2007/08/11211441.php":https://museum.projectmnh.com/2007/08/11211441.php
さて、イリアーヌですが、そのアンニュイな感じの歌声で、私の癒しの音楽となっているDreamersというアルバム以降、自分はピアニストだけなのではなく、ヴォーカルとしてもやっていこうと決意したらしいのですが、ピアニストとしても素晴らしいですが、やっぱりヴォーカルが良いですなあ。
でも、ピアノもいいっすよ。コードの当て方とか結構格好良いのですよ。テンションを含んだ私好み。そうそう、ジャコ・パストリアスにささげられたStraight Acrossというナンバーではシンセベースまで弾いています。
この曲、結構アグレッシブ。で、ジャコに捧げられていると言うこともあって、音の雰囲気はWeather Reportそっくり。ということは、Weatherの影響下にあるYellow Jacketsにもそっくり。シンセベースの雰囲気なんてYellow JacketsのJimmy Haslipみたい。

イリアーヌのディスコグラフィ

Wikiによると、こんなにたくさんのディスコグラフィが。ああ、全然聴けておりません。収集活動を始めないと。◎がついているのが把握している音源。ファーストアルバムはお嬢様のAmandaの名前なんですね。Sor Far So Closeもお嬢様に捧げられたアルバム。本当に子煩悩なのですね。
* Amanda(1985)
* Illusions(1986)
* Cross Currents(1987)
* So Far So Close(1988) ◎★
* Eliane Elias Plays Jobim(邦題:風はジョビンのように)(1989)
* A Long Story(1991)
* Fantasia(1992)◎
* Paulistana(1993)
* Solos & Duets(1994)(with Herbie Hancock)
* The Three Americas(1997)
* Impulsive!(1997)
* Sings Jobim(邦題:海風とジョビンの午後)(1998)◎
* Everything I Love(2000)
* Kissed by Nature(2002)
* Giants of Jazz(2004)
* Dreamer(2004) ◎
* Around the City(2006)◎
* Something for You(2007)
* Bossa Nova Stories(邦題:私のボサ・ノヴァ)(2008)
* Eliane Elias Plays Live(邦題:デサフィナード)(2009)

iPadのつぶやき

iPad、素晴らしいですよ。
今日は、UQ Wimaxと一日600円の契約をして、自宅から会社の受信状況をチェックしました。電波は弱いものの8割程度の行程でWimaxが受信できることがわかりました。田舎の丘の上に立つうちの会社でも一応受信可能でした。ところどころでやっぱり受信できないところもありましたが。
それから、やっぱりiPadで文章を書くのはまだちと骨が折れる。このブログ記事の前半部分はiPadで書いてみたのですが、さすがにキーボードのように早く書くことは能わず。ああ、Bluetoothのキーボード買ってみようかな。
ちなみに、Bluetoothって、デンマークの王様の名前なんですよ。
“http://ja.wikipedia.org/wiki/Bluetooth#.E5.90.8D.E7.A7.B0.E3.81.AE.E7.94.B1.E6.9D.A5":http://ja.wikipedia.org/wiki/Bluetooth#.E5.90.8D.E7.A7.B0.E3.81.AE.E7.94.B1.E6.9D.A5

iPad,Jazz

Jazzのライヴ

あまりにあっという間な錦糸町の夜のひとときでした。
先輩方や後輩の演奏は昔と変わらずどころか進化しているようにも思えます。ベースの先輩は巧くなっているし、サックスの先輩もアグレッシブな演奏でした。テナーサックスにおける、ジャズのインプロヴァイズはフラジオなしには考えられませんが、先輩はちゃんとフラジオ音域まで使っておられましたからね。楽器を替えたと思ったのですが、マウスピースを替えたのだそうです。曲はスタンダード中心で、終始安心してきていることが出来ました。
先日取り上げた 「スコラ」 では、ジャズシリーズをやっておりましたが、ブルーノートとテンションが織りなす感覚がとても懐かしかったです。
私も少し吹きたくなりましたが、今の生活にバンド活動をアドオンするのは極めて難しいです。残念ですが。タスクがもう少し減ればいいのですが。EWI練習しよう。毎日毎日。がんばるぞ。

iPadのこと


で、ベースの先輩に、iPadのことでいじられました。今日は持って行くのをあえてやめておいたんですが、持って行けばよかったです。
今考えているiPadの利点は。
# ウェブへのアクセスが極めて早い。ノートPCをハイパーネーションで立ち上げる手間がうざくなりました。
# これは、iPhoneやiPod touchのほうが優れていると思いますが、メモしていても仰々しさがないです。ノートPCだと、文書書いてます、的なオーラが強すぎることもある。まあ、紙にメモればいいのですが、でんしかしておきたいこともありますので。
欠点、というか問題点は、
WM3300RというNEC製のWimax端末と巧くつながらないのです。iPadとWimaxで乗り切ろうと思っていただけに残念。みんな同じ問題に直面しているんだろうなあ。NECのサポートに電話してみるかな、というところ。
シングルタスクは思った以上にストレスフルです。音楽聴きながらネットサーフィンが出来ないという事態。まあ、PCじゃないと割り切るしかないのですが。秋にはOSのアップデートが予定されているとのことで、ここでどこまで善くなるかというところ。
思ったより外枠が広いですね。もう数年経つと、もっと小さくなるんだろうなあ。
アメリカに注文しているケースが届かないので、中途半端なケースを買ってしまい後悔。安物買いの銭失いとはこういうことをいうのだろう。吝嗇は不幸なり。

聞いているのは

今日は、息子のほうのクライバーが振っている「カルメン」をば。DVDで発売されているもので、ドミンゴが悲壮な感じで歌っていていいんですよ。クライバーもドライヴのかかった指揮っぷりで、興奮せずにはおられない。これ、6月の新国の演目を意識しています。いい演奏、パフォーマンスだといいなあ。

EWI,Jazz

MT5.02

ブログをMT5.02にバージョンアップしました。少々不具合を起こしていたのですが、そちらも解消してまあ順当な感じ。でもやっぱり納得いかないところがいくつか残っています。
* ユーザー写真が表示されない。
* ブログステータスがダッシュボードの表示されない。
Movabletypeの研究もしたいところは山々ですが、ほかに重要なプロジェクトがありますし、外面に現れるところではないので目を瞑ろうと思っています。

乗り過ごしを防ぐ仕組み

私は、毎日6時27分の電車で出勤しています。会社の最寄り駅に到着するのが7時20分ぐらい。バスに乗って会社に到着するのが7時45分ぐらいでしょうか。
ですが、先日まで、大変な悩みを抱えていました。通勤電車には座ることができるのですが、本を読んでいるうちに眠ってしまい、乗り過ごしてしまうということが大変多かったのです。最寄り駅の次は、この鉄道の終着駅まで停車しませんので、大変な時間のロス。乗り過ごしたときには大変いやな思いをしておりました。
携帯のバイオレーション機能で目覚めないか、とかいろいろやってみたのですが、なかなかうまくいきません。
ところが、先日最大に効果的な方法を見つけました!
それは、iPodのアラーム機能を利用するということです。眠たくなったら、iPodの音量を最大にした後、音楽やら愛聴しているBBCのPodcastを消して、開き直って眠ってしまう。ちょうど最寄り駅に到着する寸前になると、アラームが作動して、大音量でサム・スカンク・ファンクが鳴り響き、確実に目を覚ます、という仕組み。
この仕組みを思いついてからは、終着駅まで行ってしまう、という事象は無くなりました。これもすばらしいLifehackのひとつかと思われます。

執拗に聞いているブレッカー・ブラザーズ

さて、そういうわけで聴いているのが、たぶん1992年ごろに発売された非正規盤と思われるブレッカー・ブラザーズのライヴ録音です。私も友人から借りたカセットテープから起こしていますのでジャケットの写真を持っていません。たしか黒っぽいイメージだった記憶があります。
AMAZONでそれっぽいのを探し出しました。上記のリンクはちょっと自信がないですが、メンバー的には同じなので、8割がたあっているとは思いますが。Live in New Yorkといっているのですが、ランディのMCにはフランス語が混ざりますので、パリかどこかフランス語圏でのライヴなのではないか、と疑っています。
曲目は、
# Some Skunk Funk
# Common Ground
# Sponge (Spunch)
# Song for Barry
# Spherical
# Inside out (N.Y. Special)
括弧書きの中身が、オリジナルのジャケットに印刷されていますが、これは誤りです。Inside OutもSpongeは、あの「ヘビー・メタル・ビ・バップ」に収録された超名曲なのですが、この非正規版を作った業者のリスニング力と前提知識不足が原因のはず。
メンバーも、すごいっすよ。当時の僕らのアイドル達ばかり。
* Randy Brecker (Tp)
* Michael Brecker (Tn)
* Mike Stern (G)
* George Whitty (Key)
* Jamese Genus (B)
* Dennis Chambers (Dr)
すばらしいのはやっぱり、Some Skunk Funkなのは、この曲をはじめて知った1992年からまったく変わりません。この年は、ブレッカー・ブラザーズ再結成の年でしたので、当時まだ開催していた「マウント・フジ・ジャズフェスティバル」に来た映像が深夜枠で放映されまして、私は雷撃を受けて突っ伏していた感じでした。
この曲、死ぬまでに一度はやってみたかったんですが、大学3年生のときにすばらしいメンバーにめぐり合えて、演奏することができました。私の専門はアルトサックスなんですが、テナーを先輩から借りて、デュコフのマウスピースをつけて、Some Skunk Funkを演奏しましたですよ。いい思い出。
で、非常に辛らつなバッパーのM先輩からは「まあ、この曲をやった、ということ自体が重要なんだよね(できの悪さはともかくとしてね)」というお言葉を頂戴した次第。あはは。まあ、いいんです。僕らは楽しかったんですから。

EWI

っつうことで、またEWI吹きたくなってきた。今日はT-Squareの曲をコラボ。ちょっと吹いただけでアンブシェア(口の周りの筋肉というか形の意地力というか)がボロボロで、ちょっと悲しかった。EWIでこの調子だとすると、アルサクはもっとだめなんだろうなあ。
でも吹いていて楽しかった。アンブシェアもフィンガリングも耳もかなり悪くなっているけれど、長い目でみて少しずつやっていきます。

Jazz

いやあ、月曜日はつらいですねえ。がんばりますが。
さて、なんだか紐が切れた凧のようにふらりふらりと漂っている状態。破壊的な欲求がこみ上げてきてどうしようもない。こういうときはランディとマイケルのブレッカー兄弟の音楽を聞いて代謝しましょう。
私の音楽の聴き方はよこしまな道に違いない。
さて、このアルバム、ランディ・ブレッカー名義のアルバムですが、マイケルもゲスト的に参加しているアルバム。CD版もいいですが、DVD版だともっと楽しめる。ビックバンドをバックにして、ランディとマイケルが大暴れします。ウィル・リーのベースも凄いですし、ジム・ベアードのキーボードもいかしている。
サムスカ(サム・スカンク・ファンク)は、私の知っている音源の中でもかなり行けてるほう、だと思っています。Youtubeには、失敗しているセッションもあったりするので、ああ、あの二人も万能じゃないんだなあ、と妙に納得してしまうこともありますので。
3年前にも記事書いていますね。あのころの僕と今の僕は決定的に変わりましたが、これからどう変わっていくのかも楽しみですね。不惑とかそういうの、嫌いなんで。
“https://museum.projectmnh.com/2007/08/11211441.php":https://museum.projectmnh.com/2007/08/11211441.php
えーっと、CSS少しいじりまして、文字の大きさを小さくしてみました。この方が読みやすいという意見もあり、ちょっといろいろいじっています。あと、デザインでいくつかやりたいことがあるので、それも楽しみ。CSSのデザインの本を安く入手したのでインスパイアされました。
やることが たくさんあるうち それが華(はな)

EWI

まずは、昨夜の月から。

国立天文台によると、3月30日が満月とのこと。この写真は3月29日夜に撮ってますので、まあまあ満月かな。
“http://www.nao.ac.jp/hoshizora/index.html":http://www.nao.ac.jp/hoshizora/index.html
題名のEWIとは、すなわちElectric Wind Instrumentsのこと。少し古い言い方で言うとウィンドシンセです。
“http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/AKAI_EWI%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA":http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/AKAI_EWI%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
私の知っている限り、EWIをちゃんと録音しているサクソフォニストは以下の方々では?
* マイケル・ブレッカー(言わずもがな)
* ボブ・ミュンツァー(YellowjacketsでEWIを吹いている)
* 伊東たけし(言わずもがな。T-SQUARE)
* 本田雅人(T-SQUARE所属歴あり)
* 宮崎隆睦(T-SQUARE所属歴あり)
* ジェフ・カシワ?(Rippingtonsで少々吹いている)
* ブランダン・フィールズ(Rippingtonsで少し使っている+自作名義アルバムで少々録音している記憶あり)
高校時代はT-SQUAREばかり聴いておりましたので、おのずと伊東たけしにあこがれちゃいまして、まあアルトサックスを吹き始めてしまったというところなのですが、当然EWIも欲しかったんですね。
当時、「ジャズライフ」のイシバシ楽器の宣伝で「あのマイケル・ブレッカーや伊東たけしが愛用する EWI」という宣伝文句に反応して、「マイケル・ブレッカーって誰かしら?」みたいな感じで、CDレンタル屋から借りてきたマイケルのアルバムがNow you see itでした。ありゃ、T-SQUARE聴いてた者にとっては完全に異次元で、すげーみたいな。エッシャーのだまし絵もアルバムの内容にばっちり似合っている。このアルバム、ジョン・ヘリントンとか、ジム・ベアードとか、その筋の人達に人気の方が参加しているかなり良いアルバムです。

Now You See It...Now You Don't
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で、その当時ブレッカー・ブラザーズバンドが再結成されて(と書くと歳がばれますが)、Song for BarryのEWIプレーの虜になり、Steps Aheadの1986年の東京ライブの映像を見て、マイケルに発狂した次第。

Return of the Brecker Brothers
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というわけで、マイケル・ブレッカーに出会ったきっかけはこのEWIという楽器なのでした。
マイケルのアルバムの中で、EWIが効果的に使われているのは以下の2枚。
1つめがDon’t this try at homeというアルバム。1曲目のItsbynne Reelなんて、EWIの使われ方の極地です。以前にも以下のような記事を書いています。
“https://museum.projectmnh.com/2010/02/06054745.php":https://museum.projectmnh.com/2010/02/06054745.php

Don't Try This at Home
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それから、忘れちゃならんのが、極度に電子化が進んだSteps Aheadの東京ライブの模様。この時代のマイケルがもっともフュージョン度が高かったと思います。Beirutとか最高。インプロヴァイズのところ、後半でマイナー系一発モードからオーソドックスなコード進行に変わるあたりが実に気持ちいい。あそこの解放感といったら!!! 実はマイク・マイニエリの裏でマイケル・ブレッカーがEWIでバッキングしてるんですよ。あれ、格好良い! それからSumoという曲も、EWIの可能性を大きく表現できている曲じゃないかな。

Live in Tokyo 1986
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でも、当時のEWIの最新機種はEWI3000で10万円ぐらいしました。私にしてみれば、EWIより先にアルトサックスを買わなければならなかったので、まずは浪人時代はアルトサックスの購入で我慢しました。代わりに買っていたのは今ではぜんぜん売っていないデジタルホーンですね。
“http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3":http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3
この楽器は残念ながらおもちゃの域を出ないものでしたが、ずいぶんと練習させてもらいました。これでアート・ペッパーのAnthoropologyをコピーしたなあ。最後は壊れちゃいましたけれど。
それで、大学1年のころ、御茶ノ水をふらついていたら、たまたまイシバシ楽器にコントローラのEWI2000と音源モジュールEWV2000の中古が4万円ぐらいで売っていました。即買いしましたですよ。夢のEWI!!
で、ライヴで使った機会はほとんどなかったです。2,3回ぐらいかな。Spongeとかやった。淡い思い出。あとは、家でブレッカーのソロをコピーしたり、チック・コリアのスペインやらゴット・ア・マッチをコピーしたときぐらい。
大好きなんですよねえ、EWI。でももう20年以上前の楽器なので、タッチセンサーもいかれてきたし、なんせ大掛かりなので億劫になってしまっていたんです。
で、ちょっと最近、せっかく10年も続けたアルトサックスをあきらめるのがもったいないと思ったのです。ワーグナーのライトモティーフ採譜したりするのにも使えるかなあと。ヤフオクで落としてみました。ちょっと傷がありましたが、結構いい感じです。
写真はこんな感じ。上がEWI1000、下がEWI4000sです。EWI4000sの場合だと、音源モジュールもコントローラに内蔵されているので、これ一本で吹けてしまう。しかもリヴァーヴとかディレイまで入っているという優れもの。凄すぎ。時代って。


昔のEWIは、以下のような音源モジュールをつないでいたんです。アナログ音源だったのでちまたでは大人気だったとか。

早速、懐かしいSQUAREサウンドをコピーしてみる。ああ、昔はテーマはほとんど吹けたし、覚えていたんだけれど、結構忘れている。インプロヴァイズもあんまりできないかんじ。あとは、シュトラウスの「月光の音楽」とか吹いてみたかったんですよねえ。
まあ気長に練習して、楽しもう、というところです。
だれかバンドに誘ってください(うそ。ちょっと忙しくて無理です。。)。でもセッションぐらい行ってみたいなあ、なんていう欲求。地元にそういうところないかしら。。。

Jazz

たまにはジャズの話を。
何度か触れましたが、私はサクソフォニストでした。これも何度か書いたことがありますが、耳が肥えてきましたので、自分の演奏にまったく良いところを見出せなくなっていて、封印しているところ。まあ、時間や体力があれば、なんのこれしき! と練習しまくるんでしょうけれど、学生ころのようの練習時間は持っていませんので。悲しいものです。
とはいえ、今でもジャズは良く聴いているのかもしれません。「リング」に疲れたときには、例のシャカタクを聞いたり、マイケル・ブレッカーを聴いたり。私のジャズ嗜好は異端ですので、ほかの方から見たら、なんじゃい、という話になりましょうけれど。
本日は来年度の人事発表の話ということで、来年度はこれまで以上にずいぶん大変な年になりそうで、朝から少々気分が悪かったのですが、ブレッカーブラザーズの「サムスカンクファンク」と、チック・コリアの「ハンプティ・ダンプティ」に癒されました。いずれの曲も学生時代にお世話になりながらバンドで演奏しました。
特に「ハンプティ・ダンプティ」は思い出深い。後輩のベーシストのバンドでテナーを吹くはずだった方が、ライヴの日にちを間違っておられて、来られなくなってしまったのです。途方にくれる後輩。それで、私にお鉢が回ってきました。急遽、後輩のテナーを借りて、「ハンプティ・ダンプティ」と「インプレッションズ」を吹きましたねえ。1997年冬のことだと思います。
「ハンプティ・ダンプティ」とは、「不思議の国のアリス」に登場するキャラクターですが、ピアニストのチック・コリアが、「マッド・ハッター」というすばらしいアルバムの中で、実に複雑な転調を含みながらも、ドライヴ感のあるスタイリッシュな曲に仕上げています。「ハンプティ・ダンプティ」は、コード進行の難しさもさることながら、テーマフレーズも少々難しいのです。ちょうど楽譜はなくて、(あっても初見でふけませんし)、出番寸前までCD聞いてコピーして、なんとか本番に間に合わせました。
この演奏、ピアノがチック・コリア、ベースがエディ・ゴメス、ドラムがスティーヴ・ガッド、テナーがジョー・ファレルという、私にとって理想ともいえるカルテットです。ジョー・ファレルのインプロヴァイズは、複雑なコード進行をメロディアスに処理する実にすばらしいもので、これ、ほとんど一緒に歌えるぐらいまで聞き込みました。
さて、今日気づいたのは、ベースのエディ・ゴメスのピッチのこと。ベースはフレットレスですので、ピッチの正確さが要求されます。同輩のベーシストは、修正ペンでネックにしるしをつけてましたからね。ゴメスのピッチ、必ずしもいいとは思えないのですが、なぜだか違和感を感じない。この感覚、ディートリヒ=フィッシャー・ディースカウ氏の歌を聴くときの感覚に似ているんですね。ピッチの微妙なずれすら計算されているのではないか、という感覚です。
そういえば、マイケル・ブレッカーとランディ・ブレッカー兄弟は「トランペットとテナーのピッチは必ずしも正確に一致させる必要はない」とインタビューに答えていたのを思い出しました。ピッチのずれすらも美的価値に高めることができている、ということでしょうか。
とある録音の「ヴァルキューレ」と「ジークフリート」を聞いたのですが、とある方のピッチが狂っていて(そんなに激しくはないのですが)、違和感を覚えた後だけに、そうじゃない場合もあることを再認識した次第。ピッチがずれるとはどういうことなのか、そうそう簡単に結論が出るものではないのだなあ、と考えています。