チック・コリア/Rendezvous In New York (2003)
急に涼しくなりました。明け方の雨で、近所の道路は軽い冠水。
昨夜、ディーン・ブラウンの映像を見たら、なんだかジャズが恋しくなってきました。それで、チック・コリアのRendezvous In New York (2003) の、カルテットNo.2を聴いて、晩年のマイケル・ブレッカーの鬼気迫る演奏にまたまた圧倒されてしまいました。
録音の関係もあるかもしれませんが、フラジオ音域の音の割れ方が極めて良好。少しにごり気味で、ざらざらとした質感を感じるのですが、その音で、ハイトーンを出し切るあたりは尋常ではありません。なんだか、1980年代後半のマイケルの緻密さとか曇りない美しさとは違う、なにか世の芥をも包含する大きさが感じられる演奏だと思いました。いい意味ですれた演奏ということでしょうか。
私もフラジオがもっと使えればよかった。っつうか、またはじめよう、サクソフォーン。時間はあまり取れないけれど、EWIやらでこつこつ練習します。
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