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今日は金曜日。会社はやっと今日でおしまい。

 Rosen

新国立劇場から、クラブ・ジ・アトレが届いたのですが、表紙の写真は、あの感動的な「ばらの騎士」第一幕からではないですか! ニールントさん、ツィトコーワさん、格好良すぎる。感動です。中には12月のバレエ「くるみ割り人形」の先行予約の申込用紙が入っていました。「くるみ割り人形」、チャイコフスキーの三大バレエのなかで曲的に一番好きなので、聴きに行ってみようかなあ、などと。オペラに比べてもリーズナブルですしね。

今日もあまり音楽は聴けずじまい。どうも疲れているようです。明日、また山に行って調子をもどそうかな、と思っています。というのも、6月30日に登山をしたのですが、7月2日からの一週間、本当に体調が良かったのです。明日登ることが出来れば、良い気分転換になるのではないか、と予想しています。やはり自然の力は偉大だなあ。

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ほんとうにごめんなさい。今日も短めです。最近調子が悪くて書く時間がありませんね……。

今日もナクソス島のアリアドネでした。本当はベーム盤を聴く予定だったのですが、聴けずじまい。明日こそはベーム盤を聴こうと思います。

後一日で会社も終わりですね。今週末はゆっくり過そうと思います。やることはたくさんあるのですが。

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今日も短めになってしまいます。ごめんなさい。

いつものように6時半に起床して会社へ。担当しているプロジェクトが思うように進まなくて難儀しています。なかなか上手くいかないのが世の常ですので、あまり気にしていません。

それから、今日、ある人が「ものをなくしたら、厄が落ちたと思っている」という風に言っていました。僕の後輩のブログにも先日同じようなことが書かれていました。そういえば、僕もものをなくしたら(ボールペンとか)、悪い運気がなくなった、といって自分を落ち着かせたことがあったなあ、と思い出しました。ものをなくしたり落としたりする、というマイナスな事象を、厄が落ちた、というプラスな事象として認識するという方法の威力にあらためて目から鱗が落ちた気分です。ポジティブシンカーにまた一歩近づけたような気がします。

Strauss: Ariadne auf Naxos Strauss: Ariadne auf Naxos
Richard Strauss、 他 (2001/09/18)
Deutsche Grammophon

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今日も「ナクソス島のアリアドネ」を聴きました。マーラーよりも曲想は明るく、時に荘重でもあり、時に愁いを帯びるわけですが、終幕部でアリアドネとバッカスが結ばれる訳で、祝祭的な雰囲気の内に幕を閉じるわけですので、調子のあまり良くないときでも聴くと救われる気分になりますね。そう言う意味で言うと、シュトラウスのオペラで悲劇的に終るものは多くはないなあ、と言うことに気づきました。落としていたら指摘して頂きたいのですが、悲劇的結末を迎えるオペラは、有名なところでは、サロメ、エレクトラぐらいでしょうか?

これだけですと寂しいですので写真を載せようと思います。昨日と同じく、昨年訪れたドレスデンの写真です。アウグスト強王の黄金の像です。

Augsut

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少々帰りが遅くなりました。短めで失礼します。

なにかしら分からない不安を感じた一日でした。この連休は愉しかったですが、思ったよりも疲れていたのかもしれません。そうした不安が昂じるのは疲れている証拠なのです。仕事もちょっとした問題が発生し対処中。なんとか上手く生かせようとしていますが、難しい判断を短時間でしなければならない状況ですね。

それで、すこし疲れたので、シノポリ氏のマーラー10番を聴いたのですが、却って逆効果。それで、思い立って同じくシノポリ氏の「ナクソス島のアリアドネ」を聴いたら、少し立ち直りましたね。やはりシュトラウスに飢えているのかもしれません。明日は「アリアドネ」を聞き込んでみようかな、と思っています。

これで終るのは寂しいので、昨年のドレスデン旅行のなかから写真をピックアップ。ゼンパーオーパー前の広場の騎馬像のシルエットです。 Knight

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ajisai 雨が酷く降っていますね。台風が近づいています。梅雨前線も活発ですね。

午前中は近所の眼科で眼鏡の処方箋をつくりました。先だっての会社の健康診断で、右眼の視力だけが落ちていて、左目とアンバランスになっていることが分かりました。どうりで右眼がいつもゴロゴロするわけです。それで、眼科で視力をはかったりしたわけなのですが、なかなかしっくり来る組み合わせがない。右眼を強くすれば、却って目が疲れてしまったり、乱視矯正が難しかったり。あれやこれやで二時間半ぐらいかかってしまいましたが、最後はようやくとしっくり来る形になったと思います。これでもうお昼になってしまいました。本当ならもっと早く終るはずだったのですが。それでいつものカフェで一休みして帰宅。台風情報を確認すると、もう明日夜に登るのはほとんど無理だなあ、と言うことが判明。友人に連絡して、富士登山はキャンセルと言うことに決めました。ですが、友人は広島からわざわざこちらに出向いていると言うこともあって、逢わずに変えるのもどうかな、ということで、明日自宅にお招きすることにしました。というわけで、来客の準備をしているところです。久々の来客なので、部屋を片づけないと……。

マーラー:交響曲「大地の歌」
バルツァ(アグネス) ケーニッヒ(クラウス) マーラー テンシュテット(クラウス)
EMIミュージック・ジャパン (1998/03/11)
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というわけで、片づけながら、テンシュテットの振る大地の歌を聴きました。大地の歌、こればかりは本当に10年以上ぶりに聴いた気がします。僕が初めて聴いた大地の歌の指揮者は誰だったでしょうか?20年前にNHK-FMでエアチェックをしたものなのですが、本当に忘れてしまいました。大地の歌は、やはりワルター盤が有名なようですが、テンシュテットの大地の歌も良いものですね。どうしていままでちゃんと聴かなかったのでしょうか。その分別の音楽を聴いていたと言うことなのでしょうが、計画性をもって聴くことも大事ですよね。

それで、かつて取り上げた「名曲300を聴く」にひるがえってみたのですが……、ああ、まだ80曲も聴いていないのでした。300曲到達に向けて入手したりしたものの、聴けていないものが多いです。オペラの予習やマーラー漬が原因なのですが。また聴き始めよう。そしてもっと頑張ろうっと。

300Music 

Composer 割合
J・S・バッハ 13 11 85%
R・シュトラウス 9 9 100%
アイヴズ 1 0 0%
イベール 1 1 100%
ヴィヴァルディ 1 1 100%
ウェーバー 1 0 0%
ヴェルディ 7 5 71%
エルガー 2 0 0%
オルフ 1 1 100%
ガーシュウィン 2 1 50%
グリーグ 2 2 100%
グレツキ 1 0 0%
コープランド 1 1 100%
コダーイ 1 0 0%
サティ 1 1 100%
サン=サーンス 4 2 50%
シェーンベルク 2 2 100%
シベリウス 5 4 80%
シューベルト 12 8 67%
シューマン 11 10 91%
ショーソン 1 1 100%
ショスタコーヴィチ 6 5 83%
ショパン 9 4 44%
スカルラッティ 1 0 0%
スクリャービン 2 1 50%
ストラヴィンスキー 4 3 75%
スメタナ 1 1 100%
チャイコフスキー 7 7 100%
チレア 1 0 0%
ディーリアス 1 0 0%
ドヴォルザーク 5 5 100%
ドニゼッティ 2 0 0%
ドビュッシー 7 4 57%
ニールセン 2 2 100%
バーンスタイン 1 0 0%
ハイドン 7 1 14%
パガニーニ 1 0 0%
ハチャトゥリアン 1 0 0%
バルトーク 3 3 100%
ビゼー 2 2 100%
ヒンデミット 1 1 100%
ファリャ 1 1 100%
フォーレ 3 3 100%
プッチーニ 5 5 100%
ブラームス 13 13 100%
フランク 2 2 100%
ブリテン 1 1 100%
ブルックナー 4 4 100%
プロコフィエフ 5 2 40%
ベートーヴェン 27 26 96%
ベルク 1 1 100%
ペルゴレージ 1 1 100%
ベルリオーズ 2 1 50%
ヘンデル 3 2 67%
ホルスト 1 1 100%
ボロディン 1 0 0%
マーラー 8 7 88%
マスカーニ 1 1 100%
ムソルグスキー 3 2 67%
メシアン 1 1 100%
メンデルスゾーン 6 6 100%
モーツァルト 34 20 59%
モンテヴェルディ 1 0 0%
ヤナーチェク 3 2 67%
ヨハン・シュトラウス? 2 1 50%
ラヴェル 8 6 75%
ラフマニノフ 3 3 100%
リスト 4 1 25%
リムスキー=コルサコフ 1 1 100%
レオンカヴァッロ 1 1 100%
レスピーギ 1 1 100%
レハール 1 1 100%
ロッシーニ 2 1 50%
ロドリーゴ 1 1 100%
ワーグナー 6 2 33%
総計 300 220 73%

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今日も日記になってしまいそうです。

本当は、シノポリ氏のマーラーの9番を聴いて感想を書くはずでしたが、少々帰宅後時間がなくなってしまったと言うこともあって、今日も当世風日記です。申し訳ありません。
昨夜は早くに寝たつもりだったのですが、疲れがとれていなくて、朝起きても鈍く光る疲労感に苛まれている感覚。会社で珈琲を伸びながら仕事。そうかくとバルザックのようですが、そんなたいしたものではありません。帰宅途中で登山用品屋に寄って雨具を購入。富士山対策です。そのお店は、お客にあまりものを勧めたりせず、一番安くてリーズナブルなものを勧めてくれるようです。良いですね、こういうスタンスのお店。帰宅してからも少々庶務作業を行っていまして(やむを得ないのです)、時間切れです。
シノポリ氏のマーラー、重厚ですが、無用に重々しいと言うこともなく、流れもきちんとある感じです。一回聴いた感じではあまりテンポは動かしていないなあ、と思いました。

明日こそはシノポリ氏のマーラー9番かな。

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Mahler;Symphonies 9 + 10 Mahler;Symphonies 9 + 10
Philharmonia Orchestra (1998/11/20)
Deutsche Grammophon

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今日はお休みでした。8時に起きて、9時にいつもの近所のカフェへ。PCを持ち込んだのですが、思ったより電池が持たなかったので、最後の30分ほどは「春の戴冠」を読みました。昼食はそうめんです。美味いですね。昼寝をしてから、少々部屋の片づけ。それから、CDをITUNEに取り込んだり、不用なものを処分したりとちょっとした大掃除を。
今日は、集中的に音楽を聴けませんでしたが、マーラーの9番の聞き比べをしていました。これについてはまた書きたいと思います。今日、死蔵していたシノポリの全集を取り出して聴いてみたのですが、かなり良い感じです。シノポリと言えば、シュトラウスとかプッチーニのイメージがあったのですが、よく考えたら、いまから20年ほど前に来日して復活を演奏していたのを思い出しました。僕の復活体験の一つがこのシノポリさんの指揮でしたね。惜しいことに若くしてなくなってしまいましたが。長生きするのもやはり大事だな、と思わされます。
今日はゆっくり休めましたので、明日へ向けて英気を養うことが出来ました。明日も頑張ります。

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fighting
さて、水曜日の森麻季さんのリサイタルで起こったこと、ですが、こんな感じです。
アンコールに入って、一曲歌い終わられた森麻季さんに皆さんが拍手しているとき、一階平土間の席で、少し太り気味の中年の男が、係員を呼んで少し前の席を指さしている。なんだか起こっている風情。指さす先では、なんと小柄な中年の男がデジカメで写真を撮っている。あれほど写真や録音はお断りします、とアナウンスがあったのに(というか、日本のホールでは常識でしょうか……?)。それで、女性の係員が、デジカメ男を制止して、いったんはそこで騒ぎは終ったかに見えました。

ところが、最後のアンコールの曲を歌い終わったときのことでした。森さんが舞台で挨拶をしていて、前の方には熱狂的な観客が詰めかけて手を振っている。そんなとき、怒声が聞こえたような気がしました。それで平土間を見ると、やっぱりまたあのデジカメ男が写真を撮っている。それを今度は別の中年の男が制止しようとしている。女性係員も駆けつけている。しかし、何を言われようとも、デジカメ男は写真を撮り続けている。とうとう、制止している男が、デジカメ男の後ろから殴るか叩くかしたのが見える。デジカメ男、ようやくカメラをしまう。と思ったら、デジカメ男が、通路に出て、制止する男につかみかかる。逆ギレしたんですね。女性係員が二人を制止するんだが、二人は喧嘩を始めてしまう。まだ、拍手していて、森さんが舞台で挨拶をしているというのに……。二人とも感情的になっているようで、お互いに、追いかけたり、道をふさいだりして、つかみ合っている様子。係員は、なすすべもなく姿を消している。そのうちに二人はドアから外に出て行きました。あの後どうなったのでしょう。つかみ合いの喧嘩でもしているのでしょうか。

それにしても、いい年をした男が喧嘩する場面なんて見たくないですよ、まったく。もう50歳ぐらいになっているというのに。こちらは気持ちよく森さんの歌に感動しているというのに、興ざめだなあ、とおもいつつ。

そもそも、禁止された写真撮影をしているデジカメ男が悪い。でも、制止した男が高潔な精神の持ち主というわけでもなさそう。思ったのですが、制止した男もやっぱり写真を撮りたかったんじゃないでしょうか。でも、禁止されているからそれはできない。そんななかで禁止事項を平気でやぶるデジカメ男が写真を撮り始めた。自分達は我慢しているのに、デジカメ男が抜け駆けをしたんですね。それで、写真を撮るのを我慢している男の怒りが頂点に達した。なんでお前だけ撮るんだよ、みたいな。それでああいう行為に出たんでしょうね。

でも、よく考えると、デジカメ男は、制止男に何の迷惑もかけてない。デジカメ撮っているからって、制止男に影響あるんでしょうか? ないでしょうね。だから放っておいて、係員を呼ぶだけで良いんですよ。後ろからつかみかかって、殴るだか、叩くだなんていう「暴力」行為にでることは全くない。でも、そう言う行為に出ちゃったもんだから、会場内の一部の雰囲気が悪くなったのは確か。そう言う意味では、会場のコンディションを崩した制止男が悪い。TPOをわきまえたマナーがない。まあ、後からだと何でも言えるんですが。

それから、思ったのは、きっとみんな苛々しているんだろうなあ、ということ。このご時世だから、誰もが叩かれる心配を抱えている。社会保険庁もそうだし、銀行も、生保も、損保も、学校の教師も、警察官も、だれもがお互いにたたき合っている。マスコミぐらいじゃないですか、叩かれないのは(まあ、関西テレビのように叩かれる場合もあるけれど)。叩くのはマスコミですからね、自分を叩くことはそうそうはない。叩きすぎて、犠牲者もでているぐらいですから。松岡農林水産大臣など、そういう文脈で捉えると気の毒だなあ、と言う感じもします。そういう世知辛い世の中だから、みんながみんな鬱憤も溜めているんでしょうね。

もっとも、カーテンコールぐらい写真にとっても良いんじゃないかな、と思うのですがだめですかね? 肖像権とかあるんでしょうけれど。僕なんて、もっとひどいことをしている男をドレスデンで見ましたよ。僕らの席の前に座っている英語を話す白人が、カルメン役のソプラノをビデオでずっと写してましたからね。それで幕が下りると、ブラヴァー、ブラヴィーと大声でがなり立てる。でも、品が悪い男ではありませんでした。薄くひげを蓄えたアイルランド人っぽい男で、頭も良さそう。たぶん、カルメン役の歌手の身内なんじゃないかなあ、と思いました。オペラでビデオをとっている男を見て唖然としましたが、誰も止めたりしていませんでした。ドイツ人は、他人に厳しい面があるじゃないですか。だからこういう場面では注意する人とが出てきそうなものだったのですが。まあ、ザクセンの人々はとても優しい気風の持ち主ですので、大目に見たということなのかも知れませんし、あるいはそもそもビデオを撮っても良かったかも知れませんし、観客がたまたま僕らのような観光客で占められていたのかも知れませんし。

というわけで、気持ちよく音楽を聴いていたのに、最後の事件ですこし気分を悪くしたのは確か。困ったものです。もっと品位をもって行動して欲しいですね、デジカメ男も制止男も。それから、怒ったら負けですな。何をされても笑って受け流すぐらいの鈍感力がないと。ちなみに、最近の鈍感力の名人は小泉前首相なのだそうですが。小泉さんは安部首相に「鈍感力をもて」と助言したとかしないとか。


最近CDの感想を書いていない気がしていますが、実は聴いているのですよ。何を聴いているのかと言えば、ブーレズ指揮のマーラー9番。今これにはまりきっています。何度聞いても、この都会的冷徹なマーラーにひかれていくのが分かるのです。早速図書館から、ブーレーズの5番を借りてきました。これについてもまた感想を書けるかな、と思っています。

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神奈川県伊勢原市と秦野市の境にある大山(おおやま)に登ってきました。 朝8時過ぎに、小田急線秦野駅に集合(といっても二人だけですが)。一緒に登ったのは中学校以来の友人なのですが、フルマラソンを走る強者で、毎年7月開催の富士登山マラソンにも出場しているというアウトドアな男。私はといえば、高校以来、運動、ましてや登山などする機会などなく、やったことと言えば、休日の3時間、地下の音楽スタジオでバンドの練習をしているようなインドアな男。というわけで、一緒に登ってもらったという方が正しい言い方だと思います。

Ohyama バスが登山口の蓑毛バス停に着いたのは9時前ぐらい。そこから一気に登り始めた、といいたいところですが、登り初めて5分でもう息絶え絶えな状態に。高校の頃の登山のイメージがあって、それに準じて登ろうとしたようなのですが、今の僕にはあまりにハイペースだったようです。みるみるうちにペースダウン。しかも、登山道は石がごろごろした急峻なもの。友人に言わせても、なかなか急な道だったようで、登山が久方振りの僕にとって厳しいものであったことは言うまでもありません。10分ぐらいはゼイゼイ言いながら登って、デッドポイントを過ぎたあたりから、すこし落ち着いたのですが、苦しいことは言うまでもありませんでした。本当は、いろいろ写真を撮ろうと思ってデジカメを持って行ったのですが、そんな余裕はもとよりなく、かえってデジカメの重さが苦痛に感じられるぐらい。ああ、持って行かなければ良かったと思いました(でも持って行って良かった。もっと撮れば良かったです……)。

Ohyama Ohyama Ohyama 3,40分間隔で休みながら、標高差900メートルぐらいを登って、11時過ぎにようやく山頂へ。途中で平坦な道も少しありましたが、基本的にはかなり厳しい上り坂が続いていて、山頂に立って一安心。ですが、天候のほうは微妙な具合でして、山頂では雨がふていましたし、ガスが流れているのが見える感じ。山頂には大山阿夫利神社の上社があって、参拝。記念写真を撮って、食事。登り切ったあとの食事というのも良いものですね。

食事をして少し軽くなった荷物に喜びながら、今度は下り坂。ここでも、高校時代の記憶に準じて一気に下ろうとするのですが、ものの数分も経たないうちに膝に痛みを覚える……。マジですか……。こんなにも衰えているとは知らなかった。そこからは、ペースダウンをして、段差の少ない道を選んで選んでそろりそろりと降りていきます。もちろん登りよりも気持ち的にも体力的にもとても楽でしたが、頭を使いながら降りないとなあ、という感じ。

実は、昨日(金曜日)の帰り道に、ストックを買ったのですよ。お店の人に相談して2本買ったのですが、これ、買っていって大正解でした。登り道も足だけではなく手を使って登ることができましたし、下りでも、足にかかる負担を手に分散することができましたので、膝への負担は軽くなっていたはず。それに、ストックがなかったら2,3回は転倒していたと思います。雨に濡れた登山道は気をつけてはいても滑りやすいです。ストックに支えられて何とか助かりました。ストックを持っていなかった友人もさすがに一回転びましたからね。

Ohyama Ohyama Ohyama そんなこんなで、標高700メートルぐらいの大山阿夫利神社の下社に到着。立派な社殿です。本来ならここからも歩いて降りるところだったのですが、膝への負担も考えて、ケーブルカーで下山。助かりました。

ちなみにルートはこんな感じです。

http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=659057573cdcd8454dc11f438b282657

小田急伊勢原駅までバスで30分ぐらい(意外と遠いですね)。友人の提案で、隣駅の鶴巻温泉まで小田急で移動。駅からそう遠くない「弘法の里湯」という秦野市営の温泉施設へ行きました。ここがまた良いんですよ。市営というので古いのかな、と思ったら、とても新しい施設で、気持ちよく温泉につかることができました。温泉に少々つかりすぎてのぼせてしまい、フラフラしたあと、2階の休憩所で一休み。友人はマッサージ機で体を休めていました。僕はというと、ところてんを食べてお昼寝。夕方までゆっくり休んで、施設内の蕎麦屋で夕食を食べて解散。

家に帰ると、思った以上に疲れているのに驚きました。体痛いです。というわけでそのまま眠りへ直行。朝まで12時間近く眠り続けたというわけです。

実は、次回の登山も決まっていまして、7月14日からの連休に富士山に行くことになっております。今回一緒に登ってくれた友人と、広島の船会社(?)に勤めるこれまた高校の友人と三人で。今回は標高差900メートルでしたが、次回は標高差1500メートル弱を登ることになります。果たして大丈夫なのでしょうか? 気を遣ってくれて無理のないスケジュールにはなっていますが。また明日からも昼休みは森を歩いて鍛え続けることにします。あるいは、会社の階段を上るトレーニングをした方が良いのでしょうか?? 不安がつのる今日この頃でありました。

というわけで、この日は音楽を聴けずじまい。昼寝しながら「影のない女」の皇帝の独唱や、「誰も寝てはならぬ」や、「月光の音楽」を聴きはしたのですけれど。

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ジャーマンフェスト2007に行ってきましたよ。
http://www.nihon-oktoberfest.com/hibiya/index.html
昨日は雨でしたので、どうなることかと思いましたが、今日は思いの外良い天気。ビールを飲んで灼けてきました。
GERMAN FEST
Hefe、あるいはWeiss Bierとよばれる濁ったビールです。独特の甘みとコクが特徴です。私がドイツに行く楽しみはこのビールを飲むことです。日本の大手メーカーはこういったタイプのビールをなぜ出さないのでしょうか? 是非出して欲しいものです。そしたら毎日でも飲みたいです。
GERMAN FEST
ザウアー・クラウトに、ソーセージ、豚肉、クヌーデルのようなもの、などなど。メチャメチャ美味かったです。
GERMAN FEST
昼下がり。大盛況でした。