Jazz

昨日に続き、今日も交通機関のトラブルで、長い間電車に乗っていました。おかげで仕事場に遅刻しました。。

ですが、その分、音楽も聞けたりして。

前々から、エスペランサ・スポルディング、のことを耳にしていましたが、聞く機会を持てずにいました。

今朝、Apple MusicのFor Youを見てみると、「初めてのエスペランサ」というプレイリストがサジェスチョンされていましたので、聞いてみたのですが、あー、この方はすごいですね。

JUNJO
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ESPERANZA SPALDING
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ウィキペディアを読んだ後ということもあり、バイアスがかかっているきらいもありますが、いや、本当に新しくスリリングなジャズだと思いました。

数ヶ月前まで、新しい音楽って、あるんだろうか、みたいなことを思っていた時期もあったのですが、まだまだ面白い音楽はあるんだなあ、と思います。

それにしても、やっぱり、このジャケット写真はかっこいいですねえ。他にも何枚かアルバムが出ているようですので、しばらく楽しめそうです。

Apple Musicは、こういう偶然の出会いのようなものがあるので、いいです。

明日は明日でまた一区切りです。引き続き頑張らないと。

では、おやすみなさい。

Apple Music

先月に引き続き、モバイルデータ通信量とApple Musicのデータ量を。

すべての写真-3275

先月のモバイルデータ通信は4.6GBでしたが、今月は3.5GBとかなり減りました。これは、月中に夏休みがあったからと思います。仕事場へ向かう電車の中でのネット接続が少ないということです。

すべての写真-3273

一方、Apple Musicの方は、先月の1.6GB に対して、1.2GB。こちらも、夏休みの影響で400MBほど減少しています。

1日80MB消費、というのが先月の測定でした。今月の夏休みは5営業日ですので、ぴったり営業日分だけ消費という全く絵に描いたような結果となりました。まあ、夏休み中もすこしはApple Musicを使っていたので、ここまで如実な結果になるとは予想できませんでした。

しかし、このデータ量を意識しながら使うという束縛感は半端がないです。まあ、お金を出せば、なんとでもなるわけですけれど。仕方ないですね。。

今日はこちら。たまにはこういうものも。1995年のジョージ・デュークのアルバム。

イリュージョンズ

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ジョージ・デューク
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90年代中盤の雰囲気が濃厚。シンセサイザーもずいぶん進歩して、80年代よりも音圧が高いイメージです。ジョージ・デュークって、本当にエキセントリックです。結構、変なことをカッコよくやってますね。

今日は、通勤時間中に、交通機関のトラブルに巻き込まれて、辛い思いをして仕事場へ。帰宅も、なんだか電車が混んでいて、またまた辛い感じ。めげずに、泳いで帰宅したところ。昨夜も6時間半ほど寝ましたので、ずいぶんスッキリしました。今日も早く寝ないと。

では皆様、おやすみなさい。グーテナハトです。

Jazz

先日、とあるウェブの記事で、堀江貴文さんが、「毎日6時間は必ず寝るようにしている」という記事を読みまして、確かになあ、と思い、昨夜は早めに寝てみました。6時間で起きる予定でしたが、結局7時間半寝てしまい、ただ、そうすると思いの外体調が良く、ああ、やっぱり7時間は寝ないとダメなのか、と思ったり。

このご時世で、7時間も寝るなんていうのは、相当贅沢です。

今日は山中千尋を。

モルト・カンタービレ
モルト・カンタービレ

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山中千尋
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昔山中千尋を聞いた時は、キータッチがなあ、なんて不遜なことを思ったものですが、このアルバムは本当にかっこいいです。まったくすごいです。ここまで音が飛び回るのを聞くのは、聞いているだけで爽快な気分。

クラシックを素材にした楽曲も多々ありますが、かなり踏み込んだ解釈で面白いです。トルコ行進曲などはラテン風アレンジで、まあ、どちらも異国情緒的な風情を醸し出しております。

感動したのは、最後のプーランクの即興曲。あの、エディット・ピアフに捧げられた曲。この曲、本当に素晴らしい曲です。枯葉と同じコード進行ということもあって、懐かしささえ感じるわけですが、このアルバムでは、リズムのアプローチが先鋭的で、ずいぶんと派手なことをやってます。もちろん、派手さを感じさせないような洒脱さがあるのです。

明日もまた、頑張ります。今日も早く寝ます。おやすみなさい。

Music

今日の午後は、家で片付けをしながNHK-FMの「きらクラ」を聞いていました。今日はピアノ特集ということで、ピアノ曲ばかりだったのですが、私はピアノ曲をあまり聞くことはありません。なんでか、と問われたのですが、答えられず。多分、オケが好きなんだとおもいます。ピアノはオケ曲にはあまり登場しませんから。

《乙女の祈り》という曲があって、その曲が中村紘子の演奏で取り上げられたのですが、なんだか日本人的なレイドバックがかかっていて、とても共感しました。何か外国人とは違うノリで、こういうノリは、小澤征爾や、大野和士の指揮を聴いた時にもやはり感じます。というか、日本人の演奏に感じる臆見なのかもしれません。

それって、言葉の影響じゃない?みたいなことを家族に言われて、ああ、そういえば、午前中にNHK-FMでかかっていたヤナーチェクの《シンフォニエッタ》をチェコ人が聴いたところ、そこに言葉のイントネーションを感じるという話を思い出しました。

母国語の語感があるがゆえに、音楽表現も変わるのかもね、という感じ。

で、自分の演奏のことにひるがえってみて、少し唖然とした記憶が。

先週のNHK-FMのトーキングウィズ松尾堂でかかっていた《別れても好きな人》というカラオケ定番曲のレイドバックに妙に共感してしまいまいして、あれ、それって、今月の頭に吹いたStelle by Starlightのテーマのレイドバックと妙に似ていたな、と思い、ああ、やっぱり、私は日本人なんだ、と思いながら、結局今日の11時からのNHK-FM「日本の民謡」が違和感なくBGMとして聴けている、なんてことを思ったりしていました。

いやあ、NHK-FMはクラシック外も含めて、とても面白いです。

レイドバックといえばこちら。これも先月末に大学の先輩から教えてもらったアルバムです。先輩がこのアルバムを分析していたところ、一拍以上レイドバックしていたそうで、驚いたそうです。

今日二度ほど聴きましたが、いやいや、このアルバム、なかなか素晴らしいです。生まれる前のアルバムですが、と思いましたが、それってやっぱり、当時の方からは「お前みたいな若造が、このアルバム聞いてよかった、って、おもろいな」なんてことを言うかも、などと。

Our Man in Paris
Our Man in Paris

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Dexter Gordon bud powell
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とはいえ、このレイドバックは、日本歌謡のそれとは違うとは思いますが。。

音楽は難しい。

それではまた。おやすみなさい。

Music

自己ベスト
自己ベスト

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小田和正
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今夜は、仕事場の若い人たちがやっているライブに行ってみました。驚いたことに、彼らが取り上げていたのが、小田和正だったり郷ひろみだったりしたことです。

特に、小田和正の「ラブストーリーは突然に」を、若い人たちが嬉しそうに演奏しているのはとても衝撃的でした。彼らにしてみれば、生まれた頃に流行った曲を演奏しているということになるわけですから。

もしかしたら、パロディ精神を持って演奏しているのかもしれませんけれど。

まあ、私らも、ライブで古い曲を取り上げてはいましたが、今時のライブハウスでこの曲を聴くとは思いもよらず。

あの、バブル真っ只中の雰囲気を感じさせる曲を、彼らが演奏しているのを聞いて、とある新聞の投書を思い出したり。今年の夏の国会で若者の活動を見た老人が、戦争中にできなかったこと彼らがやっている、と言って回顧的になっている投書でして、まあ、この投書が新聞に取り上げられること自体、何かしらの背景や意図があるのでは、と疑ったりもするんですが、ともかく、若い人がやることが自分たちとつながっている、ということを見るのは、何か面映い感興を覚えるものです。

先日も書きましたが、若さというのはあくまで相対的な概念ではありますが。

で、こちらも回顧的な一枚。というか、このアルバムを知ったのは最近のNHK-FMにて。回顧的な番組である、「洋楽グロリアスデイズ」にて。クリストファー・クロスは、AOR界の偉大なシンガーということも、最近になって知りました。小学生から中学生まではクラシックばかり聴いていましたので、洋楽的なものを全く知らなかったのですね。。そうはいっても、このアルバムを聴くと、当時の空気を思い出します。

Christopher Cross
Christopher Cross

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それではまた。おやすみなさい。

SF

風邪ひいてしまい、なかなか調子が出ない日。水泳もストップ。仕事で朝から晩まで一人黙々と作りこんで、なんとか形にしたところで終わりました。

今日もこちらを行きの電車で。今日は出張だったので、いつもより読書の時間が少なかった感はあります。

双生児(上) (ハヤカワ文庫FT)
クリストファー・プリースト
早川書房
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それでもやっと上巻を読み終わり。ネタバレですが、パラレルワールド? みたいなイメージです。ホーガンの「プロテウス・オペレーション」を思い出しました。読んだのはもう30年前ですが。同じ第二次世界大戦ものですし。

この「双生児」では、そうしたパラレルワールドの刻印が、まるで《プルチネッラ》に現れる微細な不協和音のように、ところどころに感じられて、もちろん、それは歴史をある程度知らないとわからないものから、明らかにおかしいものまで色々とあるのですが、そういう刻印に気づく楽しみのようなものもあります。

つうか、巧い作品だなあ、とつくづく思います。

やはり、物語というものは、人の人生を何度でも味わうことができるものです。それだけでも生き方に深みが出てきそう、なんてことを思いました。

今日はこちらを。

ライヒ:管楽、鍵盤と弦楽のための変奏曲
ライヒ
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「双生児」を読んでいたら、なんだかライヒが聴きたくなりました。ライヒの作品も徐々に変化の刻印が出てくるのを見つけるのが楽しいですね。その変化があるときとつぜん質的変化へ変貌するあたりは、まるでエッシャーのだまし絵のようでもあります。

どんどん寒くなります。どうか、風邪など召されないようお気をつけください。おやすみなさい。

Richard Strauss

リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリンソナタは、なかなかの難敵で、まだまだ聞く余地があるのですが、Apple Musicで色々探すと、こんな名盤を見つけました。

Franck/Strauss: Violin Sonatas
Franck/Strauss: Violin Sonatas

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Franck Dumay Lortie
Onyx Classics UK (2013-03-12)
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デュメイとルイ・ロルティによる録音。2012年発売の音源でした。

デュメイの音の甘さと豊かさには、本当に驚かされるばかりでした。弦をこするかすかな音にさえ、甘みが満ちているのには驚くばかりです。

私は、このアルバムにも収められているフランクのヴァイオリンソナタを、デュメイ、ピリスの音源で親しんでしましたので、なんとも言えない懐かしささえ感じました。

フランク:ヴァイオリン・ソナタ
ピリス(マリア・ジョアン) デュメイ(オーギュスタン)
ユニバーサル ミュージック クラシック (2007-09-05)
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実のところ、ドイツ音楽を、フランスやイタリアの音楽家が演奏するのが好きだったりするので、このアルバムは本当に正解でした。

今週は、この曲ばかり色々な音源で聴いているのですが、オケとは違う楽しみです。

おまけ。

こちらの本、この面白さと興味深さは半端ないです。最近の読書傾向としては、色々な本を並行してゆっくり読む、という感じになってます。もう二週間も前に買ったものですが、まるで連続ドラマを観るような感じで、読んでいる感じ。学生の頃のように、徹夜して読む、なんて頃が懐かしいです。

双生児(上) (ハヤカワ文庫FT)
クリストファー・プリースト
早川書房
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今日のところは、内容には触れません。ネタバレになりそうなので。

それでは、皆様お休みなさい。グーテナハトです。

Johannes Brahms

今日、ふと思ったこと。

ハイティンクの音楽のように生きられればいいなあ、と。抑制的で、均整がとれた美しさを保った音楽のように。

わかりにくい直観ですが、そもそも、人を変えるものは論理ではなくていかに腹に落ちるか、にかかっています。腹に落ちればそれで良いのでは、と思います。科学でも哲学でもなく、それが文学の仕事の意味なんだろうなあ、と思いました。

こちら。ハイティンクのブラームス。当たり前なんだけど、美しい。気づくことのない仕掛けが埋め込まれていて、だけど、何かハイティンクらしい落ち着きを感じさせるような。こういう美しさが理想なんだろうなあ。前へ前へと進む生き方も大事だけれど、進むことを感じさせない生き方みたいな。ただ、それを叶えられる人は限られている、とも思ったり。。

Symphonies 1-4 / Double Concerto
Symphonies 1-4 / Double Concerto

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London Symphony Orchestra
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今日は短く。おやすみなさい。

Miscellaneous

今日も、シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを聴いています。20代前半で、よくもここまで豪奢な音をかけるものだ、と思います。
ですが、やっぱりシュトラウスの若さのようなものも感じます。まるで、奔放なオクタヴィアンが書いているような、そんな感じも受けています。

才能というものは、厳然としてあるんですが、特に音楽においてはなおさらです。いつも思うのですが、ヴァイオリンのソリストを前にして弾くオケのヴァイオリンのメンバーの気持ちというものはどういうものなのか、と思います。おそらくは、才能というものをきちんと熟知しているのだと思います。おそらくは、オケにいるということ自体で、才能を持っておられるのでしょうけれど、その才能の閾値のようなものも理解されているのでしょうか、などということをよく考えます。

努力だけでは抗えない世界というものがありますし、才能と努力があっても運がなければ、ということもあります。

数年前のバークリー音楽院を卒業したギタリストとの会話を思い出します。彼が言うには、才能とは、おそらくは、前世からの積み重ねなのだ、ということでした。彼は、ブラインドを操作するビーズ上の紐を、まるで僧侶が読経する時のように一つ一つ指で数えながら、人間の人生というものは一つ一つのビーズのように連なっているものだ、というのでした。モーツァルトが、たった一回の人生であそこまでできるわけがない、とも言っていました。

結局は、才能とか自分のできることというのは、自分の努力だけでなしえたものではなく、前世から得たものなのか、あるいは、天から与えら れたものなのか、というところにすぎない、ということなんでしょう。別に、それらは自分とは全く関係ないもの、なんだと思います。

そう思うと、あらゆるものが、自然に思えるようになるのかもしれません。もっとも、この考え方は、才能というものを自覚している向きにはいいのですが、まだ自分の才能トイいうものを見つけられていない人には難しい考え方になるのかもしれなです。

結局は自分探しなんですが、まあ自分を探す前に、なんでもやってみよう、ということなんだと思います。スピードとピヴォットです。

で、見つけた才能はきちんと責任を持って面倒を見てあげないといけないということなんだとも思います。

いつも同じようなことを書いていますが、この曲を聴いたり、才能ある音楽家の方のことを読んだり聞いたりして、改めてそう思いました。

今日は、そのシュトラウスのソナタを、この天才二人の演奏で。絢爛です。

フォーレ&シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ
パールマン(イツァーク)
ユニバーサル ミュージック (2015-10-28)
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風邪をひきかけていて、喉が痛かったのですが、泳いだら治りました。あるいは治ったような気がしています。体を動かすと、血流が良くなって、耐性が強められるのではないか、なんてことを勝手に思っています。

それではお休みなさい。グーテナハトです。

Richard Strauss

Photo

今日の東京地方は、急に寒くなりました。コートを着込んで、落ち葉を踏みながら散歩をしたり。いよいよ冬の始まりですね。しばらくは天気が悪いようですが、その後は、きっと冬の蒼天が訪れることでしょう。

今日はこちら。

NHK-FMのきらクラを聞いていたところ、シュトラウスのヴァイオリンソナタが紹介されていたので、Apple Musicで早速聞いてみました。

選んだところ、アラベラ・美歩・シュタインバッハーのアルバムが出てきて、ちょうど、今日、北ドイツ放送管弦楽団の演奏会で、シュタインバッハーがメンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトを弾いているのを見ていたこともあって、様々なシンクロニシティを楽しみました。

きらクラでは、第三楽章を三舩優子さんが絶賛しておられたんですが、いや、本当にいい曲です。

ソナタということで、ヴァイオリンとピアノで演奏されているのですが、音数が多く、ピアノ四重奏かあるいは、ヴァイオリンコンチェルトを聞いているかのような気分になってしまいます。

室内楽を極度に拡張したもの、とされていますが、これ以降は、シュトラウスは室内楽を締めくくり、交響詩やオペラへと進んで行くことになります。

作曲されたのは1887年から1888年にかけて。23歳から24歳にかけてです。天才です。

しばらく、繰り返して聞きたい曲だなあ、と。エマニュエル・アックスとイツァーク・パールマンの録音もApple Musicにあるようですし。

明日からまた平日ですね。世界の変化も激しいですが、私の周りも変化がたくさん起きています。まあ、やるべきことを淡々とやるだけです。

それではみなさまおやすみなさい。グーテナハトです。