ベーム/ブラームス交響曲第1番
ブラームス:交響曲第1番 ベーム(カール) (2006/02/15) ユニバーサルクラシック |
「のだめカンタービレ」でブラームスの交響曲第1番が取り上げられたので、家にある幾枚かをゴソゴソと探し当てて、早速聞き始めてみました。最初にサヴァリッシュ盤。ふむ、良い感じです。そして次にベーム盤。ベームがベルリンフィルを1959年に振った盤です。ベームって、亡くなってからは不遇だと聞くけれど、いいなあ、と思います。何がよいのかというと、この滑らかなデュナミークに体が揺さぶられるような感じ、です。特に第2楽章のたゆたう感じ。ホルンとヴァイオリンのユニゾン。もう50年近く前の録音になるのですね。半世紀近い時間を経てもすり減っていない音楽だなあ、と思います。椅子に座って目の前のスピーカを見つめていると、いやなことを忘れてしまうぐらい。これもドイツの良心なのではないか、と思うのです。
ところで、ブラームスの交響曲第1番の定盤って誰の盤になるのでしょうか?あまりレコード批評を読まないので、分からないので、ちょっとその類の本でも読んでみようかなあ、と思うのでした。あまり批評に振り回されるのは苦手なのですけれど。
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