ヘッドフォンのコード──マーラー交響曲第5番を聴きながら

 Gustav Mahler

マーラー:交響曲全集 マーラー:交響曲全集
オムニバス(クラシック)、アルノルト・シェーンベルク合唱団 他 (1995/07/07)
ユニバーサルクラシック
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今日から気を取り直すようにマーラーを聞き始めました。アバドの振る5番です。5番については、以前にもラトル盤をおすすめしていました。今回、アバド盤をじっくりと聞いてみました。といっても、通勤時間で、少々本を読みながら聞いている感じになってしまったのと、途中でヘッドフォンの調子が悪くなったということもあって、聴きは甘いかもしれませんが。ともかく、アグレッシブにテンポを動かすなあ、という印象が強いです。これは、ほかの交響曲を聴いたときにも感じました。音の波が幾重にも幾重にも打ち寄せるようなイメージです。 明日もすこし聞き込んでみようと思っています。

先だって「マーラーはニーチェが好きだったようだ」と言うことを書いたと思うのですが、その後、別の本を読むと「マーラーはニーチェがきらいだった」ということが書いてあって、混乱しています。もう少し調査を進めてから報告したいと思います。

Richard Strauss: Der Rosenkavalier Richard Strauss: Der Rosenkavalier
Gottfried Hornik、 他 (1990/10/25)
Deutsche Grammophon

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ところが、それだけではないのです。朝、通勤電車からバスに乗り換えて会社まで行くのですが、バスの中で、カラヤンの振る「ばらの騎士」の最後の三重唱を聴いたんですね。執拗に聴いている気もしますが。ところが、満員バスの中でまた涙ぐんでしまったのですよ……。これから会社だっていうのに、いきなり夢の世界に揺り戻されて、あの時の感動が再び……。ニールントさん、美しかったなあ……。そういえば、今日も公演あるんですよね……。そしてこれから会社ですか……。このギャップと言ったら、本当に悲しくなるよなあ……。あー、本当に涙腺緩んでいるなあ……。



ヘッドフォンですが、愛用しているのはBOSE社のクワイエットコンフォート2です。これは少々お高めなのですが、いわゆるノイズキャンセリングフォンですので、通勤時間、騒音の酷い電車の中でも良い感じにノイズを消してくれます。

と、手放しに褒めたいところなのですが、一つ欠点があります。どうも音量レベルがほかのヘッドフォンと比べて小さい気がします。iPodで最大音量にしても、あまり音が大きくなりません。まあ、耳のためには良いことだと思うのですが、ちょっと物足りなさを感じることがあります。

 それでも購入してから一年、本当に楽しませて貰っています。飛行機に乗ったときは格別ですね。ジェット音をある程度消してくれますので。

 ノイズキャンセリングフォンを買うときには、SONY社のヘッドフォンとも比較したのですが、BOSE社に決めた最大の理由は、音声ケーブルの交換ができると言うところです。ヘッドフォンの音声ケーブルが断線しやすいというのはこれまでの経験で知っていたのですが、SONY社の場合、ケーブルの交換ができるようには見えませんでした(比較したのは3年ほど前なので、いまはできるようになっているかもしれませんが)。

BOSE社の場合は、ケーブルの交換が可能ですので、断線しても丸ごと買い換えなければならない、なんて言うことはありません。 それで、今日、いよいよとケーブルが断線してしまいました。帰りの電車の中でです。バックアップのイヤホンを持っていたので、音楽が聴けなくなると言うことにはなりませんでしたが、すぐにBOSEショップに電話をしてケーブルの取り寄せを依頼しました。今週中には届くそうです。不幸中の幸いでした。


日曜日に「人を傷つけてしまったようだ……」と書きましたが、その方から昨日反撃を食らってしまい、ますます憂鬱になってしまいました。まあ、僕にも非があるので仕方がないですが……。その方との関係上謝罪することもできず、というより、真実を言ったことで傷つけてしまった以上、謝罪するのも的確ではないと思ったりしていて、この件はこのまま塩漬けにするしかないようです。まあ、学んだことはこれからは、これまで以上気をつけよう、というところです。良い勉強になりました。ダメージ大きかったですが、今日一日で何とか落ち着いてきました。


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