写真はサントリーホール前。今年ももう終わりですか。
もう時の速さに驚くこともなくなりました。
ですが、四半世紀前のことがまざまざと思い出されるのには驚きました。
先日の日フィルの定期演奏会で聴いたチャイコフスキー交響曲第四番ですが、幼き頃よく聞いていたのですね。確かFMシンフォニーコンサートのエアチェック音源で、山本直純が解説していました。
山本直純は、「この曲は暗い。日本人は暗い曲が好き。だから日本人はこの曲が好きである」と述べておられたと思います。
で、この曲聞くうちに、あの頃の記憶がふつふつと。なんだか昔の自分と対話している気分になりました。
こういうのがいわゆるマドレーヌの挿話なんだろうなあ、と思います。
指揮はマイケル・フランシス。長躯を活かしたダイナミックな指揮は見事。緻密な統率力で日フィルサウンドもいつも以上に引き締まっていました。最終楽章の高速フレーズは圧巻でした。
今週末は仕事になりました。まあ、ひと気のないオフィスでの生産性は半端ないので、楽しみです。
すいません。ソンツォーニョの件は日曜日に書きます。
ではまた明日。