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以前から撮りためていた新国立劇場の写真から。劇場前の池と階段です。

浅い池に水を張って、海や湖、川などをを想起させる手法は、最近良く見かけます。私にとっては新国立劇場で見たのが初めてでした。

オペラの演出でも舞台に水を張ることがあります。新国立劇場だと、オテロ、ヴォツェックがそうでした。

水面を見るだけで、その下に無限の空間が広がっているような気分になります。底なしの無限の空間は、劇の背後広がる無限の解釈多様性を象徴しているように思えます。