今日、疲れを癒すためにずっと家。マゼールの《オルガン付き》や《ローマ三部作》をきいたり。。
で、BSプレミアムでやっていた、世界ふれあい街歩きのドイツ総集編的な番組をちらりちらり見ていたのですが、なんだかドイツにまた行きたくなりました。
まあ、世界ふれあい街歩きは、ロケなので、台本がある街歩きです。なので、街ゆく人の人の良さようのようなものも演技だったりするわけです。なので、「絶対に騙されてはいけない! 日本人が勘違いすると困るじゃない!」とうちの家族は言っておりますが、それにしたって、まあいい感じだなあ、と。
ブレーメンでは「この街は大きいが、人との距離は近い」みたいなことを、夕方にビアガーデンで飲んでいる若者たちが言っているのを見て、まあ、本当にそんなことがあるかどうかはわからないし、たとえあったとしても、日本人がそうしたコミュニティに入れるわけもないのですが、ただただ羨ましいなあ、と思ったり。
それから、ローテンブルクの鍜治屋での一幕で、鍜治屋の主人が、自分の息子を指差して、Mein Sohnといったんですが、これは《パルジファル》でティトレルがアンフォルタスに「我が息子よ」と呼びかけるあのシーンと同じセリフじゃないか!と勝手に盛り上がったり。アホですね。
映像で見る街並みもずいぶん美しく、これも家族に言わせると、「19世紀に植民地から富を吸い上げた結果」ということで、まあそういう面もあるとは思いますが、それにしても、何かそれだけでは説明できないことがあるなあ、と。キリスト教文化という共通基盤の上に、様々な文化を持った民族や国家がいくつもあって、その摩擦において切磋琢磨した結果なのかもしれないですね。
こちらは、ピルニッツ宮殿。あのピルニッツ宣言の舞台。ドレスデンからエルベ川を遡行したところにあります。庭にはリスが走り回っていましたね。ちょうど10年ほど前に行ったドレスデン旅行で立ち寄った場所の一つです。いい思い出ですが、昨今は特にいろいろなものが変わっていますので、ドイツに行きたいと言いながらも、行ってみると難しいこともあるかもなあ、とも思います。
今日は本当に休んでしまいました。明日は、いろいろと仕事をしないと。
それではみなさまおやすみなさい。グーテナハトです。