Art,European Art

東京で最も素敵な場所の一つですかね。。私の大好きな国立西洋美術館でやっていたオルセー美術館所蔵作品の展覧会、本日が最終日でしたが、ぎりぎりで行ってきました。9時24分に列に並び始めたのですが(本当です)、割と長い列ができていましたが、印象としては、あまり待たされたというような気持ちも抱くことなく、順調に国立西洋美術館地下の企画展会場に到達し、素晴らしい時間を過ごすことができました。

印象派のうち、セザンヌ、ピサロ、ルノワールなどは、松方さんの大変な尽力で、国立西洋美術館の常設展でも見れますが、せっかくのチャンスですので、ということで。マラルメやエミール・ゾラの姿を絵の向こう側に見るというのは、本当にかけがえのない体験でした。

企画展のあとは、もちろん常設展! 国立西洋美術館が所蔵する素晴らしい絵画軍に出会って、おそらくは四半世紀以上経っていますが、こうした絵画を、いつでも思い立ったら見ることができる幸せというのは、日本人としては筆舌に尽くしがたいものがあります。普通であれば、数十万円の費用をかけて欧州でしか見ることができなはずなのですが、あれ、なんでこんな素晴らしい絵が東京にあるんだっけ、という驚きを毎回毎回覚えます。

2025年にもすごい絵が所蔵されてまして、あー、これ、私がルーブルで大昔に見たベロネーゼを見た時の感動を新たに思い越すぐらい緻密で素晴らしでだなあ、という絵画を発見したり。

この絵、本当にやばいです。ジョルダーノの「マギの礼拝」

https://collection.nmwa.go.jp/artizeweb/search_7_detail.php

この情報量、実際にこんなこと起きたわけはないんですが、この情報量と質感は、実際に起きたか起きなかったは関係なく、現実を超えた新実在としてここに実在するという感覚があります。私はこのような力のある絵を見るにつけ、芸術の力は果てしなく現実を変えるだろう、と思います。美が現実を支える、という言葉は、人によっては、能天気な言葉だと思うかもしれません。しかし、会社の仕事でもビジョンを示さなければ人は動かず価値は生まれません。それと同じく、美というものが、現実を動かす北極星となり、現実を変えていくこともあるだろうということは強く思います。例えばあらゆる政治家もやはり多くの小説を読むでしょう。そこからそこに示された何らかの価値を持って、世界を動かすということはあり得るのですから。

このような絵を、日本で見ることができるというのは、本当にありがたいこと。川崎重工の創業者、松方幸次郎さんには感謝しかありません。ありがとうございます。

明日からまた実業の仕事ですが、頑張らないとなあ。。

それでは。