お勧めは、Mamma(Bixio)とかLa mia canzone al vento(Bixio)。非常にステレオタイプなイメージですが、日差しの強いイタリアの街路を歩いているイメージ。このCesare Andrea Bixioという作曲家は1896年生まれで、イタリア歌謡を作曲した方。1978年になくなられています。パヴァロッティが取り上げられて有名になったとか(from Wikipedia)。
メシアンの曲でもう一つ思い出深いのが「主の降誕La nativite du Seigneur」というオルガン曲集で、これも中学生の頃狂ったように聴いていました。もちろんこの曲もこのボックスに所収されているのですが、戦前モノラル録音の古いもの。ですが、これはどうやらメシアン自身の演奏のようです。メシアンのオルガンの演奏は派手さはないですが(録音のせいかもしれません)、緻密に律儀に演奏しています(あやうく「高い精神性」みたいなことを書きそうになりましたが、私は実際にはそこまで見破れません)。