Classical,Ludwig van Beethoven

はじめに

今日も暑い一日。ですが、まだ晴れているだけ良いのかもしれません。西日本では晴天の日が少なく、経済への影響が懸念されているようです。広島の件は本当に心が痛みます。

今日も一日家で休息をしました。休まなければ次に続きません。

カルロス・クライバーの運命

でもコレは書かないといけません。先日ご紹介したRadio Classiqueですが、今日も聴いていました。するとこちらが登場です。

Beethoven:Symphonies 5 & 7
Beethoven:Symphonies 5 & 7

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カルロス・クライバーがウィーンフィルと演奏したベートーヴェンの《運命》。

クラシックファン必聴の名盤ですが、初めて聴いた人に、その画期的であることはどういうことか、ということをいろいろと話したのですが、まあなんだか私一人が話しているだけでした。いまひとつ。言葉で話しても意味が無いということなのかもしれません。もしかしたらその場でフルトヴェングラーの音源などを聞いてもらうとよりわかったかもしれません。

やはり、歴史的な文脈の中でしかその音楽の位置づけとか評価というものはなかなか判断できないということなのでしょう。あの聞く人によれば重いフルトヴェングラーの運命を聴いてから、この演奏を聴くと、その画期的な意味が分かる、ということなんでしょう。書いていながら、あれ、カラヤンやトスカニーニだってこんな感じだったのになあ、と思いましたが、録音やホールの音響なども相まって、この音源の価値があるのだと思います。

音楽を理解するために

ということは、絶対的な価値判断というものはなかなか難しいということなんですね。言わずもがなですけれど、改めて思いました。音楽の理解には時間が機会が必要です。寸暇を惜しんで何枚も何枚も聴かなければ成りません。あるいは何度も何度も劇場やホールに足を運ばないと行けないのかもしれません。それを全うできるのは本当に限られた幸運な人々だけなのだろう、と思います。私はそこまで行けていません。努力はしていましたが、少し休んでいました。これからまた努力をしなければと思います(クラシックもジャズも)。

何度も引用して恐縮ですが、あらためて、小澤征爾と村上春樹の対談を思い出します。

舞台と客席の断絶は広く深いのか。
続 舞台と客席の断絶は広く深いのか。

小澤征爾さんと、音楽について話をする
小澤 征爾 村上 春樹
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音楽を聴く環境は整ってきている?

ただ、そうした事情も、もしかすると徐々に変わってきているのかも、などと思います。

もちろん劇場やホールに足を運ぶのは物理的時間的成約があり難しいのかもしれません。地方に住んでいる人にとってみれば、東京であまた開かれているコンサートやオペラに足を運びなさい、といってもよほどめぐまれていないと難しいです。

ですが、ナクソス・ミュージック・ライブラリーやベルリン・フィル・デジタルコンサートホール、ウェブ・ラジオなどのウェブを通じた音楽聴取の機会というものは本当に増えています。もちろん実演に比べるとその情報量は下がりますので、本当に音楽を聞けているかというと疑問ですが、それでも、かつてに比べて安価に音楽を聞けるチャンスは増えたのです。

ただ、問題は、普通の会社勤めや学生の方々はきっとそんな時間もないのかもしれない、ということだけですが 。その場合は、音楽評論家のCD評論や音楽愛好家のネットにおける情報をたよりに効果的に音源を選ぶこともできるかもしれません。

そう言っても、もとの議論に戻りますが、名盤だけでなく凡盤(?)も聴かなければ、名盤の良さは分からないので、効果的に良いものだけを聴くというやり方にも問題はあるとは思いますね。

いずれにせよ、思うほどチャンスは縮まっていないのではないかとも思います。時間さえあればですが。

結局のところ、落ち着いて一時間とか二時間とか音楽を聴ける時間と、ウェブにつながる環境があれば、どこに居ても、どんな方でも、その気になれば音楽を楽しみ学ぶ環境が整っているのが現代の日本なのではないか、と思います。

繰り返しになりますが、問題は時間がない、ということに尽きるのです。悲観的なのか楽観的なのかわからない結論ですが、そう思います。そして、私に足らないのは時間だということも再認識しました。時間は作れ、ともいいますが、限界もまたありますので。

明日は朝から喚問されます。無事におわるといいのですが。というわけでグーテナハトです。

Oboe

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今日はオーボエレッスンでした。

レッスン前に、練習場近くの喫茶店に入りました。美味しいコーヒーでした。雰囲気は昭和時代です。最近のカフェは禁煙ばかりですが、ここは昭和からのトラディショナルな喫茶店ですので、皆さん煙草を吸うことができます。私はすいませんので少し居心地が悪かったですが、昭和の風情を満喫しました。

さて、オーボエですが、最近も引き続き勤しんでいます。

ですが、やはりジャズ的かつサックス的な吹き方になってしまっていて、どうにもこうにも。

たとえば、スケールの上行フレーズの裏にアクセントが入ってしまったり。高い音程になると、伊東たけしのような吹き方に鳴ってしまったり。あるいは、サックスのようにキーをガチャガチャ動かしてしまったり。

昔、大学のドイツ語の授業で先生がこうおっしゃっていました。曰く「ドイツ語の授業で間違って英語を喋ってしまう人がいるんですが、そういう人は英語ができない人なんですよね」だそうです。それと同じような状態なのでしょうか。

つまり、楽器を意識してコントロールしていないということなんでしょう。出来る人は、裏拍だろうが表拍だろうが使いこなせるんでしょうから。まあ、そういう方はもしかするとプロなのかもしれないですけれど。

最近、またサックスを吹き始めたので、そのせいなのかもしれません。

とにかく、なかなか難しい今日このごろです。ちょっと無理あるのかなあ、なんて。楽器の掛け持ちだけならともかくジャンルも掛け持ちしているということは、相当高い壁なんじゃないだろうか、などと。

だいたい、ものごとに取り掛かるとこういう壁のようなものに突き当たるものなので、驚きはしませんが。

それから、やはり、音楽を習うという経験は本当に貴重ですし。何百年脈々と受け継がれてきた音楽教育の一端に触れているということ自体が勉強だと思います。

いつか、《ばらの騎士》第二幕のばらの献呈の場面を吹けるようになりたいものですが、いつのことやら。。

ではみなさまおやすみなさい。

Alban Berg,Opera

Wozzeck
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昨日から聴いているヴォツェック。第三幕第四場、ヴォツェックが死に至った後の間奏曲に心を打たれました。

ヴォツェックは錯乱して、妻のマリーを殺してしまい、その後酒場で酒を飲んでいます。すると、酒場の女に返り血を浴びていることを指摘されてしまいます。で、凶器のナイフを池に捨てようとするんですが、そのまま池にはまって溺れ死んでしまいます。

その後に流れる哀切で深刻な音楽が、ヴォツェックへの追悼曲なんでしょうね。「わたしら貧乏人には!」という強烈な旋律がここぞとばかりに響き渡るところ、感動的というか厳粛というか。ヴォツェックへの心からたむけられた花でしょう。マーラーのような哀感のある重い弦楽器の旋律、怒りに満ちたティンパニの打撃など、聞きどころがたくさんあります。三分余りの音楽ですが、本当にドラマティックです。

で、皮肉なのはその後です。ヴォツェックの息子が登場するんですが、ワルガキどもが「お前の母さん、しんだってよ!」と言いながら、遺体が発見される池へ駆け出していくシーンになります。で、息子も一緒に木馬に乗って走って行くんです。まったく。。皮肉というか悪趣味というか。。。追悼で終わればいいものを、その後、息子をからめてその凄惨な人生模様をさらに引き出しているということになります。でも、こうした背理こそ現実なんですけれど。

今日はケーゲル盤。たしか、これはドレスデンに行った時に記念に買ったんだと思います。ドレスデンといえばケーゲルですから。ケーゲルらしいとんがった演奏です。割りと好きだなあ、と思います。

こちらは新国立劇場2009年の模様。余りに凄惨でホラー映画のような舞台ですので、子供には見せられません。登場している子役の男の子はトラウマになったりしないんだろうか、と心配です。

今日も暑い一日でした。今日は、幸いにも上着を着なくても仕事場で過ごせました。少しまともに体温調節ができるようになってきたのかも。良かったです。

それにしても心配なのは広島の件。胸が痛みます。今朝方のラジオを聴いていたところでは、これから危険のある地域として対策をとろうとしていた矢先におきてしまったのだとか。これをお役所仕事と批判するのは簡単ですが、実際にはどうだったのでしょうか。お役所の仕事の遅さということなのかもしれませんが、きっと規則でがんじがらめになっていたり、仕事量が膨大だったり、と事情があるんではないか、などと想像してしまいます。巨大な組織は難しいですね。

ちなみに、私が好きなLifehackerというウェブサイトの記事に以下の本が紹介されましたら。あるある、って感じで面白かったです。本は読んでませんけど。

悪人のススメ いつまで「いい人」を続けるのですか (自己啓発)
川北 義則
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では、おやすみなさい。

Music

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最近、ネットラジオで音楽聴くことが増えました。これ、実はあんまりいいことではありません。能動的に効かなくなるので。でも、ラジオには未知の音楽と出会う楽しみや、昔聞いた懐かしい音楽と出会う楽しみもあります。

使っているのは有名なTuneInです。iOSやAndroidでは専用のアプリで聞けますし、ウェブからも聴けるようです。旧いiPadをラジオにさして聴いています。聴ける放送局は山ほどありますが、あまり良くばるのも何なので、最近はフランスのRadio Classiqueを聴くことが多いです。

それにしても、一日中音楽、しかもClassicばかり聴けるFMラジオというのも羨ましい限りです。日本にもオッターヴァがありますが、ネットラジオですしね。

もっと時間に余裕があれば一日中聴いていたいのですが、そうも行かないのが残念です。。

最近、冷房に体がやられている話は何度かしましたが、今日は上着を着て街を歩いていました。どうも刺さるような視線を感じます。こんな暑い日に上着着ているなんてどうかしてますよね。。

みなさまも残暑厳しいおりですので、どうかお身体にはお気をつけて。

ではおやすみなさい。

Miscellaneous

Wozzeck-Comp Opera
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今日は久々に《ヴォツェック》を聴きましたよ。ヴォツェックの痛みは汎地球的。倫理は贅沢品でしょうかね。

でも、私は今日良いことをしました。あいた隣の席にスマホが落ちてました。途中の駅でしたが、電車を降りて、忘れた人いませんか、とホームでほうぼう聴いて回りましたが、不思議なことにだれも忘れてません。しかたがないので駅員に託しました。えーっと、普通ですね。すいません。無事に持ち主に帰るといいんですけどね。みなさまも(私も)忘れ物にはお気をつけ下さい。

ではみなさまおやすみなさい。

American Literature,Book,Miscellaneous,SF

先週から、ハインラインを二冊読みました。学生時代に読むべき本でした。今更読んで本当に残念。
今回読んだのは「スターファイター」と「銀河市民」です。いずれも、実に古典的な物語構成で、大変勉強になりました。

スターファイター (創元推理文庫)
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「大宇宙の少年」という題名で新訳も出ているようです。

大宇宙の少年 (創元SF文庫 ハ 1-7)
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「スターファイター」は、月旅行に憧れる高校生が懸賞で偶然手に入れた宇宙服を使っていたところ、異星人にさらわれ、異星人の月面基地に監禁されてしまうという物語。脱出、捕縛、救出、どんでん返し、と物語の王道を歩んでいます。ですが、その意外性や、スケールの大きさ、人類一般への深い洞察、科学的技術的に緻密な考察など、本当に物語の喜びが横溢している作品です。

銀河市民 (ハヤカワ名作セレクション ハヤカワ文庫SF)
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「銀河市民」も、奴隷の少年ソービーのビルドゥングス・ロマンであり、貴種流離譚という物語の王道です。乞食に拾われたソービーは自由商人の中で頭角をあらわします。実のところ、彼は世界最大級の大富豪の跡取りで、奴隷制度根絶のために力を注ぐというストーリー。こちらも本当に面白かったですが、本当はもっともっと長い物語のはずで、おそらくは制限などによってかききれなかったか、ハインラインが飽きてしまったかのどちらかだと思いました。あるいは日本語訳が抄訳なのかもしれません。

ちなみに、会社の若い皆さんに「ハインラインしっている?」と聴いたところ、誰も知りませんでした。私の少し上の先輩に聴いてみたところ、ご存知でした。「夏の扉」を読まれたそうです。

もっとも、「スターファイター」も「銀河市民」も両方とも1950年代の作品です。いまや古典だし、読まれることも少ないのですかね。少しさびしいような残念なような。でも「宇宙の戦士」は機動戦士ガンダムの元ネタではないかと言われていますので、現代日本のアニメの源流の一つがハインラインともいえるのですけれどね。

今日は家族通院のため、割当てられた社命公休をいただきました。考えごとをしたり、IT関連の勉強をしたり、書評を書いたりとまあまあ生産的な一日でした。暑い一日でしたが皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。

それではおやすみなさい。

Tsuji Kunio

なんだか続く暑い毎日。徐々に消耗しています。最近は、上着を着て出かけています。どうも仕事場や地下鉄の空調が強すぎて強すぎて仕方がないのです。早く秋が来ないかな、と。私が生まれたのは秋。秋ラヴ。

天草の雅歌 (新潮文庫 草 68F)
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篠田一士さんが新潮文庫の天草の雅歌の解説を書いておられますが、その中で実に心を打つ言葉がありましたので紹介します。

こうした愛の讃歌のなかに、作者がにがい思いをこめて、ひそかに仕組んでいるのは、われわれの内面を久しいあいだにわたって律してきた鎖国的心性への容赦ない批判であり、

こうした、鎖国的心性というのは、私の理解では、自らの利益を守るために、国を閉じることが得策として、貿易を封鎖し、国を閉じたということです。そこには進取の気鋭のようなものは一ミリもありません。単なる保身と停滞です。その先にあるのは既得権益を十全に用いた支配の構図ということになるでしょう。それがこの「天草の雅歌」において語られていたのだと思っています。そしてそれは今もなおアクチュアルな問題としてあるはずです。混血のコルネリアは、日本と海外の架け橋となるべく働くわけですが、そうした個人的検診というものも国家の巨大な慣性の力には為す術もなかったわけですね。

では、我々に出来たことは何だったのか。主人公の上田与志は、あえて密航を企て、捕縛され、最後は切腹を与えられます。巨大な慣性には個人の死でしか報えないのか。ハンガーストライキのような身を捨てた抗議でしかなしえないのか。それでもなお巨大な慣性はジリジリと動き続けるのでしょうから。

今日は少々考えすぎました。また明日まで、おやすみなさい。

J.S.Bach,Miscellaneous

暑い一日。なんともかんとも。。みなさまはいかがお過ごしですか。

今日は一日いろいろと聴いておりました。午後はNHK-FMのリクエスト番組を聴いたり。下野竜也さんや浅田舞さんが出ておられて、ダンシング! クラシックということで、舞踏にまつわるクラシック音楽のリクエスト特番という感じでした。私も《七つのベールの踊り》をリクエストすればよかったです。

音楽というのはほんとうに不思議で全く良くわかりません。歳をとればとるほどわからなくなります。やはり説明できるもんではなく、ただ聴くしかないのでしょう。それを語ったとしても、語れるわけもなく。他の方々とすりあわなくても、伝わらなくても、それはそれでしかたがないわけで、ただそう入っても伝える努力というか、伝えるベクトルさえあればいいということなんでしょうかね。

そんなことを今日はこの演奏を聴きながら思ってしまいました。

アルフレッド・ブレンデルの弾くバッハのイタリア協奏曲です。

バッハ:イタリア協奏曲、他
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ブレンデルの演奏はまめやかで、深刻ぶることのない演奏は、清々しさを感じます。今日もっとも凄いと思ったのは第二楽章の音階が微細なもたり具合です。音符に現れない本当に微細なテンポのズレのようなものがあって、そうした遊びが音楽に潤いをもたらしているのだと思いました。これ、ジャズほどにぶれさせてしまうとNGなんですが、そこまでいっていないわけで、そうした絶妙さが素晴らしいです。

イタリア協奏曲は高校時代の友人が、ピアノをやっていて、彼がうちに遊びに来てくれた時に弾いてくれました。私も一時期第一楽章を練習しました。右手と左手の音階が上行と下降でぶつかるところが刺激的で、喜んで弾いていたのを思い出しました。

私ももう少し楽器やらないとなあ、と思いながら、今日はハノンを弾きました。薬指が心地よく痛いです。

というわけで、みなさまおやすみなさい。

Jazz

はじめに

8月も半分過ぎ去りました。今年もあとわずか?ですね。今日も明日も久々に予定がない日でした。ここぞとばかりに家でやるべき予定をたくさん入れてしまいました。とほほ。もちろんカラオケボックスでオーボエの練習もしました。最近はサックスも一緒に持っていくことにしています。やはりサックスの音は変わった気がします。オーボエをやるようになってから、のどの使い方や腹筋の使い方がずいぶん変わった気がします。そのせいかと思います。そうなるといいなあ、とこっそり期待をしていましたので、期待通りになりうれしい限りです。

I Will Say Goodbye

今日もビル・エヴァンスを聴きました。1977年のアルバム、I will Say Goodbyeです。

I Will Say Goodbye
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このアルバムを買った理由は、Seascapeが入っているからでした。この曲はWill and Rainbowというアルバムの中でボブ・バーグが哀切なソロを取っています。衝撃を受けて、ぜひにもと10年ほどまえにバンドでやりましたが、いやはや難しくって。。

Over Crystal Green
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さて、本題に戻って、I Will Say Goodbyeですが、夏に聞くにはピッタリな曲がたくさんです。ハービー・ハンコックのDolphin Danceは特に。エディ・ゴメスのベースソロの微細なビブラートが涼感を誘います。ビル・エヴァンスは改めて聞くと、旋律的に歌わせているのではなくスケールとパターンを組み合わせるのですね。何が旋律で、なにがパターンで、何がスケールかというのは分解できないのですが。自分がアドリブソロをとるときに何をやっているのかを考えながら聴くと面白いですね、などと思います。

先日までチック・コリアばかり聞いていたんですが、最近はビル・エヴァンスになっている予感。まだまだ聞いていない音楽はたくさんありますね。

最近、どうも攻撃的になることが多いのですが、赤いものを身の回りに置きすぎているからではないか、と思いました。青色グッズにそろえてみるとどうなるか。。

ではおやすみなさい。

Miscellaneous

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暑い日が続いております。みなさまお変わりありませんか?

こちらのウェブログですが少しばかり変わりました。

先日から行っていた作業がようやく一段落しました。これまで11年間使ってきたMovabletyepからWordpressへの移行がほぼほぼ完了しました。

さすがに、Movabletypeへの思い入れというか郷愁というものは少なからずありましたが、やはりMovabletypeは商用のスキームになってしまったということなのでしょうか。テーマやプラグインの柔軟性がなく、なかなか思うように扱うことができませんでした。なにより、コメントにトラブルが生じていて、ご迷惑をお掛けしたということが、移行の最大の理由になるのだと思います。

使ってみてまあまあ使いやすそうなのですが、仕組みはまだ理解していませんので、これから少しずつ勉強します。なにはともあれPHPが必要ですが、昔少しいじったぐらいですので、ちょっと頑張らないとね、というところです。

私の方は今週も暑さにやられてふうふう言ってます。早く秋が来ませんかね。

ではおやすみなさい。