J.S.Bach,Miscellaneous

暑い一日。なんともかんとも。。みなさまはいかがお過ごしですか。

今日は一日いろいろと聴いておりました。午後はNHK-FMのリクエスト番組を聴いたり。下野竜也さんや浅田舞さんが出ておられて、ダンシング! クラシックということで、舞踏にまつわるクラシック音楽のリクエスト特番という感じでした。私も《七つのベールの踊り》をリクエストすればよかったです。

音楽というのはほんとうに不思議で全く良くわかりません。歳をとればとるほどわからなくなります。やはり説明できるもんではなく、ただ聴くしかないのでしょう。それを語ったとしても、語れるわけもなく。他の方々とすりあわなくても、伝わらなくても、それはそれでしかたがないわけで、ただそう入っても伝える努力というか、伝えるベクトルさえあればいいということなんでしょうかね。

そんなことを今日はこの演奏を聴きながら思ってしまいました。

アルフレッド・ブレンデルの弾くバッハのイタリア協奏曲です。

バッハ:イタリア協奏曲、他
ブレンデル(アルフレッド)
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ブレンデルの演奏はまめやかで、深刻ぶることのない演奏は、清々しさを感じます。今日もっとも凄いと思ったのは第二楽章の音階が微細なもたり具合です。音符に現れない本当に微細なテンポのズレのようなものがあって、そうした遊びが音楽に潤いをもたらしているのだと思いました。これ、ジャズほどにぶれさせてしまうとNGなんですが、そこまでいっていないわけで、そうした絶妙さが素晴らしいです。

イタリア協奏曲は高校時代の友人が、ピアノをやっていて、彼がうちに遊びに来てくれた時に弾いてくれました。私も一時期第一楽章を練習しました。右手と左手の音階が上行と下降でぶつかるところが刺激的で、喜んで弾いていたのを思い出しました。

私ももう少し楽器やらないとなあ、と思いながら、今日はハノンを弾きました。薬指が心地よく痛いです。

というわけで、みなさまおやすみなさい。

Jazz

はじめに

8月も半分過ぎ去りました。今年もあとわずか?ですね。今日も明日も久々に予定がない日でした。ここぞとばかりに家でやるべき予定をたくさん入れてしまいました。とほほ。もちろんカラオケボックスでオーボエの練習もしました。最近はサックスも一緒に持っていくことにしています。やはりサックスの音は変わった気がします。オーボエをやるようになってから、のどの使い方や腹筋の使い方がずいぶん変わった気がします。そのせいかと思います。そうなるといいなあ、とこっそり期待をしていましたので、期待通りになりうれしい限りです。

I Will Say Goodbye

今日もビル・エヴァンスを聴きました。1977年のアルバム、I will Say Goodbyeです。

I Will Say Goodbye
I Will Say Goodbye

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Bill Evans
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このアルバムを買った理由は、Seascapeが入っているからでした。この曲はWill and Rainbowというアルバムの中でボブ・バーグが哀切なソロを取っています。衝撃を受けて、ぜひにもと10年ほどまえにバンドでやりましたが、いやはや難しくって。。

Over Crystal Green
Over Crystal Green

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ウィル・アンド・レインボー
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さて、本題に戻って、I Will Say Goodbyeですが、夏に聞くにはピッタリな曲がたくさんです。ハービー・ハンコックのDolphin Danceは特に。エディ・ゴメスのベースソロの微細なビブラートが涼感を誘います。ビル・エヴァンスは改めて聞くと、旋律的に歌わせているのではなくスケールとパターンを組み合わせるのですね。何が旋律で、なにがパターンで、何がスケールかというのは分解できないのですが。自分がアドリブソロをとるときに何をやっているのかを考えながら聴くと面白いですね、などと思います。

先日までチック・コリアばかり聞いていたんですが、最近はビル・エヴァンスになっている予感。まだまだ聞いていない音楽はたくさんありますね。

最近、どうも攻撃的になることが多いのですが、赤いものを身の回りに置きすぎているからではないか、と思いました。青色グッズにそろえてみるとどうなるか。。

ではおやすみなさい。

Miscellaneous

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暑い日が続いております。みなさまお変わりありませんか?

こちらのウェブログですが少しばかり変わりました。

先日から行っていた作業がようやく一段落しました。これまで11年間使ってきたMovabletyepからWordpressへの移行がほぼほぼ完了しました。

さすがに、Movabletypeへの思い入れというか郷愁というものは少なからずありましたが、やはりMovabletypeは商用のスキームになってしまったということなのでしょうか。テーマやプラグインの柔軟性がなく、なかなか思うように扱うことができませんでした。なにより、コメントにトラブルが生じていて、ご迷惑をお掛けしたということが、移行の最大の理由になるのだと思います。

使ってみてまあまあ使いやすそうなのですが、仕組みはまだ理解していませんので、これから少しずつ勉強します。なにはともあれPHPが必要ですが、昔少しいじったぐらいですので、ちょっと頑張らないとね、というところです。

私の方は今週も暑さにやられてふうふう言ってます。早く秋が来ませんかね。

ではおやすみなさい。

Jazz

昨夜は涼しい夜でした。なんとか眠れた気がしますが、朝から電車や仕事場の冷房が寒くて寒くて。最近は上着を着て仕事しています。みなさまも体調など崩されぬよう。

Affinity
Affinity

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Bill Evans Toots Thielemans
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昨日の続きです。ビル・エヴァンスのAffinity。なんて訳すべきか。親和力と訳すのがおもしろいかも。
ハーモニカは、トゥーツ・シールマンス。ドイツ語読みだとティーレマンになるかと。この方、ギタリストですが、ハーモニカも吹いていて、ジョン・レノンがハーモニカを吹いたのもこの方の影響なのだそうです。そういえば、先日ジャム・セッションに行った時にかかっていたジャコ・パストリアスのニューヨーク・ライヴに登場していたハーモニカもシールマンスでしたね。
とにかく、ハーモニカの持つはかなく悲しげな音色がビル・エヴァンスの静謐なプレイととてもあっています。聞いていて、何かしらの切なさをかんじます。雨が降るなか、一人でカフェから外を眺めているときに聴くといいかも、という感じです。
1979年のアルバム。私の好きなThe Days of Wine and Rosesも入ってました。Blue in Greenなんかも入っているんですが、ハーモニカが実によくマッチしています。
サックスはラリー・シュナイダー。ベースはマーク・ジョンソン。ドラムはエリオット・ジグムント。
ビル・エヴァンスの後期って、本当におもしろいです。体系的に聞いて見ないと、とおもいました。
ちなみに、音源はAmazonからMP3を買いました。ところが残念なことにノイズがあります。これはオリジナル起因なのか、AmazonのMP3だけの問題なのか。わかりませんが、少しだけ気になりました。
トゥーツ・シールマンスのプレイはこちら。別音源ですが、これもやはりThe Days of Wine and Rosesです。

というわけで、今日はおしまいです。みなさまおやすみなさい。

Miscellaneous

今日の東京は曇りのち雨。ただ、雨もそんなに強くなく、しとしとという感じでしょうか。正直今日は日中ずっと室内にいましたので、気候の感じはわからないのですが、それもなにか不健康なので、一日に数度は窓際で外の風景を眺めて気分を休めることにしています。本当は昼休みには屋外に出たいのですけれど。
今日はこちらを聞きました。ビル・エヴァンスのAffinity。最高ですね。詳しくは後日。

Affinity
Affinity

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Bill Evans Toots Thielemans
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仕事で毒をたっぷり吸い込んでしまい大変です。解毒には何をやればいいのかいろいろ考えましたが、実はボランティア活動ではないか、と思いました。解毒というより、良いものを取り込んで毒を追い出したいものです。
明日も暑い一日になりそうです。どうかお身体にはお気をつけて。おやすみなさい。

Béla Bartók

はじめに

台風一過です。東京の昨夜は熱風が吹きすさんでいました。おかげ窓をあけて眠ることができず、やむなく空量をつけたまま眠りました。今朝になっても熱風が吹き続けていましたが、それでも空は青く晴れ上がりました。空調をつけるとどうも体調がすぐれません。一日中体が冷えきってブルブル震えながら過ごしました。
ふと気づいたのですが、今日の東京の空には巻雲が浮いていました。秋の雲です。実際には上空の空気の流れが速い時にできるようですが、確かにもう秋が近づいてきているのかもしれません。

Cirrusclouds-Georgia-Oct1st.jpg
Cirrusclouds-Georgia-Oct1st“. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

サクソフォーンのあるオケ曲

先日、会社の飲み会でたまたま隣に座って同じ部の若い方と話をしました。その方はオケをやっている方で、めずらしく会社で音楽の話で盛り上がりました。
その中で、オケ曲のなかでサックスが登場する曲は? という話になり、《ボレロ》、《ダフニスとクロエ》、《アルルの女》などが出てきました。今スコア観たんですが《ダフニスとクロエ》は間違いですかね?

ブーレーズの《かかし王子》

その他ということで、私が出したのがバルトークの《かかし王子》でした。この曲には本当に美しいテナーサックスのソロがあります。
聞いているのはブーレーズの録音。いや、もう絢爛な色彩でしなやかで伸びがあります。意外にもずいぶんとメロディーを引っ張るので、ダイナミックな演奏になっています。半年前に聴いた時、なにか疵を感じたんですが、今回はあまり感じないですね。

バルトーク: カンタータ・プロファーナ / バレエ「かかし王子」
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リヒャルト・シュトラウスの交響詩のような複雑な和声、マーラーのような聖と俗の混交のダイナミズム。オケ好きにはたまらない一曲です。《ツァラトゥストラはかく語りき》や《ドンファン》、マーラー9番、あるいはストラヴィンスキーのバレエ音楽に感じる奇天烈な感じなどが随所に現れているのです。
いつか実演を聴いてみたいです。きっと卒倒してしまうと思います。
まだまだ暑い日が続きますので、みなさまもどうかお身体にはお気をつけ下さい。私も今日はそうそうに眠ることにします。
それではおやすみなさい。

Béla Bartók

台風がようやく日本海に去りました。みなさまご無事でしたでしょうか。このブログを書いている時点でもまだ975hPaだそうです。しぶとい台風でした。東京地方も午後はかなり風が強くなりました。ベランダに出していた植木がひっくり返ってしまうぐらいでした。
本当は散歩に出かけるはずでしたが、何かあると嫌なので一日中家で過ごしました。昨日のセッションで受けた刺激を咀嚼しつつ、懸案の仕事を幾つか片付けるなど。なかなか進みませんが。
今日はこちらを聴いています。ハイティンクの指揮で《青ひげ公の城》。バルトークの紹介はお久しぶり。本当に素晴らしい世界。

バルトーク:青ひげ公の城
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このミステリアスな物語を、どう表現すればいいのか。今日のところはここに私は人間の人間たる所以を感じます。
おそらくは人間は過去の過ちを何度も何度も敷衍しながら生きているはず。その過去というのは個人的な過去に限らず歴史的な過去をも含むもの。この何千年もの人間の歴史において人間の性(さが)というものが質的変化を遂げたことは残念ながらない。もちろん政治体制は大いにかわったのだけれど、それはおそらくは衣を変えただけにすぎず、中身は変わらない。
ユディトが囚われていた女達の仲間に加わるシーンを見ると、ユディトが空けた扉の向こうに会った、牢獄や、財宝や、領地といった栄華があったとしても、最終的には、同じ先人の列に加わることになる。そこには選択の余地はない。もちろん、青ひげとの会話のなかでユディトは青ひげと対決するのだが、その対決にはあまり意味はない。いや、あるとしたらそれはその対決のさなかに生じる青ひげとユディトにおいて何かしらの意志の交感があったという事実にすぎない。徹底的なある種のニヒリズムなのではないか、と。
世ははかなく、人生はまばたきの如きものである。その中で青ひげと対決することにだけ意味がある。結果は重要ではない。働きかけは結果を伴うわけはない。世界は直線的な因果律で動くものではないのだから。
《青ひげ公の城」はそういう物語に思えてならない。
なんてことを考えています。
そうか、このアルバムはアンネ・ゾフィー・フォン・オッター様だったのですね。こういう強力な役柄を歌っても素晴らしいのがオッターなんですね。今日、たまたまシュトラウスやベルクの歌曲をオッターで聴いていたんですが、同じ方とは思えないです。
さて、懸案の仕事の一つがブログシステムの移行です。もうMovabletypeは個人ユースではないのでしょう。カブトを脱いで、Wordpressに移ることにしました。すでに枠を作り文書を流し込み、テストを実施しています。来週には、新しいシステムに変わる予定です。
ではみなさまおやすみなさい。

Jazz,Saxophone

My saxophone

はじめに

台風が日本に迫っており、大変な事態になっているとのことです。本当に心配ですね。どうかみなさまお気をつけてください。避難されている方もいるのでしょうか。本当に心配です。

セッションに行ってきました

東京地方は、幸いにして雨もふっておりません。本当に久しぶりにセッションに行ってきました。
午前中にカラオケボックスに行って、ざっと吹いてきましたが、指が本当に回りません。まったく。音の質も変わってしまったような。つまり、それはオーボエを吹いたことでアンブシェアがかわり、喉が開くように鳴ったからです。
おそらくは、この変化は、本質的には良いことなのです。音圧はきちんとキープできているので。ですが、音質がどうも変わってしまったように思います。もっと硬質な音にしたいはずなんですが、どうも音が丸くなってしまったような。リードを変えてみるなどの対処をするか、あるいはデュコフを買っちゃうか。。
今日はあまり多くの曲は吹けませんでした。フレージングでやりたいことはあるのですが、まだやりたいことと表現がリンクしていないです。昔はもうすこしリンクしていたはずですが、ブランクが長いので仕方がないです。毎日少しずつ戻していかないと、と思いました。
でもセッションに行ってたくさん刺激を受けました。お話もいろいろできたし、素晴らしいプレイを沢山聴けましたし。本当に楽しかったです。
やっぱり音楽は続けないとね、と思います。それも聴くだけではなく演奏もしなければ。
というわけで、バルトークの教えを再掲します。

ラジオやレコードプレーヤーがあると人は自分で演奏しようとする意欲を失い、たとえ未熟でも自分で演奏することで得られる満足感が得られなくなる。

それから、音楽の勉強ももっとせんとなあ、と思います。
では、みなさまおやすみなさい。台風にどうぞお気をつけ下さい。グーテナハト。

Photo

緑なのか、コンクリなのか。
仕事で出かけた昼下がり、なんだかいい感じでした。
夏には珍しく雲ひとつない快晴です。湿度が低いからか、風が強いからか。珍しいのではないかと思います。
確かに、ジメジメというより、カラッとした熱風が吹きすさぶ、という感じです。調べてみると、確かに東京のお昼の湿度は50%ぐらいでした。
冬にはこうした晴天がよくあります。ですが、太陽の高度が低いのでこういう光の色にはなりません。
そう意味では、先日取り上げたプロヴァンス映画のような気候なのかも、と思ったり。おそらく台風の影響でしょう。
しきりに、頭の中にシロッコ、という単語が浮かんできました。つまり、サハラ砂漠から欧州へと吹いてくる熱風のことです。こちら、シロッコの写真。

Sirocco from Libya.jpg
Sirocco from Libya“. Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.

(シロッコは地中海を超えると、湿潤な風になるそうですが、アフリカでは乾燥した熱風だそうです)
とにかく気持ちの良い風景です。最近、冷房疲れで、暑さが恋しいので、いい気分転換になりました。
それではグーテナハトです。

Book,Classical

バーンスタイン: アメリカが生んだ偉大な指揮者 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)
河出書房新社 (2014-07-23)
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はじめに

暑い日が続いています。みなさま、体調はいかがでいらっしゃいますか?
私は、昨夜は空調を切って眠りました。お陰で今日は少し体調がよくなりました。今年にはいて、どうも仕事場の空調が強すぎて、昼間はブルブル震えています。そんなせいで体が冷えきっていたようです。暑さの中で寝たことで、新陳代謝がよくなったような感じで、ずいぶん楽になりました。
この夏を空調なしで乗り切るのも難しい状況ですが、そうはいても空調も使い過ぎは禁物ですね。

バーンスタインのムックが出ました。

河出書房新社からバーンスタインのムックが出ました。昨日入手し読み始めています。
バーンスタインのことは知っているようで知らないのかも、と反省しました。ブラームスの交響曲や、あとで触れる《トリスタンとイゾルデ》などでずいぶん感動しましたが、実はマーラーやベートーヴェンをちゃんと追えていないということに気付かされてしまいました。他にもシベリウスなどにも興味ありますね。久々にCDを買おう、と思いました。
コンパクトにバーンスタインのことがまとまっており大変お勧めです。

黒田恭一さんのこと

この本で感動したのは、故人となってしまった岩城宏之さんと黒田恭一さんの文章が載せられているということ。特に黒田恭一さんが1985年にバーンスタインにインタビューをした当時の記事は素晴らしいです。
バーンスタインの人となりが分かりますし、なにより黒田さんのインタビュアーとしての機知と気遣い、そして綿密なデータをもとに解説するプロ意識にただただ脱帽しました。
黒田さんはNHK-FMでの解説で30年以上まえに存じて、本なども何冊か読みました。2008年には新国立劇場のオペラトークに司会で出演されました。
https://museum.projectmnh.com/2008/09/15235830.php
https://museum.projectmnh.com/2008/11/23213311.php
それから、こちらの本。黒田恭一さんの初心者に向けたクラシックの聴き方の本です。私はこの本を中1の時に読み「コンサートの予習は必ずせよ」「コンサートには一時間前に会場入りせよ」という教えを忠実に守っています。

はじめてのクラシック (講談社現代新書)
黒田 恭一
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バーンスタインのこと

私がバーンスタインといって思い出すのはこちらのアルバムです。
あまりに豊かで潤いのある音楽に仕上がっています。おそらくはかなり遅いぐらいのテンポで動かしています。この速度で、この曲をやられてしまうと、この曲がもつある種の恍惚とした感じとか官能性などが顕になっていくのだと思っています。かつても書いたと思いますが、1980年ごろ、吉田秀和さんがNHK-FMでバーンスタインが振ったベートーヴェン《田園》を「恍惚とした感じ」とおっしゃっていた録音を持っていました。そういう、なにか人間の奥にある情感を思い起こさせる音が、この音源で感じることができるのだと思います。

Tristan Und Isolde
Tristan Und Isolde

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Wagner Behrens Bernstein
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ではグーテナハトです。