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<< スティーブン・キング「回想のビュイック8」 | 夕陽 >>


図書館の検索PCで物憂げな感じで「ブレッカー」と入力してみる。画面には、ランディ・ブレッカー、マイケル・ブレッカー、マイク・ブレッカーと表示される。マイケル・ブレッカーは、古い盤ではマイク・ブレッカーと表記されたこともあったのだ。 何はともあれ、我が町の図書館の保有するブレッカー参加アルバムが予想以上に多いことが分かる。心のなかだけでほくそ笑んで、書架に向かう。あった、あった。この70年代風なジャケットを見て、またほくそ笑む。今度は心のなかだけに押しとどめることが出来ず、笑みが顔面に溢れる。やった、あったよ……。 家に帰って早速聴いてみる。 ああ、この感じ。懐かしいなあ……。 You're Sorryでは、マイケル・ブレッカーがテーマをとる。いいですな。メロウな感じ。このころのブレッカー・フレーズは、晩年期に比べてそれとわかりやすい。マイク・マイニエリも参加。ガッドのスネアが小気味よく刻まれている。ほとんどステップスのノリ。 Letter To New Yorkの冒頭のブレッカー兄弟、エフェクター使いまくっていてブレッカーブラザーズのアルバムかとみまがうほど。ここでもマイケル・ブレッカーがフューチャーされていて、長いソロを取っている。 When I Got Your Wave "Pathetique"は、ベートーベンの悲愴ソナタをモチーフにした曲。あの有名な旋律が使われている。マイケル・ブレッカーは、エフェクター掛けて、ブレッカー以外の奏者が吹くと恥ずかしいぐらい(自戒を込めて)、定番なブレッカーフレーズを、メトロノームよりも正確なリズムで吹きまくっている。マイク・マイニエリのビブラフォンソロも熱い。 Depature in the Dark-Againは、バリ・フィナティーがフレーズをとる。スティーブ・ガッド様のバスドラム連打が激しい。真夜中、街路灯越しに見える、暗闇に浮かぶ高層ビルを眺めている感じ。 それにしても、メンツが豪華。 ・スティーブ・ガッド様 ・バリー・フィナティー氏 ・ブレッカー兄弟 ・デイビッド・サンボーン氏 ・ロニー・キューバ氏 ・バリー・ロジャース氏 ・アンソニー・ジャクソン氏 うーん、垂涎ものとは、このことをいうのだ。

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コメント(4)

yat :

TITLE: その図書館を知りたいです
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今、「on the move」を求めて、ここにたどりつきました。とっくの昔に廃版になっているので、聞こうにも聞けません。その図書館はどこの図書館ですか。
それはそうと、私も辻邦夫が好きなので驚きました。高校生のとき、「夏の砦」を読んで以来、読み続けています。

Shushi :

TITLE:
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yatさん、コメントありがとうございます。

辻邦生さんの本もお読みになっているのですね。奇遇です。

どこの図書館というのは個人情報と言うこともあって、コメント欄ではちょっと答えにくいです。こういう世の中になってしまいましたので……。どうかご勘弁ください。

yat :

TITLE: わかりました
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そうですね。
わかりました。実は私が探していたのは"Departure in the dark"だったのです。他のCDでは聞いたことがあるのですが、on the moveもぜひ聞きたいと思っています。
この曲は昔NHKの「早筆右三郎」というドラマの主題曲になっていて、それが忘れられないのです。

ところで、夏の砦に関するコメントはあまりないようですね。最初に読んだからだけではなく、やはり最高傑作なのではないかと思っています。
他に短編ですが、「秋の朝 光のなかで」というのも印象深い作品ですね。

Shushi :

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yatさん、コメント頂きありがとうございます。"Departure in the dark"、良い曲ですね。古き良き、70年代と言う感じです。

「夏の砦」は偉大すぎて、なかなか書けないのです。何度も読んではいるのですが。

私も「秋の朝 光の中で」好きです。最後の主人公のモノローグがとても印象的でした。

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2012 年 2 月 9 日
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