Classical,Richard Wagner

新潮文庫に収められているワーグナーの伝記を読みましたが、なかなか興味深かったです。

ワーグナーの略歴は知っていましたが、きちんとした伝記を読むのはお恥ずかしいことに初めてでした。興味深かった点をリストで。

  • 実は小さいころから音楽に秀でていたわけではなかったのだ、とか、そのことである種批判されたりしたようですね。
  • トリスタン和声は、音楽的な意図からではなく、純粋に、そう書きたいからそうなってしまったのだと言うことみたい。
  • 父親が誰だかわからない、という出生ににまつわる謎が、ジークフリートが言う「父親がわからない」というせりふに反映されているようです。
  • ワーグナーにまつわる13という数字の謎とか(出生年の1813をすべて足すと、13になるなどなど)、予知夢を見たり、コジマとの間でテレパシーもどきの現象がよく起きていたとか……。オカルティズムに半分足を踏み入れたような感覚を覚えました。

ほかにもあるのですが、それは明日まで。今日は急いで更新です。