Richard Wagner

PRI_2008032155110

 

nibelung_blun.mid

サヴァリッシュがバイエルンで振った指環のDVDを見ています。昨日の夜に神々の黄昏の2幕の冒頭部分を見ました。ブリュンヒルデがグンターに連れてこられて、ジークフリートの姿を見て驚き、さらにジークフリートが指環を嵌めているのをとがめるシーンです。

ブリュンヒルデの動機。「神々の黄昏」の第一幕冒頭で登場する美しい旋律です。EbからCまで6度上がるのが気持良いのですね。6度上降は、ジークフリートの動機でも登場します。ちゃんと同期を取ってあるんですね。6度上降がこんなに気持の良いものだとは知りませんでした。やはり楽譜を見てみると面白いですね。もっともこの譜面はスコアを見たわけではなく、CDのライナーに載っていた譜例をうつしたもの。

ちなみに、ジークフリートの動機は以前にも紹介しましたが、そちらは短6度の上降です。明日紹介する予定の譜面では、長6度で上降している。(※やはりそちらも短6度上降でした。譜面を読み違いました)張り巡らされた動機の関係が浮き上がってくる感じ。