謹賀新年 そして楽器を演るということ

IMG_0322.jpg
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
写真は我が家から観た日の出です。ちなみに右手の二本の高層ビルは東京都庁です。
昨年は、こちらのブログをきっかけに、図書新聞へ書評を5本ほど寄稿する機会をいただきました。現在も準備中です。
その中で、茂木大輔さんの本を書評したなかで、かつてから持っていたオーボエを吹きたいという気持ちに火がついてオーボエを初めてしまいました。
ここにはあえて書きませんでしたが、実は昨年の夏頃に、とある音楽関係の方のお話を聴く機会がありました。詳しくはかけませんが、その話を聴いたなかで、音楽と係るということにおいて、音楽演奏を行わないということはありえないのではないか、と強く思ったわけです。
下手でも良いのです。とにかく楽曲と向き合い、自分の手で音楽を創るということが大事ではないか、と。
バルトークもそういうことを言っております。
といいながらも、やはり音楽との関わり方は人それぞれで良いのです。全員が楽器やることもないと思います。音楽を聞いてたまにカラオケで歌うというありかたもあるべき姿と思います。
ですが、少なくとも、コンサート評であったりCD評を行うのであれば、楽器演奏をやっておかないと、大事なものを見落としているのではないか、そう思うわけです。なにか楽器をやっていれば、違った視点があるはずなのです。
ただ、これはもしかすると、音楽を評するということに行き詰まっているからということもあるのかもしれない、などとも思っています。楽器をやらないでも音楽の本質を捉えることができる方もいらっしゃいますので。
もっとも、私の場合、もとからサックスを吹いていましたし、今もやはりサックスは続けています。楽器を吹くのはそもそも好きでしたので、才能やら目的などという難しいことは考えずに、単に吹きたいということもあるのですけれど。それから、楽器を吹くと精神的にも良いですし、頭の回転も早くなります。多分。
というわけで、今年もいろいろと書いていこうと思いますので、どうかお付き合いください。
ではグーテナハト。