数字にしか興味のない大人になってしまった?
先日、Kindleで「星の王子さま」を買いました。
どうやら、サン=テグジュペリの著作権が切れたたということで、各社から様々なバージョンが出版されているようで、このKindle版もその中の一つのようで、100円ということで、結構安かったので、ポチッとしてしまいました。
この本、かつて母親が「面白いから!」と薦めてくれましたが、小学生6年生には正直良くわからなかったのです。
挿絵や設定が、極度に抽象化され、あるいはシュールにすぎるので、さすがに小学生低学年のころには「6年生になったら読もう!」と言われていました。
ですが、6年になっても分からずじまい。で、そのままでした。
Kindleで買って、たまたまiPhoneを開いて目に入ったので、何十年ぶりかに読んだのですが、いやあ、これは、小学生には分からないですね。。
大学生とか社会人が読むといいのでしょう。
もっとも、その時分に読むと、厭世観に苛まれ、逆効果かもしれませんので、お気をつけて。社会は、ヒドイところですから。なーんちゃって。
こんな一文、どうでしょう?
星の王子さまは、六年前に、ヒツジといっしょに自分の星に帰ってしまいました。ぼくがこのお話を書いているのは、彼のことを忘れたくないからです。誰でも本当の友だちを持てるわけではありません。それに、ぼくだって、そのうち、数字にしか興味のない大人になってしまうかもしれません。
先日まさに「情報と効率の世界で生きている」と言いましたが、この「数字にしか興味のない大人」になってしまったということになるんでしょうかね。。大勢の一部になるというのは、麻薬のようなものですから。。
それでは、みなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。
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