
線路が雪で埋まってしまった出先の駅。まったく、どうかしてます。水曜日、木曜日とまた雪が降るそうです。山梨も大変な被害だそうです。
雪が多いからといって温暖化とかどうだかとか言うのは拙速らしいですが、ともかく黒潮の蛇行が原因だとか、ブロッキング高気圧とか言う強力な高気圧がシベリアからベーリング海峡あたりにいてジェット気流が蛇行しているから、とか、いろいろ原因はあるそうですね。
さて、オーボエのこと。先週、練習中にFキーのタンポが外れました。まあ、日が経つとそういうこともあるようで、修理をしていただき、今日も少しだけ練習。いい音が出るようになってきました。
が、音の出し方はわかっても、アンブシェアの力が無かったり、ブレスの方法が今ひとつということで、なかなかうまく行きません。やはり毎日練習してアンブシェアを作ることが必要です。
それから、先日ゆえあって、少し固めのリードを入手しました。これ、ほんといい音が出ます。でも、すぐに疲れてしまうんですが。。はやくリードを自分で作れるようにならないと行けないですね。
というわけで、新兵器を導入しましたが、これはまた後日。
さて、こちらもゆえあって、バンドをやるかもしれなくなりました。少し楽しみですが、どうなることやら。。
ではグーテナハト。
妄想のオーボエ その15 引き続き精進中です
《短信》いーぐる
いーぐるに行ってきました。大学時代の先輩後輩たちとともに。
“http://www.jazz-eagle.com/":http://www.jazz-eagle.com/
四谷にあるジャズ喫茶で学生時代によく行ってました。
昔良く聴いていたアート・ペッパーがかかっていて懐かしく、意外といまでもいいかも、と純粋に感動しました。ハービー、ラリー・コリエルなんかも。
ジャズもクラシックももっと体系的に戦略的に聴かないと行けないと改めて思いました。音楽を聴くことにについて初心にもどって謙虚にやり直さないと行けないです。
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日は変わってますが、グーテナハト。
《短信》本日旅行
熱海にて旅行中。明日朝に帰ります。
ではグーテナハト。
語っちゃいかんのか。。── ヴァントのブル7
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いや、ほんと短信です。
いろいろあった一週間。あの騒動で、一時音楽が聴けなくなるんじゃないか、と思いました。それは、聴くことと語ることを一つにしようとしたからかも。音楽を語るということに対する苦しみというものは以前からあって、それが今回の騒動で色々考えざるを得なくなってしまったということだと思いました。
しかし、昨日から読んでいる伊福部昭「音楽入門」で、「わからない音楽ほどわかっている」という一節があり、ああ、語ってはいけないのかもしれない、などと思いました。まるで一神教の神のように。
で、ヴァントが振るブルックナーの7番を聴いて、ただただ、端正で静謐だ、とだけ思いました。
そうか、音楽を語るときに比喩表現を用いてはいけないのか、などと気づいたり。けっして、「かなしみは疾走」などと言ってはいけないのですね。安易に。
明日の関東はまた雪ですか。2日振り続けるようです。週末、大学時代の音楽関係者と会うんですが、開催されるのでしょうか。。。
ではグーテナハト。
伊福部昭「音楽入門」で昨今の問題を考えているところ
かつて読んだ伊福部昭の「音楽入門」ですが、昨今の問題を考える上での最も厳しい意見が書いてあります。
私はかつてこの本を読んだ時、どうも自分の考えとはすりあわない、と思っていました。リヒャルト・シュトラウス《ツァラトゥストラはかく語りき》が大なたでメッタ斬りにされてますから。
ですが、今回の事件を受けて、もう一度読み始めました。
で、こんなことが書いてあります。
私たちは、このように音楽以外のものの助けによって、その音楽に意味あらしめようとするような作品を軽蔑しなければなりません。
伊福部昭「音楽入門」47ページ
この本における「軽蔑」の仕方が半端ありません。絵画における裸婦像を例に取り、裸婦像を芸術的な眼差しでそれ自身を見るのであれば、それは芸術であるが、そこに性的欲求などを介してみた場合、その絵画は春画に堕ちる。であるから、、
同様に音楽にあっても、その方便で選ばれた題に基づいて諸々の連想をたくましくする態度は、その連想そのものがいかに美的なものであったとしても、いわば春画的な見方と言わざるを得ないことになるのです。
伊福部昭「音楽入門」42ページ
となります。
さて、少し先取りなのですが、あとがきが片山杜秀さんが書いておられて、例の小林秀雄の「モオツァルトのかなしさは疾走する」が取り上げられています。この文学趣味の行末が、今回の問題につながっているといえましょうか。
今回の問題は、ちょっと深いです。勝手に私が深く思ってしまっているだけだと思いますが。
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今日もバレンボイム。ブル5。うーん、今度は疾走するブルックナー。これはかなり速い方のブルックナーです。ブルックナーのXXXXは疾走する。XXXXには何が入るのかな?
ではグーテナハト。
バレンボイムのブルックナーを聴く
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建国記念日の一日は、最近の疲れを癒やす一日になりました。少しゆっくり眠りましたし。
それでも、現行の構成を終えて、リードを削って、ウォーキングして、みたいなかんじ。朝食は寝坊したので抜きました。夕食は、友人が送ってくれた牡蠣を使ったパスタ。
ナクソスミュージックライブラリーに、TELDECが収められているのですね。バレンボイムのブルックナー交響曲も収録されていて嬉しい限りです。
今日はブル8。ブルックナーについては語りますまい。ブルックナーを語るのはハードルが高すぎます。それでもなお言えることは、バランスがとれている本格派の演奏ということでしょう。ベルリン・フィルの機能性を十分に活かしたものなんでしょう。隅々まで統御された丁寧な作りでいながら、ダイナミズムもある演奏というところでしょうか。実は好きな演奏かもしれない、と思います。
昨今音楽を語ることについてはかなり敏感になっています。絶対音感がないと語れない、という点が気になって仕方がないのです。
私にしてみると、多くの人々が例の交響曲に感動できるのなら、ブル8にも感動できるはず、と思うのです。ブル8が別の名前で別のストーリーがあって、日本でしかるべき形で演奏されると、きっと誰しもが泣くのだと思います。長さだって例の交響曲より少し長いぐらいなのですから。。ブルックナーといった有名な作曲家の名前が、逆に日本では一般に受け入れられないものとなっているのでしょうか。それほど文脈が重要ということでしょうか。
というわけで、グーテナハト。明日も頑張ります。
《短信》馬刺しつついていろいろと
大学時代の先輩と一席ご一緒してもらいました。馬刺しを食べられる渋谷の料理店にて。

今回の騒動や、昨今の諸問題についていろいろと。大学の先生ですので、本当にたくさん教えてもらいました。
「絶対音感がないと音楽をきちんと語ることはできない」という意見があるそうです。これは、私が漠然と考えていたものに一致していて、少し思いを巡らせています。今回の事件は別にして。
それではグーテナハト。
今回の問題についての感想の続き
はじめに
今日は雪の一日でした。我が家の近くもこんな感じ。
予定は全てキャンセルとなり、一日家で過ごしました。今日これから仕事で招集されたらどうしようか、と必死に悩んでます。
昨日の続き
今回のあの事件、クラシック音楽界においては大事件で、沢山の方がいろいろな立場で語っています。まあ、語れば語るほど深みにハマりますし、物議をかもすのでしょう。ヘタすれば炎上です。
昨日の記載に少々問題があるのでもう少し書きます。
私は全聾というところには心打たれなかったのです。絶対音感とそれを記憶する能力を持つ人がいる、ということに関心を持ったのです。
それは、モーツァルトやメンデルスゾーンが楽曲の記憶を半端なくできていた、というエピソードに似たものを感じたのです。あるいは、私の知人のアマチュア作曲家が、通勤電車で楽想を考えるのだが、メモすることなく覚えている、ということを話していたのを思い出したからです。
これらの例は、もしかすると本当のことではないかもしれませんが、少なくとも一週間前までは本当だと思っていて、その類例として今回の絶対音感による作曲というものが実在していて、それに関心を寄せたということになります。
まあ、今から思えば、全聾であるからこそ、絶対音感で作曲しなければならないわけで、そういう意味では、全聾という要素も重要だったのでしょう。あるいは、精神薬を飲んでいる姿も、無意識に受け止めてしまっていたんでしょう。あるいは、NHKが放送したということもあったんでしょう。どうがんばってもいいわけしても、ウソの情報を見破れず、それらを要素として音楽を評価していたということになります。
あと、もう一つ。さかな君が、天皇陛下のスピーチに登場したという「快挙」がありました。クニマスを発見した例の快挙からきたものです。私はあの曲の人気っぷりが、さかな君の快挙につながるもののように思えたのです。あるいは、島津製作所の意志社員だった田中耕一さんがノーベル賞をとったとか。ああいうメインストリート以外のところから出てきた人が、快挙を成し遂げてしまう、というストーリーの一つとしても捉えていたのだなあ、と。
なので、私はそうしたストーリーとともに音楽を聴いていたし、音楽を聴くことはそういうものだと思っており、やむなし、と思います。
この言説はきっと議論を呼ぶはずですが、おそらくこの「聴く」ということを、各人が様々に解釈するのでしょうから、すりあわない議論になるはずです。私にとっての「聴く」は、おそらくは空気の振動を認識すること以上のもののような気がします。
まあ、ウソの情報を見破ることなんてなかなかできません。後出しジャンケンでならいくらでも言えるのでしょうから、行っても意味はありませんので、あえて言いませんが、家族とはいろいろと類例を出しながら論じております。
いろいろとかんがえることが多く、どうにもとまりません。というか、「音楽」自体よく分からなくなってきました。
今日の一曲
今日は《魔笛》の第一幕を2003年の録画でみました。コリン・ディヴィスがコヴェント・ガーデンを振ったバージョンで、夜の女王をディアナ・ダムラウが歌ってました。ダムラウは本当に巧いですよ。声が均質で、パワーがあり、それでいて絶妙なコントロールでした。タミーノを歌うハルトマンは立派なんですが、立派すぎて試練を受ける必要がないぐらい成熟したタミーノでした。
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明日は、お世話になった方と会う予定。
今回の問題についての感想

あっという間の一週間でした。なんか3日ぐらいしかなかった気もします。
世の中は万華鏡のように折々でその色形が変わります。今回の騒動もそういうものですね。
振り返ると私も関連コンテンツを2回書いてますので、何かしらのことは書かなければならないと思います。
経緯としては、一年ほど前に父からあの曲が凄いらしい、という噂を聴いたのが初めです。その後、Youtubeで、大友直人さんが激賞している映像を見ました。ベルリン・フィルでやるべき、というコメントで、ああ、そういう評価を受けているのか、と思った次第。
その後、昨年2月に東京芸術劇場での演奏会が、夏休み中にあたっていたので、行ってみようかと調査を初め、その中でCDを購入して聴いてみたのが最初です。よく言われているように、様々な作曲家の断片が聞こえる作品である、というのがその第一印象でした。ですが、東京芸術劇場には行きませんでした。疲労が激しく行けなかった、ということもありますが、CDを聴けばいいかな、と思ったということもあります。
その後、昨年3月末の問題のNHKスペシャルを観ました。絶対音感で音楽を書くという「天才」的な作曲に感心しました。私の知り合いも、やはり楽譜をメモすることなく覚えておくことができるので、ああそういうこともあってもおかしくないなあ、と思いました。
なので、東京芸術劇場の演奏会には行っておくべきだったのかも、と後悔もしました。というわけで、コンサートに行ってみることにしたわけです。前から聴いてみたかった神奈川フィルの演奏を、大好きなみなとみらいホールで聴いてみよう、ということで、8月にコンサートに行きました。で、佐村河内氏の姿を拝見する次第。
その時の印象については、ブログと記憶を思い出すと、普通の音楽を書くことが大事なんだ、ということと、オケの大音響をずいぶん楽しめたなあ、というところでした。
結論から言うと、音楽的関心とともに、「天才」的な作曲技法でどれだけのものができるのか、ということにも興味があったようです。したがって、その点は騙されたということなんでしょう。私は全聾というところには心打たれなかったのです。絶対音感とそれを記憶するということに関心を持ったのです。
音楽的価値が最上、というこの問題の中で様々な方が語られていることは確かにそうかもしれませんが、私の場合は、これも随所で批判されているように、音楽とともにそこに付随した物語を楽しんだのかもしれません。
これは、オペラみたいです。
音楽だけでなくそこにあるストーリーを観ているということなんでしょうから。
どちらが欠けても成り立たないオペラ的事件であり、そういうオペラを我々は意図せず見せられた、ということなんだなあ、と思いました。両者は分かちがたいものです。音楽を聴くには、聴覚以外も使うのです。音楽さえ良ければいい、というのも一理ありますが、私にはそれはあまりに原理的と思います。
それにしても、絶対音感で作曲する天才作曲家がいなくて少しホッとしました。そんなうまい話はないですね、ということみたいです。その点は良かったです。
さて、明日は大雪ですね。本当かな?
では、グーテナハトです。
《短信》それにしても

オペラは、音楽、詩、演出によって成り立ちます。
ですが、普通の音楽もそうかもしれない、などと思うことも。
純粋に音楽だけを享受するべき、と思っていましたが、それは難しいのではないか。
などと、昨今の騒動をみて考えました。
最近本当に多忙。6時間連続会議なんてのも。頭の体操。
それではグーテナハト。







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