また今週も東京を散歩しました。遅い午後、前回と同じく、虎ノ門から新宿へ。

弁慶堀端から見上げた赤坂プリンスホテル。

弁慶堀です。

太公望?

八重桜が見頃を迎えていました。

四ッ谷駅です。
蝶々夫人の同曲異演を求めて
![]() |
The Essential Puccini London Philharmonic Orchestra () Decca |
蝶々夫人の同曲異演を求めて、いましたが、こちらのCDに所収されている盤を聴きました。ベルゴンツィさんとテバルディさんの蝶々夫人。ベルゴンツィさんの声は透き通っていて、まるでガラス細工のような美しさ。テバルディさんは力強い感じですね。フレーニさんの蝶々夫人ばかり聴いていたので、すこしとまどうようなもの感じるのですが、それは、フレーニさんが僕のデフォルトなので致し方ないです。透かし彫りのように情景が浮かんでくる演奏でした。
あ、それから、図書館でドミンゴさん、スコットさんが歌う蝶々夫人を借りてきました。こちらは、週末にでもゆっくりと。
※ おかげさまで一週間終りましたね。明日は、また東京散歩の予定。天気がよいといいのですが。
ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
早川書房 (1977/03)
売り上げランキング: 26968
ばら戦争勃発
売り上げランキング: 20216

ウィーンの香り!
これぞオペラ!陶酔してください
カラヤン盤と双璧をなす名盤!
先だって、新聞を読んでいたら、今年日本では「ばら戦争」が勃発するとのこと。ばら戦争といえば、中世イギリスを二分した戦争ですな。白ばらヨーク家と赤ばらランカスター家の争い。
それが日本でも勃発です!
- 2007年6月 新国立劇場「ばらの騎士」
- 2007年9月 チューリッヒ歌劇場「ばらの騎士」
- 2007年11月 ドレスデン国立歌劇場「ばらの騎士」
- 2008年2月 びわ湖ホール「ばらの騎士」
凄いですねー、こんなに「ばらの騎士」が見られるなんて。びわ湖ホールでもやりますので、関西の方もみにいけるかもしれませんね。
僕は、このうち新国立劇場とドレスデン国立歌劇場を観に行く予定。
新国立劇場はペーター・シュナイダーさん、ドレスデンは準・メルクルさんですね。シュナイダーさんは、ドレスデンでカプリッチョを見たときに振っていらした指揮者。手堅くまとめていた感じを受けました。準・メルクルさんも重厚な響きを引っ張り出す指揮者という印象です。どんなばらの騎士になるのか楽しみです。
「ばらの騎士」は2003年の夏に二期会公演を見たのが初めて。あとは、カルロス・クライバー師がウィーンで振った完璧すぎるDVDを見たぐらいです。クライバー盤のDVDは、ロットさん、オッターさん、ボニーさんが素晴らしかったですし、オックス男爵のクルト・モルさんも良かった。前にも書きましたが、僕はモルさんの声が大好きなのですよ。
そんなことを思いながら、終幕の三重唱を聴いてみました。
ああ、やっぱり、オペラで言うと、シュトラウス先生とプッチーニ先生が激しく好きなんだなぁ、僕は……。
西部の娘、楽しみ。
西部の娘、引き続き予習中です。
新国立劇場で催されたオペラトークの模様を読むことが出来ました。
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/20000119.html
演出のホモキ氏のこの言葉がポイントですかね。
現代の我々は映画により西部劇のイメージを持っていますが、このイメージで「西部の娘」を捉えるのは間違っています。100年前のヨーロッパでの大きなテーマは、「移住」、「孤独感」、「故郷からの離別」ということであり、それを私は取り上げようと思いました
なるほど。移民のドラマとしての「西部の娘」、異邦の地で不安に怯えながらも生きようとする男たち、女たちのドラマ、そんなところでしょうか。オペラは、主題をアクチュアルに解釈することが出来るので、常に新鮮ですよね。
ウルフ・シルマーさんは、1959年ブレーメン生まれです。48歳ですね。お若いです。
私、シルマーさんを初めて見たのは、2002年11月のパリにて。このときのことは既に書いたことがあるかもしれません。またカミングアウトします。シルマーさんが「影のない女」を振っておられたのを聴いたのですが、この時、生涯二回目のオペラ体験だったということもあり、影のない女の予習をしきれていなかったのですよ。しかも、パリ到着翌日が公演日。仕事に忙殺されボロ雑巾のようにくたびれきった私には、予習が不十分な状態で影のない女を聴く力は無かったのでした。朦朧としながら聴いたのですが、ほとんど見られず。残念な思い出です。
次にシルマーさんの指揮を見たのは、NHKの芸術劇場で放映された、2002年ブレゲンツ音楽祭の「ボエーム」ですが、この演奏は凄かった! 濃密でスタイリッシュなボエームでした。演出も素敵。詳しくはこちら。
次は、新国立劇場2003年シーズン幕開けを飾った「フィガロの結婚」での指揮。これもやはりスタイリッシュで爽やかな感じのフィガロ。演出は、ホモキさんでしたね。真っ白な舞台に白い箱が幾つも幾つもおいてある、抽象的な演出。面白かったです。
演出のホモキさんの演出は、2003年にミュンヘンで見た「マノン・レスコー」もホモキさんの演出。この演出もよかった。舞台はミュンヘンの歌劇場なのですよ。歌劇場の舞台に載った歌劇場、みたいな。メタがかかった状態で観客は見ていることになります。合唱団はオペラを見に来ていた観客で、警官は歌劇場の守衛の制服に身を包んでいる。巨大なシャンデリアも舞台上に再現されているという感じ。巨大な階段があって、それはちょうど歌劇場の入り口の階段を模したもの。そのまま四幕二時間ぶっ通し。素晴らしかったです。
ちなみに、舞台はこんな感じでした。

次のシルマーさんは、エレクトラでした。この演奏も凄かったです。
そして、今回の西部の娘。いやが応にも盛り上がってきます。楽しみですね。
西部の娘を聴こう!

![]()
西部の娘、予習中です。
ウィキペディアにきちんとしたあらすじが載っていました。こちらです。初演で大成功を収めながらもその後は不遇なこのオペラですが、この記事によると耳に覚えやすいメロディーが少ない、とのこと。しかし、全体にドラマティックで重厚なオペラだと思います。でも弦の美しさも随所に見られます。所々にラグタイムやジャズ的なメロディもきこえてきます。
それにしても、よくぞ日本で演目にかかったな、と言う感じです。日本在住の向きにとっては、一生に一度見られるか見られないかというぐらいレアなのではないでしょうか?
プッチーニ「西部の娘」を聴かなければ!
4月21日は新国立劇場で「西部の娘」を観る予定。指揮はウルフ・シルマー氏ですので、キリッとした演奏を聴かせてくれることと思い期待しています。今週は、スラットキン指揮「西部の娘」を予習しようと思います。少し聴いたのですが、プッチーニらしい清爽とした感じ。これからもっと聞き込みます。DVDも出ているようですね。

![]()
今日は思ったより良い天気でした。午前中は光が部屋の中に入ってくるので、家で音楽を聴いて。午後は投票に出かけがてら長い散歩。40分ぐらいアップダウンのあるコースを早足で歩きましたが、おかげで少々体重が減ってきた感じ。
最近忙しさにかまけて、本を読んだり音楽を聴いたりしにくくなってきています。こういうときこそ音楽を聴いてリフレッシュしなければ! 今日もプッチーニを少々聴いただけですが、聴くことができただけ良かったという感じです。
どの蝶々夫人を聴こうか?
先週のジャコミーニさん体験から一週間、帰りの電車で蝶々夫人を聴くのが日課のようになってしまいました。聴いているのは、カラヤン盤で、パヴァロッティとフレーニが歌っているもの。仕事でバタバタして疲弊しきった一週間でしたが、なんとか持ちこたえました。プッチーニ様のおかげです。
ですが、ほかの蝶々夫人も聴いてみたい! と思い調査中。
音楽之友社「クラシック名盤大全 オペラ・声楽曲篇」をめくってみました。以下の5枚が推薦されていました。
カラヤン盤
![]() |
Puccini: Madama Butterfly Giacomo Puccini、 他 (1990/10/25) London この商品の詳細を見る |
シノポリ盤
amazonでは取り扱っていないようです。
セラフィン盤
![]() |
プッチーニ:蝶々夫人 全曲 デバルディ(レナータ)、ベルゴンツィ(カルロ) 他 (2004/11/26) ユニバーサルクラシック |
バルビローリ盤
![]() |
プッチ-ニ:歌劇「蝶々夫人」全曲 スコット(レナータ)、ローマ国立歌劇場合唱団 他 (1996/07/17) 東芝EMI |
ファブリティース盤
![]() |
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」 モンテ(トティ・ダル)、ローマ歌劇場合唱団 他 (1996/12/18) 東芝EMI この商品の詳細を見る |
さて、どれを買いましょうか?
今週末の桜は?

明日の東京地方は、晴れのち曇り、明後日日曜日は曇り、ということで、天気は今ひとつ。桜の方はと言えば、だんだん散り始めていて葉桜になりかけています。今週末もぎりぎり楽しめるかな、と言う感じでしょうか。
(写真は4月1日に撮った桜です)
アイラ・レヴィン「ローズマリーの赤ちゃん」
![]() |
ローズマリーの赤ちゃん アイラ・レヴィン (1972/01) 早川書房 |
またヤバイ本を読んでしまった。アイラ・レヴィンの「ローズマリーの赤ちゃん」。ある本で勧められていたので読んでみたのですが、あまりに面白く、興味深く、吸い込まれるようにして読んでしまいました。
ネタバレになるかもしれませんので、フォントの色を変えます。ともかく衝撃的。
- 計算されつしているなあ、本当に。夫のガイが俳優で、芝居をして、入居住宅を変えるところから、ガイの芝居に結局はだまされ続けるローズマリー。
- ローズマリーが眠らされて悪魔と交わるシーンは、ローズマリーの夢と言うことになっているんだけれど、最初読んだときは、よくもこんな象徴的な夢を書けるな、と感心していたのだけれど、それが本当にあったことだと分かってゾッとする。思わず、くだんの部分を読み返して再度ゾッとする。しかし、この部分、「ダ・ヴィンチ・コード」の一場面と似ているな……。
- しかも、その日、ローマ法王がニューヨークを訪れていると言う設定。できすぎている。
- ローズマリーがカトリックの信仰から離れた女ということも象徴的。最後に「神は死んだ」と叫ぶあたり、現代を象徴している。
- でも、悪魔信仰が悪かと言われれば、そうではないかもしれない。悪魔といっても、反キリスト教的で異教的なものを指す場合もあるから。
- これは現代批判なんだろうな、と。悪しき相対主義に陥る現代社会への警鐘でもあるのかな、と。
- キリスト教(カトリック)が第二ヴァチカン公会議以降、他宗教を認めるなど融和的な方向に向いたことで、ある種の相対主義に陥り、力を失った。そこにあるのは、道徳無き世の中(異論もあると思うけれど)。
- それで、ニューヨークを訪れるローマ法王の名はパウロ。これは、パウロ六世(在位1963〜1978)のことを指していると思われる。彼は第二ヴァチカン公会議の遂行者。実に象徴的。
- しかし、最後のシーン、強烈。赤ちゃんにかぎ爪が生えていて、それで身体をひっかかないために手袋をかぶせている、とか、普通思いつかないよなあ。









