http://www.nhk.or.jp/goshogi/shogi/
NHK教育テレビ「新日曜美術館」をが終わると「将棋講座」が始まります。ふつうでしたら、すぐにテレビを消してしまうところなのですが、今日に限ってはそのままつけていたのですが、なんと「将棋講座」の司会はあの錦織健氏ではありませんか!どうやら将棋が趣味なのだそうです。さすがです。それにしても司会もなかなか上手いです。
錦織健氏と将棋
辻邦生著作目録(私家版)
辻邦生著作目録
2005年1月23日現在
- 辻邦生全集についてはこちらをご覧ください。
- 「愛・生きる喜び(海竜社)」の巻末の作品目録から抜粋し、私が所有する著作を適宜加えたものです。
- 文庫は一部を除いて含まれていません。
- 若干漏れているものはあるかと思いますが、ほぼ全てだと思います。今後も引き続き精査・リファインを進めていきます。
- 書名に順次アマゾンへのリンクを貼っていきます。
エクセルで作成したものを、tableに変換しています。変換にはfrontpageを使用したため、htmlベースで少々汚くなっています。今後折りをみて改善します。無駄な要素を省くなど、改善しました。(2004/5/20)
sq | 著作 | 年 | 出版社 | ジャンル | 関係記事 | 備考 | |
1 | 廻廊にて | 1963 | 新潮社 | 小説 | |||
2 | 夏の砦 | 1966 | 河出書房新社 | 小説 | 20040410 |
現在は文春文庫で読むことができる | |
3 | 小説への序章 | 1968 | 評論 | 河出書房新社 | |||
4 | 安土往還記 | 1968 | 筑摩書房 | 小説 | 現在は新潮文庫で読むことができる。 | ||
5 | 異国から | 1968 | 晶文社 | 小説 | |||
6 | 城・夜 | 1969 | 河出書房新社 | 小説 | |||
7 | 若き日と文学と 北杜夫・辻邦生対談 | 1970 | 中央公論社 | 対談集 | |||
8 | 北の岬 | 1970 | 筑摩書房 | 小説 | |||
9 | 天草の雅歌 | 1971 | 新潮社 | 小説 | |||
10 | 嵯峨野明月記 | 1971 | 新潮社 | 小説 | |||
11 | ユリアと魔法の都 | 1971 | 筑摩書房 | 小説 | |||
12 | 背教者ユリアヌス | 1972 | 中央公論社 | 小説 | |||
13 | 辻邦生作品(全6巻) | 1972 | 河出書房新社 | 全集 | |||
14 | パリの手記(全5巻) | 1973 | 河出書房新社 | 日記 | |||
15 | ポセイドン仮面祭(戯曲) | 1973 | 新潮社 | 戯曲 | 20040525 | ||
16 | 海辺の墓地から | 1974 | 新潮社 | 随筆集 | |||
17 | 北の森から | 1974 | 新潮社 | 随筆集 | |||
18 | モンマルトル日記 | 1974 | 集英社 | 日記 | |||
19 | 灰色の石に坐りて 辻邦生対談集 | 1974 | 中央公論社 | 対談集 | |||
20 | 詩への旅 詩からの旅 | 1974 | 筑摩書房 | 随筆集 | |||
21 | 霧の聖マリ | 1975 | 中央公論社 | 小説 | |||
22 | パリの手記(全1巻) | 1975 | 河出書房新社 | 日記 | |||
23 | 眞畫の海への旅 | 1975 | 集英社 | 小説 | |||
24 | 秋の朝 光のなかで | 1976 | 筑摩書房 | 小説 | |||
25 | 霧の廃墟から | 1976 | 新潮社 | 随筆 | |||
26 | 夏の海の色 | 1977 | 中央公論社 | 小説 | |||
27 | 春の戴冠(上・下) | 1977 | 新潮社 | 小説 | |||
28 | 時の終りへの旅 | 1977 | 筑摩書房 | 随筆集 | |||
29 | 時の扉 | 1977 | 毎日新聞社 | 小説 | |||
30 | フランスわが旅(編集) | 1977 | 中央公論社 | (編集) | |||
31 | 辻邦生全短篇 | 1978 | 中央公論社 | 小説 | |||
32 | 雷鳴の聞える午後 | 1979 | 中央公論社 | 小説 | |||
33 | 季節の宴から | 1979 | 新潮社 | ||||
34 | 地図を夢見る(編集) | 1979 | 新潮社 | (編集) | |||
35 | 雪崩のくる日 | 1980 | 中央公論社 | 小説 | |||
36 | 橄欖の小枝 | 1980 | 中央公論社 | 美術論集 | |||
37 | 森有正−感覚のめざすもの | 1980 | 筑摩書房 | ||||
38 | 風塵の街から | 1981 | 新潮社 | ||||
39 | 十二の肖像画による十二の物語 | 1981 | 文藝春秋 | 小説 | |||
40 | 樹の声 海の声(上・中・下) | 1982 | 朝日新聞社 | 小説 | |||
41 | 夏の光 満ちて | 1982 | 中央公論社 | 日記 | |||
42 | 雨季の終り | 1982 | 中央公論社 | 小説 | |||
43 | トーマス・マン | 1983 | 岩波書店 | 評論 | |||
44 | 冬の霧 立ちて | 1983 | 中央公論社 | 日記 | |||
45 | もうひとつの夜へ | 1983 | 集英社 | ||||
46 | 時の果実 | 1984 | 朝日新聞社 | 随筆集 | |||
47 | 国境の白い山 | 1984 | 中央公論社 | 小説 | |||
48 | 十二の風景画への十二の旅 | 1984 | 文藝春秋 | 小説 | |||
49 | 天使たちが街をゆく(戯曲) | 1985 | 中央公論社 | 小説 | 20040205 | ||
50 | 春の風 駆けて | 1986 | 中央公論社 | ||||
51 | 世紀末の美と夢(全6巻・編集・小説) | 1986 | 集英社 | (編集) | |||
52 | 雲の宴(上・下) | 1987 | 朝日新聞社 | 小説 | |||
53 | 椎の木のほとり | 1988 | 中央公論社 | 小説 | |||
54 | 夜ひらく | 1988 | 集英社 | 小説 |
|
||
55 | 詩と永遠 | 1988 | 岩波書店 | 講演集 | |||
56 | 私の映画手帖 | 1988 | 文藝春秋 | 映画評論 | |||
57 | 神々の愛でし海 | 1988 | 中央公論社 | 小説 | |||
58 | 美しい夏の行方 | 1989 | 中央公論社 | ||||
59 | フーシェ革命暦(?・?) | 1989 | 文藝春秋 | 小説 | |||
60 | 銀杏散りやまず | 1989 | 新潮社 | 小説 | |||
61 | THE SIGNORE | 1989 | 講談社インターナショナル | (英訳) |
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安土往還記の英訳 | |
62 | 睡蓮の午後 | 1990 | 福武書店 | 小説 | |||
63 | 地中海幻想の旅から | 1990 | 第三文明社 | 随筆集 | |||
64 | スペインのかげり | 1990 | 阿部出版 | ||||
65 | 永遠の書架にたちて | 1990 | 新潮社 | 随筆集 | |||
66 | シャルトル幻想 | 1990 | 阿部出版 | ||||
67 | 樂興の時 十二章 | 1990 | 音楽之友社 | 小説 | |||
68 | 遠い園生 | 1990 | 阿部出版 | ||||
69 | コクトー/アラゴン 美をめぐる対話(翻訳) | 1991 | 筑摩書房 | 翻訳 |
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70 | 時刻の中の肖像 | 1991 | 新潮社 | 随筆集 | |||
71 | my Mozart | 1991 | 小学館 |
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72 | 遥かなる旅への追想 | 1992 | 新潮社 | 随筆集 | |||
73 | 江戸切絵図貼交屏風 | 1992 | 文藝春秋 | 小説 | |||
74 | 黄昏の古都物語 | 1992 | 有学書林 | 小説 | |||
75 | 天使の鼓笛隊 | 1992 | 筑摩書房 | 小説 | |||
76 | 辻邦生歴史小説集成(全12巻) | 1992 | 岩波書店 | 全集 | |||
77 | ある生涯の七つの場所(文庫・全7巻) | 1992 | 中央公論社 | 小説 | |||
78 | 私の二都物語 | 1993 | 中央公論社 | 随筆 |
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79 | 美しい人生の階段 | 1993 | 文藝春秋 | 映画評論 | |||
80 | 美神との饗宴の森で | 1993 | 新潮社 | 随筆集 | |||
81 | 黄金の時刻の滴り | 1993 | 講談社 | 小説 | |||
82 | 言葉が輝くとき | 1994 | 文藝春秋 | 講演集 | |||
83 | 生きて愛するために | 1994 | メタローグ | 随筆集 |
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84 | 鼎談 戦後50年を問う(辻邦生・堤清二・安江良介) | 1994 | 信濃毎日新聞社 | 対談 | |||
85 | 人間が幸福であること | 1995 | 海竜社 | アンソロジー | |||
86 | 西行花伝 | 1995 | 新潮社 | 小説 |
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87 | 春の戴冠 | 1996 | 新潮社 | 小説 |
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88 | 愛、生きる喜び | 1996 | 海竜社 | アンソロジー |
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89 | 光の大地 | 1996 | 毎日新聞社 | 小説 |
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90 | 花のレクイエム | 1996 | 新潮社 | 随筆 |
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91 | 幸福までの長い距離 | 1997 | 文藝春秋 | 映画評論 |
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92 | 外国文学の愉しみ | 1998 | 第三文明社 | 随筆集 | |||
93 | 風雅集 | 1998 | 世界文化社 | 随筆集 |
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94 | 手紙、栞を添えて | 1998 | 朝日新聞社 | 往復書簡 |
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95 | のちの思いに | 1999 | 日本経済新聞社 | 小説 |
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96 | 辻邦生が見た20世紀末 | 2000 | 信濃毎日新聞社 | 随筆集 |
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97 | 薔薇の沈黙 | 2000 | 筑摩書房 | 評論 |
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98 | 言葉の箱 小説を書くということ | 2000 | メタローグ | 講演録 |
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99 | 微光の道 | 2001 | 新潮社 | 随筆集 |
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100 | 海峡の霧 | 2001 | 新潮社 | 随筆集 |
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101 | 情緒論の試み | 2002 | 岩波書店 | 評論 |
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番外 | 辻邦生のために(辻佐保子著) | 2002 | 新潮社 | 随筆 |
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辻邦生全集目録(私家版)
辻邦生全集の目録(私家版)です。
やはり、残念ながら全著作の収録とは行かなかったようだ。目立ったところでは、朝日新聞から出版されていた「樹の声 海の声」や「雲の宴」、毎日新聞から出版されていた「時の扉」、「光の大地」などが収録されない。「江戸切絵図貼交屏風」、「楽興の時 十二章」、「夜ひらく」、「天使の鼓笛隊」、「ユリアと魔法の都」、「黄金の時刻の滴り」なども収録されず。私が注目していた「我等の渇いた河」も収録されない模様。特に「時の扉」や「光の大地」は現代を舞台にした作品ながら実にユニークで興味深い作品であると思っていただけに、残念である。
カタログによれば「著作のうち小説、評論、エッセイを精選」
と書かれているわけで、全作品の網羅はそもそも目的ではないということ。非情に残念であるが、膨大な著作を前にすればやむをえないだろう。
個人的には、所有していない「森有正 感覚のめざすもの」が収録されるということで、こちらが楽しみである。また二十巻の内容も期待できる。
プラッソン/フォーレ「管弦楽曲集1」
フォーレ:管弦楽曲集第1集(ペレアスとメリザンド/他全12曲) シュターデ(フレデリカ・フォン)、アリックス・ボーカル・アンサンブル 他 (1999/12/08) 東芝EMI |
フォーレの管弦楽曲集をまとまって聞くことができます。
フォーレの場合、室内楽曲も有名だと思うのですが、僕はまだその良さを完全に理解するまでに聞きこんでいません。また「レクイエム」やミサ曲群もフォーレの代表作なのですが、今回は愛聴している管弦楽曲を取り上げたいと思うのです。
管弦楽曲の代表作と言えば「ペレアスとメリザンド」が有名なのですが、このCDを聴いて知ることになった「マスクとベルガマスク」を取り上げたいのです。特に第8曲「パヴァーヌ」の静謐な美しさたるや、聴く者を陶酔ないしは酩酊へと誘うことは間違いないでしょう。波ひとつ立たない水盤に映し出される白亜のバロック建築と蒼い空を独りで静かに眺め入っているような感じです。
Googleホームのコンテンツ “Art of the Day”
つとに高機能なGoogleパーソラナイズドホームですが、実に心休まるコンテンツを見つけました。
http://www.artbible.info/art/
Art of the Dayです。今日はプッサンです。明日はなんだろう、という楽しみがありますね。
シュトラウス/「カプリッチョ」
Strauss: Capriccio Eberhard W醇Bchter、 他 (1990/10/25) EMI |
ドレスデンで見たカプリッチョの余韻に浸るべく、伯爵夫人のモノローグの部分、最終場を聞いてみたのですが、最終場への導入部分、月光の音楽が実に美しいのです。シュトラウスのオペラへの愛情を感じることができます。
伯爵夫人はこのオペラにあっては「オペラ芸術」の象徴として、詩人、音楽家からの求婚に苦しむわけですが、彼女はどちらの求婚をも受けることはできない。逆に言うと、詩と音楽は不可分であり、どちらか片一方だけを選ぶことはできない、と言うのです。シュトラウスは音楽の才能だけではなく文学的才能にも恵まれていたのですから、こうした不可分性についての考察を「カプリッチョ」というオペラの中で検討して見せたのです。それも、諧謔味あふれる旋律や、甘美な旋律を交えながら…。
このオペラの成立時(1941)にはすでに十二音音楽が確立されていますし、ベルクのオペラ「ルル」も完成(1928:正確には未完ですが…)していた時期です。そういう意味では時代遅れと揶揄されてもおかしくはないオペラではありますが、失われた甘美な時代を想起させる強い力を持ったオペラなのです。
世界地図
大学の知り合いが日記に書いてあったもの。
とりあえず、行ってみた国が赤く表示される。
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まだまだですな…。
クライバー/ビゼー「カルメン」
ビゼー:歌劇「カルメン」 オブラスツォワ(エレーナ)、ブキャナン(イゾベル) 他 (2004/11/03) TDKコア |
マジですか…、このカルメンは…。観客も熱狂しちゃってすごいことになっています。さすがクライバー。すごすぎる。まだ通勤時間に音を聞いただけなのですが、今週末は映像を楽しむ予定。いやあ、本当に天才ですね、クライバーは。
ドレスデン逍遥―華麗な文化都市の破壊と再生の物語
ドレスデン逍遥―華麗な文化都市の破壊と再生の物語 川口 マーン惠美 (2005/12) 草思社 |
ドレスデンへ近々いくのですが、予習をかねて読んでみました。
- ドレスデン大空襲の凄惨さ
- アウグスト強王の狂王さ
- ウェーバーとワーグナー
- フラウエン教会の築造、破壊、再生
- ザクセンドイツの震驚
などなど。
著者はシュトゥットゥガルトに住んでいる川口さんという方。日芸をでてからドイツに留学されて、ドイツの方と結婚されたようです。筆致は流れるような女性的随想です。
ドレスデンへ赴くためには必読の書。のみならずドイツに興味のある向きにもおすすめの書。