バロックについての小さなまとめ

昨日の続きです。今更ですが、ちょっとバロックについてまとめてみようと思います。

バロックとは、大まかに言えばルネサンスのあと、ロココの前ということで、16世紀後半から18世紀半ばにかけての美術、建築、音楽、文学の様式概念で、スペイン語で「歪んだ真珠」を意味するbaroccoからきているとも、ルネサンス期哲学者が法外な論証をbaroccoと読んだことに由来するそうです。

美術においては「奇妙でグロテスクなもの」とされているようです。バロック美術で言うと、絵画では、カラバッジョ、ニコラ・プッサン、エル・グレコ、ベラスケス、ルーベンス、レンブラント達が立役者。年代的にはクロード・ロラン(クロード・ジュレ)(1602-1682)もバロックでしょうか。プッサンの影響を受けていると言うことですので、おそらくバロックに分類しても良いと思います。

バロック建築でいうと、ベルニーニとボロミーニのローマでの活躍で絶頂を迎えます。ヴェルサイユ宮殿もバロック建築なのですね。

ベルニーニは彫刻のほうが有名でしょうか。 先日、昔録画していた、NHKの「世界美術館紀行」でローマのボルゲーゼ美術館を取り上げていた回を見たのですが、ベルニーニの、彫刻とは思えない肉感的で透徹とした大理石彫刻を見たところでしたし、カラバッジョも近代絵画の祖として紹介されていましたので先日来バロック付いている感じです

。 特にベルニーニの彫刻は映像で見る限りすばらしすぎる。ダフネを我が者にしようと迫り来るアポロンから逃れようと、ダフネが月桂樹に変容していく瞬間を捉えた彫刻では、ダフネの指先が木の枝に変わり、足は根付き始めるのが実に細密精緻に彫られていました。このエピソードは、リヒャルト・シュトラウスのオペラ「ダフネ」で取り上げられている題材です。

ベルニーニは、「ダ・ヴィンチコード」の著者であるダン・ブラウンが書いた「天使と悪魔」でも登場しました。あれも面白い本でしたね。

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