アイーダを聴き続けています。
相変わらず「アイーダ」を聴いています。アイーダの空気が、ローマ人の物語の雰囲気に実によく合うのです。そういうこともあって、ヴェルディへの道が徐々に開けてきた感じがします。
昔は、なにか無理して咀嚼しようと努めていた感がありますが、最近はすっと曲の世界に入り込むことができている感覚です。先だっては「期待していた演奏とは違う」などと偉そうなことを書いてしまいましたが、もちろん悪いところもあるのですが、それ以上に良いところが分ってきましたので、心底楽しめるようになってきています。やっぱり、演奏や作品が理解できなくても、聞き込んでいけば楽しめるようになるものですね。
ともかく、ヴェルディって、こういう風に楽しむんだ、という感じが自分の中に形成されていくのが分って、とても嬉しいです。重厚な合唱、情熱的な独唱、華やかなオーケストレーション、ドラマティックな旋律。これはもうご馳走です。
- 作曲==ジュゼッペ・ヴェルディ
- 指揮者==ヘルベルト・フォン・カラヤン
- 管弦楽==ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 合唱==ウィーン楽友協会合唱団
- アイーダ==ソプラノ==レナータ・テバルディ
- ラダメス==テノール==カルロ・ベルゴンツィ
- アムネリス==メゾ・ソプラノ==ジュリエッタ・シミオナート
- アモナスロ==バリトン==コーネル・マクニール
- ランフィス==バス==アルノルト・ヴァン・ミル
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