ブーレーズの「リング」とニーチェなど

あっという間に春ですね。今日は暖かい一日でした。
今日もリング漬けです。ブーレーズがバイロイトで振った「ジークフリート」の第三幕を聴いております。

  • 作曲==リヒャルト・ワーグナー[ヴァーグナー]
  • 指揮者==ピエール・ブーレーズ
  • 管弦楽==バイロイト祝祭管弦楽団
  • ヴォータン==バリトン==ドナルド・マッキンタイア
  • ミーメ==テノール==ハインツ・ツェドニク
  • ジークフリート==テノール==マンフレート・ユング
  • ブリュンヒルデ==ソプラノ==ギネス(グィネス)・ジョーンズ

結構重い部分もある演奏というのが第一印象でした。ブリュンヒルデのギネス・ジョーンズさん、強力なんですが、覚醒の場面でピッチにずれがあって、ちょっと残念。これ、映像も持っているんですが、全然見ていない。まずは音源からですね。ミーメのツェドニク氏、ここでも良い味出してます。

ニーチェ入門 (ちくま新書)
竹田 青嗣
筑摩書房
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昨日から、思い立って「ニーチェ入門」を再び手に取りました。もう邦訳であったとしても原典にあたる体力が今今はありませんので、竹田青嗣のわかりやすい新書版で復習しています。この本の欠点はわかりやすすぎるところでしょうか。わかった気になっていると足下をすくわれますので、注意しなければなりません。あと、図に書くのはNGだ、と先輩に言われたこともありました。
いずれにせよ、一時期はワーグナーに傾倒していたニーチェですので、リングとの関連性はやはり否定できません。一昨日に書いた「ジークフリート」の最終部分で「ほほえむ死」というところ、永遠回帰を雄々しく肯定するあたりとつながるように思えてならないです。
あと、ニーチェの「神」と、私が言っていた貴族階級的神のつながりは、この本を読む限りでは見いだせない感じ。もう少し考えないと。来月の「神々の黄昏」で答えが見つからないかなあ。

さて、今日は良いことが二つありました。
# この前受けたTOEICの点数、あがっていました。良かった。これで会社に報告できます。ベトナム現地法人に異動にならないかしら。でもまだまだですな。先は長い。コツコツやろう。
# 先ほどつぶやきましたが、最近、人生最大重量更新中だったのですが、脂肪だけじゃなくて筋肉が増えているらしいことが判明しました。確かに最近ふくらはぎが、部活動していた頃のように硬く太くなってきました。ズボンがきつくなり始めましたが、太っているだけじゃなかったんですね。
アフォリズムをひとつ。 つり革広告「若い人とつきあわないと歳食うぞ」。けだし名言。