Writing

以前にも触れたかもしれませんが、Scrivener のiOS 版が明日リリースされるようです。

https://www.literatureandlatte.com/blog/?p=934

  • Price: $19.99
  • Release date: 20th July
  • Requirements: any device running iOS 9.0 or above (iPad, iPad Pro, iPhone, iPod Touch)
  • Available in all the same territories as we sell our macOS version on the Mac App Store. (Note that 1.0’s UI is English-only, but we will be adding other languages in a free update.)

19.99ドルとありますので、2500円ぐらいでしょうか? Scrivener macOS版は日本でもリリースされていますので、日本でも購入できるはずです。iPhone でも使えるのは本当にありがたいですね。

これまではデスクトップでしか使えませんでしたので、デスクトップを使う時間が少ない身にとっては、せっかくの良いソフトなのに、使う機会が限られてしまっていました。というか、この一年はほとんど使えていませんでした。今後は、出先の隙間時間でいろいろと書くことができるようになる可能性があるので、今回のリリースはとても楽しみです。

iOS 版のリリースは数年前からウェブで知らされていましたが、なかなかリリースされず、少し前に、iOS の技術者を募集していたりしていて、苦戦しているのかなあ、と思っていたのですが、前述したのリンクのブログには、スクリーンショットを含んだ機能が多く紹介されており、なかなかの完成度なのではないか、と想像しています。

売上や利益はわかりませんが、コメントを読む限り、かなり期待されているようで、待たせてもユーザーを離さないというビジネスは強いなあ、と思います。良いものを作ってきちんと世界に還元するというのは、なかなかできるものではありませんが、一つの生き方としては理想ですね。

それではまた。

BelinerPhilharmoniker,Classical

今日、たまたま、ラトル&ベルリン・フィルのスター・ウォーズのテーマをAppleMusicで観たのですが、なんだか素晴らしくて、二回も見直してしまいました。

スクリーンショット 2016-07-17 16.56.13

この曲自体の迫力が、ラトルとベルリン;フィルによって改鋳され、何か別のものに生まれかわった感覚です。

かつて、ウェルザー=メスト&ウィーン・フィルののスター・ウォーズも素晴らしかったと紹介したことがあると思いますが、ベルリンフィルはまた別の素晴らしさです。

ウィーンフィルのスター・ウォーズはこちら。。

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ウイーンの方は、やはり何かウィーン的なたゆたう感じがあったのですが、ベルリンフィルは、ソリッドに統率された引き締まった演奏で、ラトルのテンポの揺らぎも実にダイナミックです。最後の締めくくりもさすが。ただ、ラトルを正面から捉えた映像を見ながら聞いていると、そういう気分にさせられてしまうという可能性もあります。ホルンセクションがみんなダース・ベーダーのマスク・ウォーズ、という感じです。
週末は、いろいろと時間が取りにくい状況なのですが、しばし時を忘れました。

明日は、お休みですが、仕事関係の講習に出かけます。

それでは。

Miscellaneous

うーむ、久々に仕事場。何か口が回らない感覚。仕事では、口を高速で回しているのですが、夏休み中は、そんな早く口を回すことはないので、まだ慣れていない感覚があるありました。口が回らなくて、驚きました。これも、環境次第。

それでも、なんとか、プレゼン的な会合を無事に終えて、夜は懇親会。痛飲しましたが、全て生ビールだったので、ダメージは少ない感じ。

それにしても、いろいろな方と話をするのは勉強になります。今日も若い人と話せて面白ったなあ、と。仕事場にいるが故の特典なのだ、と思います。

今日もなかなか時間取れず。ただ、ムターのヴァイオリンを聞いて、心を和ませました。

Back to the Future
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それでは。

Miscellaneous

一週間の夏休みが終了。溜まっていた家事は随分とはけましたが、いつもと違う筋肉といつもと違う神経を使いますので、随分疲弊しました。あすから仕事場へ戻ります。

まあ、夏休み期間中は、いろいろと面白いこともありましたが、家事を進めて自宅の環境を整えるというのはとても気分が良いものです。

で、片付けをしていると、小学校やら中学校の通信簿が出てきて、いろいろ見ていて、それもまた興味深いです。小学校の頃はひどい児童だったみたいです。つうか、今から思えば、担任の先生と仲が悪かったのだ、ということみたいです。低学年の頃はあまり良い記憶はありません。つうか、小学校一年で、いきなり6月ごろにクラス替えがあったという異常な状況でもありました。あのクラス替えがなければ、馬の合う先生と一緒で人生変わっていたのかも。

中学校になると、まあ、いろいろ面白くて、学級新聞を作ったりいろいろと好き勝手やってました。当時住んでいた大分県の中学校が、昔の気風を残した良い学校だったということもあり、先生から興味深いコメントを頂いていたりして、懐かしい気分になりました。あの頃も今もやっていることはあんまり変わらないのかもなあ、と思ったりします。あのまま大分県の中学校に通っていたら、もう少し芯の通った判断を若い頃に出来ていたかも、と思ったり。その後引っ越した関西の中学校は、いまいちな環境でしたので。

自宅の環境も、幼い頃の環境もとても大事だな、と思いました。

今日も1日イリアーヌ・イリアス。そういえば、昔、とあるジャズ喫茶でイリアーヌ・イリアスをリクエストしたら断られました。あれ、マイケル・ブレッカーとか入っているのでジャズだと思っていたのですが、違うみたいです。受け入れる環境によっては、ジャズだったり、ポピュラーだったり、みたいな感じでしょうか。

I Thought About You
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それではみなさま、おやすみなさい。

Jazz,Music

夏休み6日目。あと1日で終わり。今日も朝から晩まで働きました。ようやく家事?に終わりが見えてきた感覚があります。あともう一息です。

今日は、朝からこちら。

Made in Brasil

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AppleMusicはこちら。

ブラジルの天才美人ミュージシャン、イリアーヌ・イリアス。夏のけだるい午前中に仕事をする気にさせてくれました。

こういう音作り、今の若い方には古っぽく聞こえるんだろうなあ。80年台後半から90年台にかけての音作りです。以前も書いたかもしれませんが、私より10歳ぐらい年下の方に言わせると、90年台が音楽が最も盛り上がっていた時代だ、との事です。まあ、その方が気を使ってくれた可能性のありますけれど。

まあ、こうして、私もJazz的な音楽においても、懐古主義というか古典主義のような聞き方をしているなあ、と改めて思いました。昔聴いた音楽を、現代の新しい解釈で聞き直しているという形です。それって、やはりクラシカルな音楽の聴き方なのだ、ということだと思うわけです。

岡田暁生さんの「西洋音楽の歴史」でも、ジャズをロマン派音楽になぞらえていた記憶があります。今は、さらにその先になっていて、ロマン派音楽をクラシカルとして聞いている時代になったのではないか、と思います。

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Apple Music,Classical

それにしても、暑い1日でした。そういえば、書くのを忘れていましたが、明後日まで夏休みです。今日含めて、残り3日間で、溜まっていた家事を一気に片付ける予定。今日も4時半に起きて、昼過ぎまでずっと、諸事雑事を黙々とこなしました。夜は、仕事系。

今日はこちら。「はじめてのサー・コリン・デイヴィス」。
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サー・コリン・デイヴィスは、サウンドがすっきりしていますので、ストラヴィンスキーとか、エルガーなどは本当にいいです。別の音源で、《フィガロの結婚》序曲なども聞いてみたのですが、心洗われる爽やかさです。いいですね。シベリウスなんかも評判良いはずなので、ちゃんと聞いてみないと、思います。

明日は、広い地域で雨のようですね。豪雨が予想されている地方もあるようで、心配です。東京も午後は雨らしく、明日も諸事雑事に邁進しようと思っています。休みですが休みません。

それではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

Miscellaneous

Photo

昨日の玉前神社参拝の後、今回は特別に近辺に宿泊しました。本当に久しぶりに太平洋から昇る太陽を眺めました。ちゃんとしたカメラを持って行きませんでしたので(重いので)、スマホで撮りました。スマホで撮るのならスマホで撮る用の写し方というものがあると思いますが、うまくいっているのかどうか。これはインスタグラムで、少しばかり加工してみたりしました。

45億年にわたって、海から日が昇っているわけですが(山から昇ることもありますが)、幸い、そればかりは不変の事実になっています。ただ、想像もつかない遠い遠い未来を考えるとめまいがします。考えないほうがよさそうです。

明日はいつもと違う働き方をする予定。それではみなさま、おやすみなさい。グーテナハトです。

 

Miscellaneous


今日は、1年ぶりに玉前神社へ。昨年から今年にかけて山あり谷ありでしたが、総じて無事に乗り切れたということで、感謝の意味を込めて。

すると、昨年に引き続きおみくじは大吉でした。頑張ります。

それでは、みなさまおやすみなさい。

Miscellaneous

Photo
やはり夏といえば、ひまわり。梅雨明けしていないはずですが、夏本番です。

7月7日、一昨日は、本当に暑い1日でした。二日遅れになりますが、今から思えば大変な1日だったなあ、と。

まず、久しぶりに外出だったので、朝の9時ごろ、有楽町から川崎へ向かう京浜東北線に乗りまして、これが車内が本当に暑かったのです。川崎を降りて、仕事先まで歩いて10分。ここも本当に暑い。社外だったので、上着を着て行ったのがさらに大変でした。用事が済んだのが12時。炎天下の中、川崎駅まで10分歩き、京浜東北線でまた有楽町まで戻ったのですが、駅までの10分はもちろん、京浜東北線の中も、冷房がかかっているはずなのに、かかっている気がしませんでした。

で、仕事場に戻ったのが13時。そのまま、会議。水を飲む暇もあまりなかったので、会議中にミネラルウォーターを飲み干したのですが、15時頃から頭痛と軽い吐き気、ということで、典型的な熱中症でした。まあ、そのまま22時まで仕事して帰りましたが、昨日今日と特に大きく体調を崩すこともなく、過ごしています。

みなさまも、熱中症にはお気をつけください。

今日は、先ほどまでNHK-FMで放送していた「クラシックの迷宮」を聞きました。バルトークの《管弦楽のための協奏曲》に現れる、ショスタコーヴィチ交響曲第7番《レニングラード》の旋律に関する考察。

結論としては、

  • バルトークは、《管弦楽のための協奏曲》の第4楽章で、ショスタコーヴィチの《レニングラード》を揶揄しているのではない。(確かに、《レニングラード》の旋律の後に、オケが高らかに哄笑するのです)。
  • 「レニングラード」の旋律の元となったレハール《メリー・ウィドウ》の《マキシムの歌》が象徴するヒトラーへの揶揄を、ショスタコーヴィチと違う方法で(繰り返さずに、端的な方法で)揶揄したにすぎない。

というものでした。

様々な音楽録音を駆使した説明は、なかなか面白かったです。

こちらの本にも、それに関するエピソードがあったはず。バルトークが批判していたのは、旋律の繰り返ししだったなあ、と思い出しました。

父・バルトーク 〜息子による大作曲家の思い出
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明日は早起きの予定。みなさま、おやすみなさい。

Gustav Mahler

AppleMusicのおかげで色々な指揮者を聞けていますが、先日聞いてみた「はじめてのバーンスタイン」に触発されて、こちらをあらためて聞いてみています。

Mahler: Symphonie No 5 [12 inch Analog]
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先日、バーンスタインの《田園》を聞いて、吉田秀和が「恍惚とした」と言った、という話を書きましたが、このマーラーの交響曲第5番もやはり「恍惚とした」ものなのだと思いました。美しさの向こう側にある揺らめく情念のようなものであったり、あるいは、破局の前の煌めきのようなものであったり、何かそういう危うさを感じる「恍惚」なのだと思います。言い方を変えると「官能」とも言えます。ゆらゆらと揺らめくリズムは、妖しく光り、危うさすら感じます。なんだか、私にとっては再発見とも言えるなあ、と。バーンスタインのマーラーを聞き直してみよう、と思っています。

それにしても、AppleMusicのおかげでいろいろな音楽を体系的に聞くことができるようになりました。いろいろ問題はあるにせよ、実は、これは音楽の新たな体験なのかもしれない、と思います。

今日は、自宅にていろいろと。夜、仕事の話をHangoutで1時間ほど。いい時代になったなあ、と思います。いろいろと刺激になりました。

それではみなさま、お休みなさい。グーテナハトです。