Jazz

やれやれ、またすごいものを見つけてしまいました。Nicholas PaytonのFreesiaという曲。私がどこかで聞いて、お気に入りに登録しておいたのですが、今日、AppleMusicのレコメンドに従って、聞きなおしてみたら、これは何だ、と。。

というか、まずはこのジャケットがすごい。Geminiにきいたところ、シャノン・ボナーというシカゴのアーティストによるもの。これ、クリムトですよね。この19世紀末の耽美に黒人女性が当てはめられているというもの。私は本当に今日このジャケットを見てのけぞりました。この女性、当然現実の中にはいないわけです。しかし、この女性の姿は明らかに力を持っている。芸術世界から現実世界に明らかな力を及ぼしています。黒人女性が、永遠の若さと美しさをここに体現していて、それがクリムトの耽美と地続きであることを示しているわけで、ある種のグローバルな普遍性であるとか、音楽という芸術が黒人音楽であるジャズと地続きであることを現前させているわけです。この女性は現実にはいないでしょうが、仮にモデルとなる女性がいたとしても、その女性の現実の有限性は、この絵画の中に封印されることで永遠性を持つことになります。芸術の普遍的な力がここに現前しています。

私がかつてお気に入りに登録してFreesiaという曲、エスペランサ・スパルディングが歌っています。この天才ベーシストの歌唱はまさに神に迫るもの。高音と無調に跳躍するその歌声は明らかに重力を超えた天使の浮揚そのもの。

Nicholas Paytonは、BAMを提唱しているといいます。Black American Musicの略とのことで、ジャズをこれ、ネオ・ソウルやR&B的要素をつよくしたものとのこと。この世界観は割と私は好きです。ちょっといろいろ聞いてみようかな、と。

それでは。。