Book,Music,Richard Wagner


えーっと、読むのが遅すぎましたね。
ジョージ・バーナード・ショーの手による《ニーベルングの指環》の解説本(?)です。
ジョージ・バーナード・ショーは、御存知の通り社会主義に同情的で、フェビアン協会の会員でした。ですので、《ニーベルングの指環》を資本主義批判として読み解いています。
こうした「読み替え」は、パトリス・シェローのバイロイトでの読み替えなどが知られていて、特段おどろくべきことではありません。というより、この本がその読替えの元ネタである、というところなのでしょう。
これまで読んでなかったのが失敗でした。重要な資料なので、引き続き読みます。
明日は家にこもって仕事?
取り急ぎグーテナハト。

Classical,Concert

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本日早帰りデーのため、早帰りを実践しました。会社帰りにサントリーホールで読売日本交響楽団の定期公演を聞いてきました。
モーツァルト 交響曲第29番イ長調K201
モーツァルト 協奏交響曲変ホ長調K364
メンデルスゾーン 交響曲第3番イ短調作品56《スコットランド》
最初のモーツァルト。こういうのを典雅というのでしょう、という感じ。オケの音も薫り立つようでした。席は前から三列目下手側。カンブルランの横顔が見える位置でした。まるで指揮台でステップを踏んで踊っているように見えました。
二曲目の協奏交響曲は、ドイツ名門オケでコンマスあるいは首席奏者を務める二人の日本人女性。ヴァイオリンは萩原尚子さんで、ケルンWDR交響楽団のコンマス。ビオラはベルリン・フィルの首席ビオラ奏者の清水直子さん。そういえば、ふたりともなおこさんなんですね。萩原さんのヴァイオリンは硬く引き締まった音でした。清水さんの方の音はしなやかに思いました。
ここまでで一時間過ぎ。二曲とも充実していましたので、随分とお腹いっぱいな感じで、これで終わりでもいいかも、などと。
ですが、次がすごかったのです。
《スコットランド》は、実演を聴くのは初めて。というか、私が実演に触れられるように鳴ったのは会社が都内になってからが主なので、まあ当たり前なんですが、この曲は小さい頃によく聴いていたので、ほとんど覚えていて、なんだか懐かしい気分でした。
カンブルランの指揮は、第一楽章で、第二主題で突然テンポを上げたりと、当初は少し戸惑いもありました。が、そのうちにだんだんと引き込まれて言った感があります。テンポは、確かに変えるのですが、旋律の途中でもたらせたりというようなことはほとんどなく、おおむねインテンポで進めていました。特筆すべきはむしろダイナミズムで、パートごとの音量調整を細かくやることで曲の表情を引き出していました。
この曲、第二楽章は民謡風というか舞曲風なんですが、なんで第二楽章なんですかね。普通はこのたぐいは第三楽章なんですが。まあ、それはいいとして、クラリネットの旋律になぜかころりとやられてしまって、落涙しました。木管が素敵でした。
カンブルランの指揮は、この辺になると随分とわかってきました。まずはリズムががっしりしていて、ほとんどぶれません。これはインテンポであるからそう思えたのでしょう。それでいて、ダイナミズムで華麗な音を引き出しているのです。これは本当に驚きでした。
フランスといえば、軽やかで華やかなイメージがありながらもロジックの国です。論理的でありながら典雅であるという、辻邦生の小説のような世界です。
聴きながら、ゴシック聖堂のような堅牢でありながら、細部の美しさを保っている構造体を観ているようでした。
で、カンブルランの出身のアミアン大聖堂を思い出したというわけ。単純は偉大なり。なんて。

といわけで、早帰りを利用して行ってきた次第です。
東京オペラ・オケ事情を作ったのは、私が、いつどこで何を演るのかを知りたかったということがあります。自分のためにも作ってよかった、などと勝手に思ってます。
本当は、東京芸術劇場のホールオペラにも行きたかったのですが、散々迷ってサントリーホールにしてしまいました。仕事が忙しかったので、モーツァルトを聴きたかったから、というのが大きな理由でしたが、目的以上に満足した演奏会でした。
週末は本職を頑張ります。
では、グーテナハト。

未分類

今年は夏が短かった気がします。暑いのは8月だけだつたような。9月になると、こんなに涼しいです。喉元過ぎれば熱さ忘れる、ですかね。おかげで東電料金も今月は少なくなる見込み。

パルジファル集中的に聴いてます。この曲、私の中では解釈難解さ最高峰。

ワーグナーは、キリスト教を利用して自らの思想を具現化したとも言われます。確かイエスという言葉は歌詞には登場しません。共に苦しむと言う思想は、仏教的ともされます。

楽曲的にも、それまでと一線を画しています。私には、ワーグナーでマーラーが聞こえるのは《パルジファル》ぐらいに思えるのです。

性的モチーフも聖的モチーフの混合は、あまりに複雑で、ときほぐのにめまいがしそう。人間の本質はこういうものなんだろうと思います。

今日はティーレマン盤。やはりアンフォルタスの独白が好きな場面です。最も人間が人間らしいから。そして、そこに共感するパルジファルの絶叫も。

今日はこれでグーテナハト。

Richard Wagner

2010年の東京春祭で限定発売された解説書。リブレットの両サイドに楽曲解説とリブレット解説が書かれている秀逸な資料です。
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聴きながら、あるいは見ながらチェックすると勉強になるはず。今週末がチャンスです。

Richard Wagner

正規盤ではないようですが、アバドのパルジファルを見つけました。

http://www.operapassion.com/cdpaabsa20.html

放送録音で、三幕に欠落があるようです。いまも手にはいるかどうか。継続調査中。

取り急ぎ。遅れているけれど。

Richard Wagner

そういえば、アバドのワーグナー、少ないなあ、などと。私はウィーンでドミンゴと撮った《ローエングリン》と、スタジオ録音の《ローエングリン》、ベルリンフィルと演っているオケアルバムを持っているだけ。パルジファルとトリスタンも演っているみたいだが、音源あるのかな?

今日は、くだんのパルジファルのオケアルバムを聴いて過ごしました。まだ聴きたらないですが。

あすも戦い。それも孤独な。

ではグーテナハト

東京オペラ・オケ事情

2013年2014年シーズン開幕ですね。しかし、東京はこんなにオペラ・オケ公演があるのか、と改めて賛嘆です。東京オリンピックも決まりましたので、文化面でもなにかしら盛り上がるといいですね、などと思います。
ではいつものように。
間違いはないように確認しましたが、何かあればご指摘ください。申し訳ないですがご使用に際しては自己責任でおねがいしますね。

場所 演奏者 オケ 演目 開演時間
9月9日(月) NHKホール 指 揮:グスターボ・ドゥダメル
ソプラノ:エレーナ・モシュク
テノール:フランチェスコ・デムーロ
バリトン:レオ・ヌッチ
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ミラノ・スカラ座日本公演2013
ジュゼッペ ヴェルディ作曲
「リゴレット」
18:30
9月10日(火) サントリーホール 指揮:飯森範親
アレクサンドル:鳥畑洋人(劇団昴)
イワーノフ:牛山茂(劇団昴)
サーシャ:堀川恭司(劇団ひまわり)
医者:北川勝博(劇団昴)
教師:服部幸子(劇団昴)
大佐:三輪学(劇団昴)
東京交響楽団 新企画 ザ・プロデューサー・シリーズ 池辺晋一郎がひらく
「演劇とオーケストラが出会うとき」
ストッパード×プレヴィン『良い子にご褒美』
19:00
9月11日(水) NHKホール 指 揮:グスターボ・ドゥダメル
ソプラノ:マリハ・アレハンドレス
テノール:ジョルジョ・ベッルージ
バリトン:レオ・ヌッチ
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ミラノ・スカラ座日本公演2013
ジュゼッペ ヴェルディ作曲
「リゴレット」
15:00
9月11日(水) サントリーホール 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット NHK交響楽団 ブラームス/大学祝典序曲 作品80
ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
ブラームス/交響曲 第1番 ハ短調 作品68
19:00
9月12日(木) サントリーホール 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット NHK交響楽団 ブラームス/大学祝典序曲 作品80
ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
ブラームス/交響曲 第1番 ハ短調 作品68
19:00
9月12日(木) 東京文化会館 ダニエル・ハーディング
サー・ジョン・ファルスタッフ:アンブロージョ・マエストリ
フォード:マッシモ・カヴァレッティ
フェントン:アントニオ・ボーリ
アリーチェ:バルバラ・フリットリ
ナンネッタ:イリーナ・ルング
クイックリー夫人:ダニエラ・バルチェッローナ
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ヴェルディ:「ファルスタッフ」 15:00
9月13日(金) NHKホール 指 揮:グスターボ・ドゥダメル
ソプラノ:エレーナ・モシュク
テノール:フランチェスコ・デムーロ
バリトン:ゲオルグ・ガグニーゼ
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ミラノ・スカラ座日本公演2013
ジュゼッペ ヴェルディ作曲
「リゴレット
18:30
9月13日(金) サントリーホール シルヴァン・カンブルラン
ヴァイオリン:荻原尚子
ヴィオラ:清水直子
読売日本交響楽団 モーツァルト: 交響曲第29番 イ長調 K201
モーツァルト: 協奏交響曲 変ホ長調 K364
メンデルスゾーン: 交響曲第3番 イ短調 op.56 「スコットランド」
19:00
9月13日(金) タケミツ・メモリアル 宮本文昭(Cond)、横山幸雄(Pf) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
第272回定期演奏会
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調op.30
・リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」op.35
19:00
9月13日(金) 杉並公会堂 指揮:山田和樹[正指揮者]
チェロ:山崎伸子、ピアノ:菊池洋子、トロンボーン:藤原功次郎[首席奏者]
日本フィルハーモニー交響楽団 曲目:ドヴォルジャーク/序曲《謝肉祭》、ドヴォルジャーク/チェロ協奏曲、菅野祐悟/トロンボーン協奏曲《flower》、ガーシュウィン/《アイ・ガット・リズム》変奏曲、アンダーソン/ピアノ協奏曲 19:00
9月13日(金) 東京芸術劇場 指揮:井上道義
独唱:コヴァーチ・イシュトヴァーン(青ひげ公/バス)
メラース・アンドレア(ユーディト/メゾ・ソプラノ)
仲代達矢(吟遊詩人)
東京フィルハーモニー交響楽団 オッフェンバック(ロザンタール編曲)/バレエ音楽「パリの喜び」
バルトーク/歌劇「青ひげ公の城」※照明:足立恒
19:00
9月14日(土) サントリーホール インゴ・メッツマッハー 新日本フィルハーモニー交響楽団 ムソルグスキー: オペラ『ホヴァーンシチナ』から前奏曲「モスクワ川の夜明け」(R.コルサコフ編)
スクリャービン: 法悦の詩 op.54
チャイコフスキー: 交響曲第5番 ホ短調 op.64
14:00
9月14日(土) みなとみらいホール シルヴァン・カンブルラン
ヴァイオリン:荻原尚子
ヴィオラ:清水直子
読売日本交響楽団 モーツァルト: 交響曲第29番 イ長調 K201
モーツァルト: 協奏交響曲 変ホ長調 K364
メンデルスゾーン: 交響曲第3番 イ短調 op.56 「スコットランド」
14:00
9月14日(土) 東京芸術劇場 アンドレイ・アニハーノフ(Cond) 小山裕幾(Fl) 東京ニューシティ管弦楽団 東京ニューシティ管弦楽団 第90回定期演奏会
~フランス音楽の扉を開く~ ラヴェル/マ・メール・ロア、管弦楽のための舞踏詩「ラ・ヴァルス」 ジョリヴェ/フルートと弦楽合奏のための協奏曲 ムソルグスキー/組曲「展覧会の絵」(ラヴェル版)
14:30
9月14日(土) 東京文化会館 ダニエル・ハーディング
サー・ジョン・ファルスタッフ:アンブロージョ・マエストリ
フォード:マッシモ・カヴァレッティ
フェントン:アントニオ・ボーリ
アリーチェ:バルバラ・フリットリ
ナンネッタ:イリーナ・ルング
クイックリー夫人:ダニエラ・バルチェッローナ
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ヴェルディ:「ファルスタッフ」 15:00
9月15日(日) NHKホール 指 揮:グスターボ・ドゥダメル
ソプラノ:マリハ・アレハンドレス
テノール:フランチェスコ・デムーロ
バリトン:レオ・ヌッチ
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ミラノ・スカラ座日本公演2013
ジュゼッペ ヴェルディ作曲
「リゴレット
13:00
9月15日(日) タケミツ・メモリアル 下野竜也(Cond)、向山佳絵子(Vc)*、幸田浩子(Sop)**、宮本益光(Bar) 東京交響楽団 作曲家・池辺晋一郎 70歳バースデー・コンサート
悲しみの森 ─ オーケストラのために(1998)
・木に同じく ─ チェロ協奏曲(1996)*
・交響曲第9番 ─ ソプラノ、バリトンとオーケストラのために(2013)**
15:00
9月16日(月) NHKホール 指 揮:グスターボ・ドゥダメル
ソプラノ:マリア・ホセ・シーリ
テノール:スチュアート・ニール
ミラノ・スカラ座管弦楽団 NHK音楽祭2013
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ヴェルディ ガラ・コンサート
16:00
9月16日(月) サントリーホール 飯守泰次郎
メゾ・ソプラノ:池田香織
テノール:大槻孝志
ソプラノ:清水華澄
バリトン:大塚博章
ワーグナー祝祭オーケストラ ワーグナー生誕200年記念コンサート 19:00
9月16日(月) タケミツ・メモリアル アルベルト・ゼッダ(Cond)、日比野 幸(Sop) 東京フィルハーモニー交響楽団 東京フィルハーモニー交響楽団 第57回午後のコンサート
ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲/歌劇「仮面舞踏会」より「どんな衣装か知りたいだろう」/歌劇「椿姫」より第1幕への前奏曲/同「そは彼の人か〜花から花へ」
・ロッシーニ:歌劇「どろぼうかささぎ」序曲/歌劇「チェネレントラ」序曲/歌劇「セビリアの理髪師」序曲/歌劇「ウィリアム・テル」序曲
14:00
9月17日(火)
9月18日(水)
9月19日(木) NHKホール 指 揮 :グスターボ・ドゥダメル
エジプト王:ロベルト・タリアヴィーニ
アムネリス:ダニエラ・バルチェッローナ
アイーダ:ホイ・ヘー
ラダメス:ホルヘ・デ・レオン
ランフィス:マルコ・スポッティ
アモナスロ:アンブロージョ・マエストリ
使 者:ジェヒ・クォン
巫 女:サエ・キュン・リム
合 唱:ミラノ・スカラ座合唱団
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ミラノ・スカラ座管弦楽団
ヴェルディ 歌劇「アイーダ」
-全4幕・演奏会形式―
18:00
9月19日(木) サントリーホール 指揮:大友直人
ヴァイオリン:周防亮介
ソプラノ:森麻季
バリトン:三原剛
ミナトシティコーラス
東京交響楽団 フレッシュ名曲コンサート 第22回Kissポートクラシックコンサート 19:00
9月19日(木) タケミツ・メモリアル アルベルト・ゼッダ
ヴァイオリン:三浦文彰
東京フィルハーモニー交響楽団 東京フィルハーモニー交響楽団
第81回東京オペラシティ定期シリーズ
ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意への試み』 op.8から「四季」(全曲)
R.シュトラウス: 交響的幻想曲『イタリアより』 ト長調op.16
19:00
9月20日(金) サントリーホール アルベルト・ゼッダ
ヴァイオリン:三浦文彰
東京フィルハーモニー交響楽団 ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意への試み』 op.8から「四季」(全曲)
R.シュトラウス: 交響的幻想曲『イタリアより』 ト長調op.16
19:00
9月20日(金) 東京芸術劇場 宮川彬良(作曲・指揮) 安富泰一郎、塚本伸彦、松波千津子、楠永陽子、安田旺司 ほか 新日本フィルハーモニー交響楽団 歌劇「あしたの瞳」~もうひとつの未来
歌劇「あしたの瞳」~もうひとつの未来
作曲:宮川彬良 脚本:響敏也 演出:佐久間広一郎
18:30
9月21日(土) NHKホール 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット NHK交響楽団 ブラームス/交響曲 第2番 ニ長調 作品73
ブラームス/交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
18:00
9月21日(土) サントリーホール 指揮:高関健
ソプラノ:佐竹由美
メゾ・ソプラノ:池田香織
テノール:高橋淳
バス:長谷川顯
日本フィルハーモニー協会合唱団
日本フィルハーモニー交響楽団 日本フィルハーモニー交響楽団第357回名曲コンサート
ベートーヴェン: ミサ・ソレムニス
14:00
9月22日(日) NHKホール 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット NHK交響楽団 ブラームス/交響曲 第2番 ニ長調 作品73
ブラームス/交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
15:00
9月22日(日) タケミツ・メモリアル 飯森範親(Cond)、川久保賜紀(Vn)、山本真希(Org) 東京交響楽団 東京交響楽団 東京オペラシティシリーズ第75回
ラロ:歌劇「イスの王様」序曲/ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調op.21「スペイン交響曲」
・サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調op.78「オルガン付」
14:00

Opera

夏の暑さも厳しいですが、どんより曇る一日もまたなんか憂鬱なものです。本当は東京ジャズに行くか、METライブビューイングのパルジファルに行きたかったのですが、体を整えないと。
ということで、9月、10月のNHKBSのプレミアムシアター情報です。オペラ目白押しです。

9月9日(8日深夜)

ザルツブルク音楽祭2013 歌劇『ドン・カルロ』

  • フィリッポ二世(スペイン王): マッティ・サルミネン
  • ドン・カルロ(スペインの王子): ヨナス・カウフマン
  • ロドリーゴ(ポーサの侯爵): トマス・ハンプソン
  • 大審問官(90歳の盲人): エリック・ハーフヴァーソン
  • 修道士: ロバート・ロイド
  • エリザベッタ: アニヤ・ハルテロス
  • エボリ公女: エカテリーナ・セメンチュク
  • テバルド(エリザベッタの小姓): マーリア・ツェレン
  • レルマ伯爵/王の使者: バンジャマン・ベルネーム
  • 天の声: セン・グオ
  • きこり: オレク・サヴラン
  • アントニオ・パッパーノ指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
  • 2013年8月16日ザルツブルク祝祭大劇場

    9月16日(17日深夜)

    ルツェルン音楽祭2013

    クラウディオ・アバド指揮 ルツェルン音楽祭管弦楽団演奏会

  • 悲劇的序曲 作品81 (ブラームス)
  • グレの歌」から 間奏曲 「山鳩(やまばと)の歌」 (シェーンベルク)
  • 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」 (ベートーベン)
  • 英国ロイヤル・オペラ公演 歌劇『湖上の美人』

  • エレナ(反乱貴族ダグラスの娘): ジョイス・ディドナート
  • スコットランド国王ジャコモ5世(別名ウベルト): ファン・ディエゴ・フローレス
  • マルコム(エレナの恋人・反乱軍の勇士): ダニエラ・バルチェッローナ
  • ダグラス(エレナの父・反乱貴族): シモン・オルフィラ
  • ロドリーゴ(反乱軍のリーダー): コリン・リー
  • アルビーナ(エレナの友人): ユスティナ・グリンギーテ
  • セラーノ(ダグラスの忠臣): ロビン・レゲート
  • 詩人: クリストファー・ラックナー
  • ベルトラム(王の兵士): パブロ・ベムシュ
  • ミケーレ・マリオッティ指揮コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
  • 9月23日(22日深夜)

    『N響・イン・ザルツブルク』

  • ノヴェンバー・ステップス (武満徹)
  • ソプラノとオーケストラのための「嘆き」[ザルツブルク音楽祭委嘱作品/世界初演] (細川俊夫)
  • 幻想交響曲 作品14 (ベルリオーズ)
  • シャルル・デュトワ指揮NHK交響楽団

    10月14日(13日深夜)

    佐渡 裕 指揮 パリ管弦楽団演奏会

  • ディヴェルティメント (イベール)
  • パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 (ラフマニノフ)
  • 歌劇「ルイザ・ミラー」序曲 (ヴェルディ)
  • 歌劇「ナブッコ」から 「行け、わが思いよ、金色の翼に乗って」 (ヴェルディ)
  • ほか

    佐渡 裕 指揮 ベルリン・フィル定期デビューコンサート

  • 「フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」 (武満 徹)
  • 交響曲 第5番 ニ短調 作品47 (ショスタコーヴィチ)
  • 10月21日(20日深夜)

    新国立歌劇場公演 『コシ・ファン・トゥッテ』

  • ミア・パーション (フィオルディリージ)
  • ジェニファー・ホロウェイ (ドラベッラ)
  • 天羽明惠 (デスピーナ)
  • パオロ・ファナーレ (フェルランド)
  • ドミニク・ケーニンガー (グリエルモ)
  • マウリツィオ・ムラーノ (ドン・アルフォンソ)
  • イヴ・アベル指揮東京フィルハーモニー交響楽団
  • 10月28日(27日深夜)

    ミラノ・スカラ座日本公演 歌劇『リゴレット』

  • レオ・ヌッチ (リゴレット)
  • ジョセフ・カレヤ (マントヴァ公爵)
  • エレーナ・モシュク (ジルダ)
  • ケテワン・ケモクリーゼ (マッダレーナ)
  • アレクサンドル・ツィムバリュク (スパラフチレ)
  •  

  • グスターボ・ドゥダメル指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団
  • Concert,Opera,Richard Wagner

    サントリーホールで日フィル定期。ピエタリ・インキネン指揮で《ワルキューレ》第一幕。
    同じ時間帯にすみだトリフォニーホールでは、インゴ・メッツマッハー&新日フィルでもワルキューレ第一幕をやっていましたね。ベストは両方聞き比べられればよかったのですが、そうも行かず。
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    演奏関連

    前半は《ジークフリート牧歌》と《トリスタンとイゾルデから前奏曲と愛の死》。《トリスタン》は、ソプラノのエディス・ハーラーの独唱付き。この方は、バイロイトでジークリンデと歌った方ですね。2011年に、NHKで《ワルキューレ》の生中継をしましたがまさにそのときのジークリンデがこの方。さすが世界レベルの声で、均質で安定したソプラノでした。
    後半の《ワルキューレ》第一幕も圧巻でした。インキネンの指揮は、気を取らわず、テンポもあまり動かさず、テンポは中庸から少し遅い感じで、重心の低い指揮といえましょう。だからといって、情感が失われることはなく、うねるようなダイナミズムを楽曲から引き出していました。
    ジークムントを歌ったサイモン・オニールは、ブリリアントなテノール。カッコイイですね。フンディングを歌ったマーティン・スネルも重みのあるバス・バリトンです。
    日フィルも、若干の傷はあったものの、持ち前の機能性を発揮し、縦横無尽の演奏でした。木管いいですよね。ちょっとした事故はありましたが、木管の充実度を改めて実感しました。

    サントリーホールで聞くオペラ

    サントリーホールでのオペラは、2005年ごろだったか、ホールオペラ《ボエーム》を聴いて以来です。その時は一階席でしたが、今日は二階席で、ホール全体のサウンドがよく分かる席でした。オケの音も、歌手の声も一旦ホールの中を回った音が聞こえる感じです。サントリーホールの残響は、中音から少し高めです。前半の《ジークフリート牧歌》は、その残響感の中に楽曲が巧く溶け込みました。
    歌付きとなると、これがいつも聞いている新国立劇場でのサウンドとは全く異なります。私の感覚では、新国立劇場オペラパレスのサウンドはかなりデッドなサウンドだと思っています。これぐらいデッドでないと、歌詞が聞き取れません。
    ですが、サントリーホールはコンサートホールですから、音の作り方が全く違うのですね。
    そうした中で、歌がどう聞こえるかというと、これは、私の席特有の事象でもあるのですが、歌とオケのバランスが上手くとれない場面がありました。これは、良し悪しの問題ではなく、あくまでコンサートホールとオペラシアターの音に対する考え方の違いにほかならないと思いました。
    逆に言うと、このアンバランスというマイナス面を補って余りある残響感に酔いました。つまり、私にとってはこのサウンドは良いものだったのです。新鮮な体験でした。

    終わりにひとりごと

    それにしても、月日が立つのは速いものです。ゆっくり急げ!
    それではグーテナハト。

    Book

    先日以下の本を読みました。実に興味深いことが書いてあります。

    曰く、勉強を集中していた時に聴いていた音楽を聴くと、かなりの高確率で集中力が高まるそうですよ。
    で、私にとってはこれなんですね。ネルソン・ランジェルのアルバム。

    浪人時代に飽きもせず、こればっかり聞きながら文標やってました。
    で、やっぱり最近聞いても、集中できるのですねえ。
    皆様も、思い出の集中CDを見つけてみるといいですよ。
    土日もお仕事。
    では、グーテナハト。