東京オペラ・オケ事情

先週に引き続き、まとめました。8月はさすがにお休みが多いですね。

場所 演奏者 オケ 演目 開演時間
8月5日(月)
8月6日(火) タケミツ・メモリアル 下野竜也(Cond)、エカテリーナ・シマノヴィチ(Sop)、アレクセイ・ステブリアンコ(Ten)、パーヴェル・シムレーヴィチ(Bas キリシマ祝祭管弦楽団 ・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調op.21
・ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」第1夜「ワルキューレ」より第1幕(演奏会形式・日本語字幕付)
19:00
8月6日(火) ミューザ川崎シンフォニーホール 指揮:ダン・エッティンガー
ソプラノ:吉原圭子
バリトン:与那城 敬
東京フィルハーモニー交響楽団 ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」から “慕わしい人の名は"
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」から “終わりの日は来た~カルロよ聞け"
ヴェルディ:歌劇「椿姫」から 第1幕前奏曲、"ああ、そはかの人か~花から花へ"
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」から ワルキューレの騎行
ワーグナー:楽劇「タンホイザー」から 夕星の歌
ワーグナー:楽劇「タンホイザー」序曲
15:00
8月7日(水) ミューザ川崎シンフォニーホール 指揮:宮本文昭
ヴィオラ:川本嘉子
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 モーツァルト:クラリネット協奏曲(ヴィオラ独奏版)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
19:00
8月8日(木) ミューザ川崎シンフォニーホール 指揮:ピエタリ・インキネン
ピアノ:原田英代
日本フィルハーモニー交響楽団 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から 第1幕への前奏曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番
ベルリオーズ:幻想交響曲
19:00
8月9日(金) すみだトリフォニーホール 小泉和裕[指揮]
郷古 廉[ヴァイオリン]
新日本フィルハーモニー交響楽団 ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
ブラームス/交響曲第1番 ハ短調 作品68
14:00
8月10日(土) すみだトリフォニーホール 小泉和裕[指揮]
郷古 廉[ヴァイオリン]
新日本フィルハーモニー交響楽団 ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
ブラームス/交響曲第1番 ハ短調 作品68
14:00
8月11日(日) ミューザ川崎シンフォニーホール 指揮:秋山和慶
ソプラノ:半田美和子 メゾソプラノ:小川明子
テノール:経種廉彦 バリトン:大山大輔
東京交響楽団 《オール・モーツァルト・プログラム》
交響曲第35番
オペラアリア名曲集
 歌劇「フィガロの結婚」から 序曲、"お先へどうぞ"、"恋とはどんなものかしら" 他
 歌劇「魔笛」から "恋を知る男には"、"愛の喜びは霧と消え" 他
 歌劇「ドン・ジョバンニ」から "窓辺においで"、"恋人をなぐさめて" 他
15:00
8月12日(月)
8月13日(火)
8月14日(水)
8月15日(木)
8月16日(金) 東京芸術劇場 広上淳一(Cond) 小林美樹(Vn) ドミトリー・フェイギン(Vc) 田村響(Pf) 読売日本交響楽団 メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番 18:30
8月17日(土) ミューザ川崎シンフォニーホール 指揮:大友直人 東京交響楽団 佐村河内 守:レクイエム・ヒロシマ(弦楽合奏版・世界初演)
佐村河内 守:交響曲第1番《HIROSHIMA》
14:00
8月18日(日) ミューザ川崎シンフォニーホール 指揮:大友直人 東京交響楽団 佐村河内 守:レクイエム・ヒロシマ(弦楽合奏版・世界初演)
佐村河内 守:交響曲第1番《HIROSHIMA》
14:00

※記載は正確なものを心がけますが、万一誤っていた場合、責任はとれませんので、自己責任でご参考にしてください。

Miscellaneous

PMFオケを聴いて、音楽も良かったんですが、それ以外でもちょっと感銘を受けました。音楽家たちがこうやって若者を育てるのは、音楽的な理由だけではないのかもね、と性善説ぶった解釈をしてしまいました。甘っちょろい考えですが、時にはそういうのも必要です。
世界は平和ではありませんが、少なくとも彼らが交流できるほどには平和であるということなのでしょう。一夏とはいえ、若い彼らにはとっては、極めて大きい経験になったはず。羨ましいですね。
異文化交流ほど平和に貢献するものはありません。自分と違う価値観、それも想像を絶する価値観の違いを体験し、それでもなお諦めず投げ出さないで対話を続けるという精神力をにわかにつけることもできないですし、見聞きするだけでもダメなんでしょう。ネットの画面の向こうにあるものでも、本の中にあるものでもないはずです。
もちろん、皆が皆そういうことをできるわけではありません。しかし、少なくてもそうした交流がどこかで常にできていなければなりません。そうした回りくどさ、面倒さを乗り越えなければ、自国の平和ですら維持できないのです。
若い音楽家が屈託なく振る舞うのをみて、目頭が熱くなったのは、どうやら私が齢を重ねたからだけではないようです。
私らにできることは少ないですが、それでもなお、なにかあるかもね、と思ったり。
今日は《風立ちぬ》を見てきました。みんな語りたいことたくさんあるのだろうなあ、と思います。あの横臥療法を映像で初めてみました。
ひとつだけ。
音楽が《行け、わが想いよ、金色の翼に乗って》に似ているのは、意図されているのかな?
ではまた明日。

Concert,Gustav Mahler

IMG_9933.jpg
いつぞや撮った夕暮れです。空はいつみても神々しいです。
先日の準・メルクル指揮PMFオーケストラによるマーラー交響曲第5番の件です。
この曲、トランペットとホルンがポイントなんですが、第一楽章のしょっぱなのトランペット、素晴らしかったですよ。エッジがありかつ太い音で、フレージングもすこしタメをつくりつつ歌い上げる感じでした。
第三楽章のホルンも良かったですね。フレージングとしては、少しだけミスはあったのかもしれませんが、こちらも随分と分厚い音で旋律から旋律へと自在に飛び回っている感じでした。
メルクルの指揮ですが、そんなに派手にテンポを動かしたり、やけにゆっくり振ったり、なんていうことはないのですが、ひとつひとつの仕掛けが適格で、オケがグイグイ引っ張られているのがよくわかります。
オケですが、やはり臨時オケということもあって、音がひとつに溶け込むといったプロのトップレベルのオケのようには行きませんし、ポリリズムになるところで、一瞬クリックが見えなくなるということはありましたが、とにかく巧いので、速い旋律、大音量の部分では若さのパワーが十分に炸裂していたと思います。
特に第二楽章からはかなりノリ始めたという印象でした。
まあ、さすがに第四楽章アダージェットでは、硬さが目立ちましたが、あそこは若者には相当難しいはずですので、特に大きな異論などはありません。
時間を感じず音楽が聞けた感じがしました。また来年行きたいですね。
明日は、「PMFオケが果たす役割はこういうこと?」という記事を書く予定。
では。グーテナハト。

Classical,Concert

昨日の続きです。

「若いオケなので、若さゆえの迫力とか勢いがあるよね」という評価は、音楽をを評価したとは言えないと思うのです。

しかし、そこを割り引いいたとしても、PMFオケはすごかったと思うのです。

たしかに、臨時のオケですので、弦の響きが混ざり合っていなくて、居心地の悪さはありました。

ですが、そうであったとしても、マーラー5番をここまで機能的に演奏すること自体素晴らしいと思ったのです。

特に、マーラー5番の第一楽章冒頭のトランペット、第三楽章ホルンのソロ、は筆舌に尽くし難いものでした。

もう少し言いたいことがあります。。

Classical,Concert,Gustav Mahler


ゆえあって短信。くわしくは明日書きます。

準メルクル指揮によるマーラー5番を。あらゆる要素を差し引いても、メルクルの意図がよくわかる快演でした。というか、感動しました。

マーラーの持つ、ユダヤ民謡、軍楽隊、ウィナーワルツといった要素が混ざり合い、万華鏡のような複雑な文様を形作っているのがよくわかりました。プログレロックのようです。

その他、いろいろありますが、きょうは取り急ぎです。

Book,Classical


先日の続き。中川右介さんの「カラヤンとフルトヴェングラー」、面白いですよ。カラヤンがどうやってのし上がったのか、よくわかりますが、それよりももっと興味深いのは戦時中のドイツの音楽事情がよく分かるということです。
音楽は戦争遂行のための宣伝道具にされていたことはもちろん、敗色の濃い状況下においても、演奏会がきちんと催されていた、という事実に心打たれます。
もちろん、音楽が政治利用されているということで、いつにもましてなのでしょうけれど、そこまで音楽が力を持っていたということ自体が不思議なのです。
音楽とは実利には役に立たないものだと思っていましたが、たとえそれがプロバガンダとして政治利用されているものだとしても、力を持つということが改めてわかりました。
いいのか悪いのかわかりませんし、音楽家が望んでいるかどうかもわかりませんけれど。
明日で7月も終わり。早く正月が来ないか、待ち遠しいです。気兼ねなく休めるのは正月ぐらいです。

Opera,Richard Wagner

今日、体調悪くありませんでした?
私は、絶不調。ちゃんと寝たのですが、どうも寝覚めが悪く、体中が痛かったのです。どうも気圧が下がっていたからではないか、と睨んでいます。ですので、今日は早めに帰ってきました。といっても帰宅は22時前ですが。

Googleに頭を覗かれている。。

昨日、アンフォルタス、で検索したら、私が昨年書いた記事が出てきました。
どうやら昨年の今頃は、フィッシャー=ディースカウのアンフォルタスに感動していたようです。
アンフォルタスの画像検索でもフィッシャー=ディースカウがトップに出ていて、私の記事にリンクされている。
2013-07-30 0.25 のイメージ
グーグルに頭の中を覗かれている気分。
ちなみに二番目の写真はアンフォルタスという名前の競走馬でした。
2013-07-30 0.24 のイメージ
調べてみると、ワーグナーの登場人物がたくさん登場しています。
ブランゲーネまでいるとは。
アンフォルタス
http://db.netkeiba.com/horse/2011104830/
ローエングリン
http://db.netkeiba.com/horse/1999106738/
ジークフリート
http://db.netkeiba.com/horse/1989101552/
http://db.netkeiba.com/horse/2005100873/
ジークムント
http://db.netkeiba.com/horse/2004102854/
タンホイザー
http://db.netkeiba.com/horse/2005100907/
http://db.netkeiba.com/horse/1989101555/
http://db.netkeiba.com/horse/1981101490/
ヴォータン
http://db.netkeiba.com/horse/2007109102/
トリスタン
http://db.netkeiba.com/horse/1979105879/
ブリュンヒルデ
http://db.netkeiba.com/horse/1985102183/
http://db.netkeiba.com/horse/1995106547/
イゾルデ
http://db.netkeiba.com/horse/000a00df8c/
http://db.netkeiba.com/horse/2001106080/
http://db.netkeiba.com/horse/2012101263/
ジークリンデ
http://db.netkeiba.com/horse/1955104314/
フリッカ
http://db.netkeiba.com/horse/2005100355/
ブランゲーネ
http://db.netkeiba.com/horse/2002106900/
トリスタンのコメントには「風邪薬みたい」との記載が。はい。そうですね。ドリスタン。
逆に探したけれど、いない馬は以下の通りです。そうか。ブランゲーネはいて、クルヴェナールがいない不条理。
テルラムント
オルトルート
ドンナー(ドンナーベルクはいる)
ハーゲン (ハーゲンベックはいる)
クルヴェナール
ヴァルター(ワルター)
グルネマンツ
クリングゾル
ティトレル

ヤノフスキのパルジファル


今日はヤノフスキのパルジファルを聴いています。旧東ドイツから続く伝統のベルリン放送交響楽団です。NMLをMACで聞いているので、評価はしにくいです。
あとは、誰だどの訳を歌っているのかが、わかりにくいです。アルバム・タイトルを慣用的順番で考えると、パルジファルがクリスティアン・エルスナー、アンフォルタスは多分エフゲニー・ニキティン。グルネマンツはフランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒこれずーっと聴いてたいんですけどね。
第一幕しか聴いていませんが、ヤノフスキ、飛ばすところは容赦なく飛ばしますね。潔い感じ。
このアンフォルタスを歌っていると思われるエフゲニー・ニキティン。元ヘビーメタルバンドのメンバーで、全身に刺青を入れている。その中にハーケンクロイツがあったそうで、バイロイトを降板したようですよ。ソースはこちら。リンク先の写真ではハーケンクロイツは見えませんが。ご本人なんでしょうか。
http://jp.blouinartinfo.com/news/story/856835/ehugeninikiteinshi-hakenkuroitukagishi-zi-noci-qing-deyin-le
アンフォルタスがハーケンクロイツ。やばすぎるネタです。
明日もお仕事。がんばろう。

CD紹介,Opera,Richard Wagner

はじめに

メガネを新調しました。今、流行のJ●NSにて。
ですが、色々失敗。
まず、度数調整を失敗。
目が疲れるのでPC用ということにしたので、度数を測るときにiPadを持って行って、距離を測りました。実際に使ってみると、iPadを使う時とPCを使うときは微妙に距離が違います。その差はおおよそ10センチ。その差が致命的。iPadは快適ですが、PCはダメ。肩こりがひどくなってしまいました。
次の失敗。ブルーライトカットなんで、メガネが薄茶色なんですが(すこし予想はしていたんですが)私がかけると、完全にあっち系の人に見えるらしい。これではガードマンに止められて出勤できません(おーげさ)。形はいいのですが。

クナッパーツ・ブッシュのパルジファル



今年の夏は、ワーグナーの研究をしないと。というわけで、今日はパルジファルを聴きました。
クナッパーツブッシュのバイロイトにおけるパルジファルの録音は複数残されていますが、私が聞いているのは1962年の録音。
パルジファルはジェス・トーマス、グルネマンツはハンス・ホッター、そしてアンフォルタスはジョージ・ロンドンです。

ジョージ・ロンドンのアンフォルタス

ジョージ・ロンドンのアンフォルタスには感動しました。
私は、アンフォルタスに一番共感を覚えます。
アンフォルタスは聖杯を守る城主。ですが、「罪」を犯し、槍の傷に苛まれている。
苦悩に耐え、死ぬことも生きることも能わない地獄にいる男。自分の弱さがゆえと知っているからこそ、誰をも責められず、ただ自らを責め続け、自らの責めに苛まれている。
聖杯の守護という重責を担うにはあまりに人間的。全然ヒーローなんかじゃありません。
ジョージ・ロンドンのアンフォルタスは激しい。全然枯れてなくて、苦悩しまくっています。苦悩しているのですが、が、苦悩を続けているからこそ得た強さのものを感じます。多分、普通に生きるには十分に強い王なのです。ですが、生半可に理想を求めてしまったのですね。
パルジファルが第二幕で「アンフォルタス!!!」と絶叫して、アンフォルタスと同じ罠にはまらない箇所がありますが、あそこは、パルジファルを通してアンフォルタスの胸中を見る思いがして、2010年の東京春祭では、あの場面で思いっきり泣いて、浄化された記憶があります。というか、本当に浄化されたんだろうな、と思います。

録音について

私の持っている録音は、1993年7月発売。S/N比は若干高めですが、そんなに気になるまではありません。
クナッパーツブッシュの1962年の録音についてはこちらのサイトが詳しいです。
http://solarisu.sakura.ne.jp/Record/Parsifal-Kna62/Parsifal-Kna62.html
この録音なんですが、第一幕と第二幕に途切れがないように聴こえます。いや、第一幕の最後で拍手がないのはいいのです。それが慣例なので。ですが、休憩なしというのは大丈夫なんですかね。

終わりに

カミさんに駄目だし食らったので原稿はまだ出来上がらない。おっしゃるとおり。それじゃあ書評にならんよ。。締め切りは水曜日。大丈夫か、オレ。

東京オペラ・オケ事情

7月29日からの東京オケ事情。来週はPMFで準・メルクルがサントリーホールに登場ですね。川崎のコンサート、平日なのに昼始まりなのは、夏休みだからですね、はい。羨ましい。
今週は出撃しませんが、来週は一日ぐらい出撃したいものです。
あとは、このページ、PHPで自動化したいです。

場所 指揮者 オケ 演目 開演時間
7月29日(月) サントリーホール チョン・ミョンフン アジア・フィルハーモニー管弦楽団 ワーグナー: オペラ『タンホイザー』序曲
: 楽劇『トリスタンとイゾルデ』から前奏曲と愛の死
ブラームス: 交響曲第4番 ホ短調 op.98
19:00:00
ミューザ川崎シンフォニーホール クリスティアン・アルミンク 新日本フィルハーモニー交響楽団 ○三善 晃:ヴァイオリン協奏曲(1965)
○ストラヴィンスキー:バレエ組曲「プルチネッラ」
○メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア
19:00:00
7月30日(火) サントリーホール 準・メルクル PMFオーケストラ ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op.26
ベルリオーズ: 幻想交響曲 op.14
19:00:00
ミューザ川崎シンフォニーホール 小林研一郎 読売日本交響楽団 <オール・チャイコフスキー・プログラム>
○歌劇「エフゲニ・オネーギン」から ポロネーズ
○ピアノ協奏曲第1番
○交響曲第5番
15:00:00
7月31日(水) サントリーホール 準・メルクル PMFオーケストラ 武満徹: ア・ストリング・アラウンド・オータム
マーラー: 交響曲第5番 嬰ハ短調
19:00:00
オペラパレス ミシェル・プラッソン 東京フィルハーモニー交響楽団 東京二期会公演
ホフマン物語
18:30:00
8月1日(木) オペラパレス ミシェル・プラッソン 東京フィルハーモニー交響楽団 東京二期会公演
ホフマン物語
18:30:00
ミューザ川崎シンフォニーホール 金聖響 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 マーラー:交響曲第1番「巨人」(花の章付き) 15:00:00
8月2日(金) すみだトリフォニーホール クリスティアン・アルミンク 新日本フィルハーモニー交響楽団 マーラー/交響曲第3番 ニ短調 19:15:00
ミューザ川崎シンフォニーホール 山下一史 NHK交響楽団 ○バーンスタイン:キャンディード序曲
○J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番から ガボット 第1番、第2番
○ファリャ:バレエ組曲「三角帽子」から" 隣人の踊り"
○ラヴェル:古風なメヌエット
○J. シュトラウスII :皇帝円舞曲
○ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)から
“カッチェイ王の魔の踊り","子守唄","終曲"
18:30:00
8月3日(土) オペラパレス ミシェル・プラッソン 東京フィルハーモニー交響楽団 東京二期会公演
ホフマン物語
14:00:00
すみだトリフォニーホール クリスティアン・アルミンク 新日本フィルハーモニー交響楽団 マーラー/交響曲第3番 ニ短調 19:15:00
8月4日(日) NHKホール 山下一史 NHK交響楽団 N響ほっとコンサート
オーケストラからの贈りもの
16:00:00
オペラパレス ミシェル・プラッソン 東京フィルハーモニー交響楽団 東京二期会公演
ホフマン物語
14:00:00
ミューザ川崎シンフォニーホール 小泉和裕 東京都交響楽団 ○ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
○ブラームス:交響曲第4番
17:00:00

※記載は正確なものを心がけますが、万一誤っていた場合、責任はとれませんので、自己責任でご参考にしてください。

Classical,Richard Wagner

時のうつろいゆく流れはいとおかし。
1989年に知り合った高校時代の友人とその友人たち会食。当時はまだソ連があって、ペレストロイカ真っ盛りでした。このまま行けば平和な世界がくるのではないか、と思ったのが懐かしく思えます。お互い違う道を歩いていますし、バックボーンも違うのに。なにはともあれ楽しいひと時でした。

さて、恍惚とした感じのバーンスタインの《トリスタンとイゾルデ》ですが、今週集中的に聞いています。
前にも気づいてことですが、第三幕のマルケ王のモノローグ、erwachenというところ、《パルジファル》のアンフォルタスのモノローグとそっくりなことに思い至りました。和音や旋律が《パルジファル》そっくり。《パルジファル》のほうは、erbarmenだと思いますけれど。
今日はこれ以上深堀りできません。今後研究します。
明日はお仕事が、少し夜更かし気味です。早く眠らないと。
あー、日ユ同祖論って、トンデモだけど、なんか面白い。
ではまた明日。