Richard Strauss

シュトラウス・ヒロイン シュトラウス・ヒロイン
(2006/05/24)
フレミング(ルネ)、グラハム(スーザン) 他

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フレミング/シュトラウス・ヒロイン というアルバムを聴いています。フレミングさんが歌うシュトラウスの初体験は、BSで放映された「カプリッチョ」ですが、歌も演技も最高でした。それで、フレミングさんに目覚めたわけです。このCDには、「ばらの騎士」、「アラベラ」、「カプリッチョ」の聴き所が収められています。

とりあえず、大好きな「カプリッチョ」を聴いてみました。指揮はエッシェンバッハさんなのですが、いつも聴いているベーム盤やサヴァリッシュ盤より相当遅いテンポ。月光の音楽はたっぷりと、水がゆったりと溢れていくような感じです。月光の音楽以降を聴いただけで、もうお腹一杯ですね。ばらの騎士の終幕のところもいいですね。フレミングさんの声は、芯のしっかりした力強い声です。


今日は暑かったですが、お昼休みに森の散歩を愉しみました。さすがに暑いので、いつもの半分程度で切り上げましたが。

それにしてもセミの鳴き声がだんだん秋日が付いてきた気がします。ミンミンゼミやツクツクボウシの声が聞こえ始めると、もう夏は終わりと言った風情。気温は暑いですが、大気は既に秋を内包している。その気配が見え始めると、途端に落ち込むことが多いのです。うら寂しい秋が訪れるわけですからね。15年ほど前は秋ほど好きな季節はなかったのですが、ある時から、秋が苦手になった気分。涼しくなるのは良いのですが、日も短くなるし、葉が色づき、散り始めるのをみると、本当に哀しくなりますね。今年の秋を無事に乗り切ることが出来るでしょうか??

Book

西洋古代・中世哲学史 (平凡社ライブラリー) 西洋古代・中世哲学史 (平凡社ライブラリー)
クラウス リーゼンフーバー (2000/08)
平凡社

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うーん、なぜだかよく分りませんが、リーゼンフーバー師の「西洋古代中世哲学史」を手に取ってしまいました。実は、この本、大学一年生の時の教科書だったので、試験前とかかなり読み込んだ記憶がありますが、改めて読んでみると全く覚えていない。悲しいぐらいに。

それでも、昔授業でやったトマス・アクィナスの哲学大系、意外とおもしろかったなあ、と思って、トマス・アクィナスの項目をおもむろに開いて読んでみました。

内容はさっぱり覚えていないか、当時から理解できていなかったのか、のどちらか。ともかく、トマスの認識論から存在論にかけての項を読んでみます。前提知識として、プラトンとかアリストテレスの哲学大系を知っておかないと行けないわけですが、そうした知識も今は全くなくなってしまったので、何度か読んで議論についていくのがやっと。なんだか懐かしくて若返った気分。こういうのは継続が大事だから、毎日少しは哲学の本を読むことにしよう、と強く決意したのでした。


それにしても、どうしてこうも人間界は複雑で悪意に満ちた世界なのでしょうか。もちろん、善意に満ちた領域もあるのですがその領域は日に日に小さくなっている気がする。もっとも、善意に満ちたと思える領域も、裏では泥沼化した権力闘争が繰り広げられていますし。

競争経済が悪いとは言いませんが、何事もバランスが大事で、拝金主義になってもいけないし、とはいても家計を維持しないと生きられない。どこに出口があるのでしょうか?

久々に哲学の本を読んで、そこに繰り広げられる真善美や理想世界や存在者を求めようとする意志を感じ取るにつけて、哲学と現実との乖離を改めて感じて、独りで哀しむのでした。

Miscellaneous

突然、体中が痛くなる。
ああ、なんだ。筋肉痛でした。登山の筋肉痛が出てきてしまいました。一日中歩くと脚が痛い。困りました。

そんな中で聴いたのはレヴァインの振るジークフリート牧歌。ジークフリートとブリュンヒルデの邂逅シーンを思いながら、あるいは、ワーグナーが家族にプレゼントした曲であるということを思いながら聴いていました。あの激しい革命家的ワーグナーがこんなに美しい曲を書けるだなんて、という感じ。愛や家庭というものも人間にとっては大事なのです。


登山の反動か、仕事上のトラブルに巻き込まれているのが原因なのかよく分りませんが、どうも調子が悪いですね。こういうときこそ音楽があるわけです。アバドの振る「フィガロの結婚」を久しぶりに聴いてみたのですが、モーツァルトの旋律や和音を聞くだけで、こんなに心が安まるのか、と不思議でなりませんでした。

Jazz

マグネティック マグネティック
ステップス・アヘッド (2007/07/25)
ワーナーミュージック・ジャパン

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出ました、あの幻のステップス・アヘッドのアルバム「マグネティック」。この15年間、CDショップには絶対置いていなかったですし、中古CDショップでも一度も見たことがなかった。それが再リリースです。ワーナーとタワレコの共同企画「フュージョンで行こう!」という企画で復活したのですね。これはすばらしい。30タイルも復刻ですよ! 先週、3ヶ月ぶりにタワーレコードに行ったのですが、これも即買いでした。それで、今日やっと時間ができましたので聴いているところです。最も電化が進んだステップス・アヘッドのアルバムといわれています。いいですねー、マイケル・ブレッカー! そしてマイク・マイニエリ! 期間限定の発売ですから、その向きにおかれましては、この機会に是非ご入手を。

一曲目「Train」は、ステップス・ア・ヘッドの東京ライブで見聴いていましたが、原曲はこんな感じだったんだ、と感動。マイケル・ブレッカーはEWIを駆使し、サックスにピッチベンダーかけているのか、あるいはオーバーミキシングで音を作っている。楽しそう。この音聴いて思ったのですが、おそらくは本田雅人(スクウェアでサックスを吹いておられた方)に影響与えてますね、間違いなく。ギターはハイラム・ブロックなんだー。いいですね。 二曲目「Beirut」は、東京ライブでは一曲目に収録されていましたね。マイケルのEWIソロ、いいですね。ソロのII/V進行が気持ちいいです。この曲の最後のキメは本当に難しそう。しかし、こういうキメの練習を大学三年から社会人二年目ぐらいまでひたすらやっていたなあ。インドアな生活だったなあ〜。四曲目は、EWIを使った「In a Sentimental Mood」です。マイケル・ブレッカー、歌い上げてます。

全体の印象。電化が進んでいるということは、1986年当時のテクノロジーに大きく依存しているということ。現在のシンセサイザーのレベルとは全く違うから、音作りも現在とは違う。厳しい人は「時代遅れ」と言うかも知れません。私はそう受け取らず、当時先進だったんだろなあ、と思いながら聴くのと、サックスのソロもEWIのソロもすばらしいマイケル・ブレッカーのプレイに拍手をおくるだけ、なのですが。

そういえば、このアルバムの曲の多くを映像で見ることができる、東京ライブの映像を、サークルの合宿の時にみんなで見ようと思ったら、シンセが時代遅れだと皆に指摘されてへこんだ記憶がありますね……。

Live in Tokyo 1986 Live in Tokyo 1986
Steps Ahead (1994/02/04)
Nagel-Heyer

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しかし、この「マグネティック」がなければ、マイケル・ブレッカーの初ソロアルバム「マイケル・ブレッカー」もなかったと思うのですよ。あのOriginal Rayという名曲は決して生まれなかったでしょう。

Michael Brecker Michael Brecker
Michael Brecker (1996/09/24)
Impulse!
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今日は、さすがに疲れていたらしく8時頃まで眠ってしまいました。朝食をとってからいつものカフェで仕事。12時過ぎに帰宅して、また仕事のようなこと。夕方までノートPCに向かい合って仕事をしていた感じです。今日も暑い日でしたが、先週の後半のような暑さではない気がしています。蝉の声も変わってきた感じがあります。夕方になるてそよぎ始めた風もどこか涼しい感じ。今年始めて秋の気配を感じた気がしています。明日からまた仕事ですね。通勤電車も少しずつ人が増えてくると思います。暑いですがまた一週間頑張ろうと思います。

Classical

バッハ:無伴奏VNソナタ全集 バッハ:無伴奏VNソナタ全集
ズスケ(カール) (2000/04/26)
徳間ジャパンコミュニケーションズ

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今日はズスケさんのバッハを聴いています。心が安まりますね。後に書きますが、朝から登山に言っていたということもあり、少し疲れもありますが、こういうときに聴くヴァイオリンの音もすばらしいですし、バッハのソナタとパルティータもすばらしい。

バッハのソナタとパルティータを聴き始めたのはこの5,6年ではないでしょうか。最初に聴いたときには、ヴァイオリン一本でここまでよく表現できるな、と驚いた記憶があります。当時、清水靖晃さんというジャズ系のテナーサックスの方が、バッハのチェロソナタをテナーサックスで吹かれたCDがヒットしていましたので、その影響があったということもありますし、千住真理子さんのヴァイオリンソナタ&パルティータの全曲演奏会に行ったというのもきっかけの一つだったと記憶しています。千住さんの演奏はとても力強い者だったと記憶しています。それから、他の方のCDもいろいろ聴いておりましたが、グリュミオー盤の透徹とした美しさに心を打たれた思い出もあります。

今回はズスケさんですが、まずは音が良いな、というのがよく分りました。豊かな倍音を吹くんだふくよかな音。とても安定していて安心できます。テンポは早くもなく遅くもない。ゆったりと歌わせている感じ。手堅いです。ズスケさんはゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターもされた方で、N響の客員コンサートマスターでもいらした方です。ベルリン・シュターツカペレのコンサートマスターもされていたのですね。

このCD、先だって取り上げたルカ教会での録音なのですが、音量を最大にして聴いていると、外の通りを走っている車の音が微かに聞こえますね。それを言ったら、のだめのロケ地にもなった横浜のフィリアホールはもっとすごい。駅のそばに立っているので、ホールの仲間で電車の音が聞こえます。フィリアホール自体、音響はすばらしいと思っているので、その点がちょっと残念。もっとも、鬼気迫る演奏を聴いたら、電車の音など全く聞こえないのですけれど。


もう三度目になってしまいましたが、今日も元気に(?)大山登山に出かけてきました。7月に昇ったときと同じように始発電車に乗って行って参りました。辛かったですが、無事に登れてとても良かったです。

大山ぐらいの山でしたら、登山のプロにしてみればハイキングのような物だと思うのですが、僕のような音楽や読書が趣味の男にとっては修業に近い感覚があります。例によって6時半から昇り始めたのですが、5分もしないうちに息も絶え絶えな感じ。激しい呼吸と心臓の鼓動にさいなまれますが、デッドポイントを超えるまでは我慢です。15分ぐらい経つと少し落ち着いてくるのですが、今回は足首からふくらはぎにかけて痛みが走り始める。辛いです。何度か、今回はやめちゃえば? という悪魔の囁きが耳元に聞こえるのですが、内なる鬼軍曹がそれは許すまじ、と言っている。まあ、悪魔よりも鬼軍曹の方が強いので、精神的にも何とか持ちこたえた感じ。一つめの尾根を昇りきるとしばらく緩い坂が始まります。下社への分岐点へ到着。ここまでで50分ぐらいでしょうか。前回より10分ほど早いタイム。一瞬休憩やめてもう少し昇ろうかな、と思ったのですが、10メートルぐらい進んでやはり休まなきゃ、ということで休憩。

そこで投入したのがアミノバイタル。何でも食べておくとその後の疲れのとれが違うんだとか。前回も食べましたが、今回も。あとは水を300mlぐらい飲んでしまう。本当は少しずつ飲む方が良いのだそうですが、ついつい飲んでしまう。ちなみに、水を飲みすぎるとバテやすくなる、というのは迷信らしい。あの辛かった部活の練習は何だったんだろう。水飲ましてくれなかったよなあ…。そういえば、夏口の暑い時分に水飲まないで体育館でしごかれて、その夜から激しい下痢と高熱になってしまったことがあった。今から思えば完全に熱中症だったと思う。まあ昔は、「水を飲むとバテる」式のスパルタがまかり通っていたなあ、などと考えつつ、休憩は5分弱で切り上げ。

そこから先頂上までは約50分の道のり、疲れ切ってほとんど何も考えられなくなって、自分が痛みそのものに変化したのではないか、と思うぐらい。そのうち、痛みじゃなくて、今登っている急峻な山道、もう上り坂というより崖を登っているような、そんな山道と同化してしまったかのような錯覚を覚えてしまう。ああ、こういうのが、苦行の後に訪れる神の啓示とか禅の境地などのさわりなのかなあ、サヴォナローラも苦行をしていたと春の戴冠に書いてあったなあ、などと訳の分らないことを考え始める。たった二時間の登山でそんな境地に達するわけはないのですけれど。ともかく無心になって50分間登り続けました。小雨が降っていて、湿度は高く、涼しいにしても汗がダラダラと流れてくるので全身濡れずくめな感じ。それでも、登り続けて、やっと鳥居が見えてきて、ああ、今回も頂上に来られたんだ、と自分にも神仏にも感謝という感じ。頂上ではベンチに座って、水を飲み続けるだけ。

それで、次は下りだったのですが、以前のように膝の痛みがあまりないので、ぐんぐんスピードを出して下ることができました。荷物を少なくしたということもあったと思いますが、できれば筋肉がついたので痛くならなかったと思いたいですね。頂上を出たのが8時30分でしたが、9時には阿夫利神社下社に到着。お礼参りをして、間髪を入れずにまた下り始めました。前回は男坂を下ったのですが、階段が急だったので、降りるのはとても怖い。そこで今回は女坂を使用。すこし距離は長いのですが、男坂よりも心持ち緩やかな感じで、スピードを上げて降りることができました。バス停には9時42分に到着。おいおい、前回より

Miscellaneous

Oyama

やっと週末になりました。今週は毎日暑くて少し消耗してしまった感があります。それから、この暑さと言うことで、お昼休みの森の散歩も出来ませんでした。そろそろ自然とふれあわなければならないと思います。ということで、またまた大山に登ろうと思っています。丁度良いことに、明日は小雨が降って気温が下がると言うではありませんか。これは神様が明日登山すべし、とおっしゃっているに違いないのです。山に登ればきっと気分も晴れて元気になって戻ってくることが出来るでしょう。というわけで、明日は4時には起きて始発で山へ向かいます。もちろん単独登山です。三度目の大山登山になりますので、改めて気を引き締めていきたいと思います。

Book

暑い日が続いております。
通勤電車は思ったよりも混んでおらず、ゆったりと会社に着きました。暑いですね。72年ぶりに日本の最高気温記録が塗り変わったといいますから、相当な暑さなのだと言うことですね。

物語イタリアの歴史―解体から統一まで (中公新書) 物語イタリアの歴史―解体から統一まで (中公新書)
藤沢 道郎 (1991/10)
中央公論社

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Italy

「物語 イタリアの歴史」を読んでいます。以下の10人のイタリア史の登場人物を中心にローマ帝国滅亡からイタリア統一までを物語風に取り上げています。もちろん、イタリア通史というわけではなく、10人の登場人物を通してイタリア史を見るわけですから、多少偏りがあったり、足りない部分もあるとは思うのですが、イタリア史の全体を把握するのには都合が良いと思います。

  1. 皇女ガラ・プラキディア
  2. 女伯マティルデ
  3. 聖者フランチェスコ
  4. 皇帝フェデリーコ
  5. 作家ボッカチオ
  6. 銀行家コジモ・デ・メディチ
  7. 彫刻家ミケランジェロ
  8. 国王ヴィットリオ・アメーデオ
  9. 司書カサノーヴァ
  10. 作曲家ヴェルディ

僕としては、塩野七生さんの「ルネサンスとは何であったのか?」で、ルネサンスの先駆者として取り上げられていた聖フランチェスコとフェデリーゴ(フリードリヒ二世)が登場人物であったと言うこともありましたので、ルネサンス前史としての15世紀までの歴史を把握できたのは良かったと思います。

一応、大学入試では世界史が一番得意だったのですが、大分頭からぬけていますし、高校の世界史ではやらなかった細かい話も当然たくさんありますから、また謙虚な気持で歴史の勉強をしないと行けないな、と思っているところです。

遅刻気味ですが、本日はこれまで。お読み頂きありがとうございました。

Classical

String Quartets String Quartets
Claude Debussy、 他 (1989/09/26)
Polygram Records

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暑い日には涼やかな曲を。ラヴェルの弦楽四重奏曲です。

第一楽章では、ピチカートが水滴のしたたる音に聞こえたり、アルペジオが水面に浮かぶ波紋に思えたりします。第二楽章のピチカートのフレーズも軽やかですね。涼やかな渓流の風情が浮かんできます。涼しいですね。第三楽章は静謐な感じ。風通しの良い畳敷きの和室で寝ころんでいる風情ですね。風鈴がなったりして、みたいな。第四楽章は困りました。少々激しいのですよ。まあ、これは夏の夕方に訪れる雷鳴と驟雨と捉えることにいたしましょう。そうすると、雨が乾いた地面に叩きつけるときの甘い匂いが感じられませんか?第二旋律はすこしおとなしめですので、雨と共に吹き込む湿ってはいるけれど涼しい風が吹いてくる感じ。ああ、いいですね、この曲は。本当に避暑曲。というわけで、暑い日にはお勧めです。

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今日は身体が溶けるような暑さでしたが、所用にて虎ノ門に行きましたが、さすがにいつもと比べて人通りが少ない気も致します。世はお盆休みですが、それももう最終日とのことで、交通機関は大変な混雑のようです。反対に通勤電車はガラガラなのですが、また明日から混みあう気配が。しかし、まだ学生さん達の夏休みは続きますからね。8月一杯はなんとかゆっくり通勤できそうです。

暑いですので、早く寝て、早起きして本を読んだりした方が良さそうです。

今日も読んで頂きありがとうございました。

Book

わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡 (塩野七生ルネサンス著作集) わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡 (塩野七生ルネサンス著作集)
塩野 七生 (2001/10)
新潮社

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読み終わりました、「わが友マキアヴェッリ」。面白かったですね。

ロレンツォ・デ・メディチ以降トスカナ大公国成立までのフィレンツェの歴史と、それを取り巻くイタリア史、さらにはルネサンス中期の行方がよく分る本でした。塩野さんの冷静な筆致に唸りました。マキアヴェッリの書簡などにも全て目を通していらっしゃるようで、マキアヴェッリの人となりがよくわかります。天才ではありますが、俗物的なところもある二面的な人物といったところでしょうか。本当によく仕事のできる、良い意味での「官僚」でいらしたのだな、と思いました。それでいて文才もあるから、「君主論」や「政略論」も物にして、なおかつ戯曲も書いていると来れば本当にマルチな才能ですね。

今、辻邦生師の「春の戴冠」も並行して読んでいますが、「わが友マキアヴェッリ」は「春の戴冠」以降のフィレンツェを書いていると言っても差し支えないと思います。少し重なっているところもあるのですが、「マキアヴェッリ」の焦点は、マキアヴェッリが国際政治の舞台で活躍するロレンツォ・デ・メディチ以降のフィレンツェに焦点が合っていますから。

「わが友マキアヴェッリ」に描かれているのは、イタリアへの勢力拡大を目指すフランスのヴァロワ家と神聖ローマ帝国ないしはスペインのハプスブルグ家の両家が激突するイタリア戦争の舞台裏といってもいいでしょう。本を読んであらためてウィキペディアのイタリア戦争の項目を読むと興味深いです。あるいは、イタリア戦争について先に押さえておいてから読むともっと楽しめると思います。

というわけで、いったん読了しました。次に読む予定の本もやはりイタリア史関連です。

Miscellaneous

また日記になってしまいました。

今日も暑い一日でした。今日はミーティングのない一日でしたので自分のペースで仕事が出来ましたし、いろいろ勉強にもなりました。お客さんと当方の認識違いで間違ったシステムを構築しようとしていたのを発見して事故を未然に防ぐことも出来ましたし、なかなか有意義な一日でした。

ただ、暑いので、お昼休みのウォーキングは縮小版で。いつもなら30分弱歩くのですが、10分ほど林の中を歩いておしまい。林の中は日なたに比べて相当涼しいのですが、それでも暑くてたまりませんね。まあお昼休みにでもならないとお日様の光を浴びませんので、暑くてもなるべく外に出ようと心がけています。

それから、帰り道に図書館によって、貸出期限が過ぎてしまった本を返却。図書館までは途中下車して10分ほど歩くのですが、なるべく早足で歩いて体脂肪を燃やすべく頑張りました。

そんな感じの一日。明日も暑そうですが、頑張ります。