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とたんに涼しくなり、東京地方の日没時間が17時41分であることにショックを受け、夏が名実ともに終わってしまった、と残念に思う一日でした。

辻邦生関連のオンラインイベントも終わりました。私が司会進行を担当しましたが、自分の発表準備の中で発見した興味深い事案に一人で興奮してしまい、振り返ってみてどうだったのかな、などと反省しています。その事案についてはいずれここに書くかもしれませんけれど。

とにかく、いろいろなことが動き始めていますので、私もここでやれることをみつけるだけです。まずは毎日書くことを日課に戻すべく進めるだけだな、と思っています。

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東京地方の梅雨が明けました。

本当に夏が待ち遠しかったのですが、ようやく、夏の空と雲を目にしてうれしくなってしまいました。

さらに、来週は夏休みがなんとかとれることになり、なにかしら役立つことをいくらかやってみようかな、と思っています。コロナなのでなかなか自由はききませんが、やれることをやりたいです。

とはいえ、徐々に暑くなってくるのも事実。みなさまもどうかお身体にお気をつけてお過ごしください。

おやすみなさい。グーテナハトです。

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 週末の朝はNHK-FMを聞きながら食事をとります。テレビのニュースは暗鬱ですので、せめて食事時は音楽を聴きながら過ごしたいというもの。

とはいえ、CDを聞くだけだと、なにか外界への拡がりに欠ける、という思いもあり、なるべくラジオを聞いて、外界とつながり新しい「もの」に触れないと、という考えです。

 ということで、今日は「名演奏家ライブラリー」を聴きました。今日は、ウィリアム・ウォルトン。英国の作曲家ですが、自身の指揮による演奏がオンエアされていました。

Sir William Turner Walton.jpg


Bassano Ltd – https://www.npg.org.uk/collections/search/portrait/mw69488/Sir-William-Turner-Walton?LinkID=mp04688&search=sas&sText=+William+Walton+&role=sit&rNo=8, パブリック・ドメイン, リンクによる

 こればかりは理屈ではありませんが、私は文学でいうと、英米系か独墺系を好むことが多く、音楽もやはり独墺系を聴く機会が多いのですが、英米系の音楽は、幼い頃はエルガーやブリテンを聴くぐらい。その後、ヴォーン=ウィリアムズをよく聴いた気がしていますが、今もそんなに知っているわけではないのです。それでもなお、ウォルトンの曲風には親しみを覚えました。

 ウォルトンの音楽は実に鮮やかで、いい意味でキャッチーで聴くものを引きつけます。あまり集中してラジオを聴けなかったのですが、最後に流れた「行進曲《宝玉と王の杖》」は素晴らしかったのです。

1953年のエリザベス女王の戴冠式のためにウォルトンが作曲した行進曲。エルガーの《威風堂々》に似た趣を持ちながら、堂々として優美で、ただただひたすらにその瞬間瞬間の世界に畏敬と感謝を抱くような曲風。この曲を聴いたら、多くの人が、なにかその恩寵にひざまずくのではないか、と思います。エリザベス女王が当時どんな思いで聴いたのか、などと。

Coronation of Queen Elizabeth II Couronnement de la Reine Elizabeth II.jpg


BiblioArchives / LibraryArchives from Canada – Coronation of Queen Elizabeth II / uronnement de la Reine Elizabeth II Uploaded by oaktree_b, CC 表示 2.0, リンクによる

 この曲、記憶の中にありましたので、おそらくこの30年以内にどこかで聴いたことがあるはずですが、今の今まで忘れていました。奇跡的な邂逅だったなあ、と思います。やはり、ラジオで外の世界とつながると何かしらのシンクロニシティはあるものです。

 オンエアされたのは、作曲家自身の演奏だったのですが、Apple Musicで該当する番がよくわからず、聴いたのが、戴冠式の模様を録音したCD。

戴冠の宣言なども聞けるのですが、南アフリカやパキスタンの君主であるという宣言もありまして、戦後の大英帝国の陰りの中にあってもまだ海外領土を持っていた時代だったのか、となにか感慨深いものがあります。いまから70年前のこと。地続きであることを実感できる年代に思えるのは、年齢のせいなのか、あるいはカラー写真のせいなのか、戦後だからなのか……。

 それにしても、長い梅雨が続いています。いろいろなことが心配ですが、心配ばかりだと、もっと状況が悪くなりそう。そんな折に「行進曲《宝玉と王の杖》」を聴くのも悪くはないなあ、と思いました。

 なかなか安定しない気候で大変ですが、みなさまもどうかお気をつけておすごしください。

 おやすみなさい。

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先だっての土曜日の夜。

翌日の日曜日の天気予報は曇と雨でした。最近、太陽を見ていないのもあり、晴れてほしいな、と思いまして、家族に「明日は晴れるよ。天気予報は曇りだけど」といって、眠りにつきました。

で、6時頃、早起きをして散歩をしたのですが、そのときはまだ曇り。帰宅して疲れていたので二度寝してしまいまして(すみません)、幾分か寝坊気味で起きあがると、家族が「あれ、晴れてるよ」と。

窓を開けると、本当に晴れていて、びっくりしました。久々の太陽の光。そして大好きな夏が来た、と本当にうれしくてうれしくて。

で、予定を変えて、近所の公園へ。久々の公園もやはり太陽の光を浴びて、輝いていました。輝き燦めく緑の木々が眩しくて、素晴らしい一日。こんなこともありますので、まあいろいろあっても、生というものはものは素晴らしい、ということですね。「今、この瞬間の美しさに打ち込む」、ということを辻邦生は言っていると思いますが、この歳になってようやくその「打ち込む」という言葉の意味がわかった気がします。

あ、「今、この瞬間の美しさに打ち込む」という言葉の出典は不明です。どこかにそのような記載があったはず……。

辻文学は救いだなあ、と思いました。

それではみなさま、おやすみなさい。

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不要不急の外出はしませんが、散歩は許されているとのことで、近所の林へ。

限られた空間ですが、周りの建物が見えなくなると森の中を歩いている気分になります。

週に2時間自然の中に入るのが重要とのこと。

https://forbesjapan.com/articles/detail/28490

コロナ前は、毎日泳いでストレス解消していましたが、いまはそれができません。林にいくぐらいは引き続き実践しないと…。

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さしあたり近所の畑。これは菜の花のようですが、多分違います。ただ、なにか慰められる思いでした。

世界が変わって5ヶ月(?)。少しずつ慣れてきました。緊急事態宣言が外れても、かつての日常は戻りません。産業も変わると思います。

写真の畑もいつまであるか…。住宅やマンションに変わるのかな、と。

変化を恐るな、適応せよ、と言うことがよく言われます。変化にも、善し悪し、あるいは中立があります。願わくば善し悪しを意識して、自分の芯にある価値観との差異を咀嚼しながら変わらないといけないです。

世界は波打ちながら変転しますので、変化は必然ですが、どうやってその波に乗るかだな、と思いますが…。

とはいえ、春には花が咲き、梅雨が来て、夏が来ると言う四季の巡りは、向こう100年は変わらないでしょう。そういう不変もまた楽しみなのかもしれません。

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緊急事態宣言以降、なるべく外出せずに自宅で過ごすようにしています。仕事もなんとか自宅でやれるようになりました。通勤がないので楽ですが、一方で夜中まで仕事をしてしまうので、仕事のプライベートの分け目がなくなります。

まあ、こうなると、仕事も家事も趣味もすべて一つの枠の中で考えていくことになるのだろうな、と思っています。会社に行って、タイムカードを押して、そこで仕事が始まる、という世界は終わるのだろうし、今回のコロナショックで、そうした流れは一層大きく早くなったんだろうな、と思います。

もう、平成にはもどれないな、と思います。

問題は、家で仕事をすると、体を動かす機会が減ります。AppleWatchを使ってカロリー計算をしているのですが、惨憺たるものです。やれやれ。人気のいない朝早く起きて、少し散歩させてもらえるといいのですが……。

それではみなさま、どうかお気を付けてお過ごしください。

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まだまだ静謐な風景。ですが、歴史は大きく動いています。

先日、コロナウィルスに関連して、国連事務総長が第二次大戦以来の危機である、というコメントを出しました。

身震いを禁じえません。

歴史のまっただなかにいるな、と思います。同じことを、9.11の映像を見ながら感じた記憶がありますが、あのときの歴史はまだ小さいものだったのだな、と思います。

未来というものはわからないものです。見通しているつもりでも、未来は見えません。

緊急事態宣言、だなんて、半年前に想像できたでしょうか。本当に想定を超えた動きです。やはり、平坦な歴史などはありません。常に波を描くものなんですね。

静謐な過去は帰ってきません。ですが、未来の違う幸福をめざして、各自の持ち場で頑張るしかありません。

私も持ち場ができたようですので、緊急事態宣言下という慣れない仕事の環境のなかですが、一人の人間として全力を尽くそうと思います。

とはいえ、休みも必要です。どうかみなさま、お身体におきをつけて。

おやすみなさい。グーテナハトです。

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今年も春が参りました。

今はいいニュースもありませんし、個人的には別れの季節でもあり、憂いと嬉しさの混ざり合った複雑な思いで迎える春になりました。

それでもなお変わらず桜が咲くというのは嬉しいものです。結局はこうした嬉しさを常に見つけ続けることが生きていくことなんだろうな、と思います。

この週末、首都圏はあまり遠出はできないですね。自宅で溜まった仕事をして過ごします。

みなさまも、どうかお身体に気をつけください。この難局を乗り切りましょう。

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今日は、縁あって音楽教室の発表会に来ました。この危機の時代にあって、どうにもあまり気が進まず、開演に少し遅れて会場に入ったのですが、そのまま2時間、子どもたちの音楽に聴き入ってしまいました。

グローバルでは戦争にも比される状況でもあり、これから訪れるであろう経済危機を思うと、不安の時代に入ってしまったようにも思うのですが、そんななかにあっても、一生懸命奏でられる音楽は、予想以上に心に響きました。

かつても書きましたが、こうした幸福の雫を探して、厳しい時代を乗り越えないと、と思います。