目の回る忙しさ──「誰も寝てはならぬ」
今日は目の回るような忙しさでした。 食事の時間も10分強あったかなかったか。こういうときこそ、きれいな音楽を聴いて元気を付けたいものです。
というわけで、私的にストレス解消の音楽となっている、プッチーニ「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」を、パヴァロッティ盤とドミンゴ盤で聞き比べて見ました。
パヴァロッティは力で押して、ドミンゴは優しさで圧倒する。「北風と太陽」のイメージ。もっともパヴァロッティ盤は、ハイドパークのライブ版であるのに対して、ドミンゴ盤は、カラヤン指揮のスタジオ録音全曲版ですので、方法論は違うでしょうね。パヴァロッティは、伴奏よりも相当走ったテンポでぐいぐいオケを引っ張っている。オケが必死に追随している様子がわかります。ライブならではの臨場感。ドミンゴ盤はもちろんそういうことはありません。完成された美という感じ。
ふう。ストレス解消になりました。
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