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なにごとも陽気に明るく、心配事なんて忘れて、生きていこう。ひと時ひと時の幸福を味わうことこそが、生きていく上で大切なんだから

Richard Strauss


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イタリア紀行2007 その27 サンタ・マリア・デル・フィオーレ (2)

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聖堂の左手奥にクープラへの上り口がある。簡単なチェックのあと、薄暗い階段を昇り始める。思ったより疲れないのは、毎日ウォーキングを欠かさなかったからかな、などと思っていると、クープラの内側の通路に出る。円錐の円周の内側に設けられた通路というべきか。ここから聖堂内が見渡せる。大きい。思った以上に大きい。頭上にはフレスコ画。これもすごい。ルネサンス的描写製を持つ絵で、ここまで書くのは本当に大変だと思う。

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クープラの天頂部分への通廊と階段はまだ続いていく。あまり疲れないのがとても嬉しい。昔に比べて大分と体調が戻ってきたのだなあ、と思う。

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天頂部に到着すると、一気に視界が広がる。360度フィレンツェの煉瓦色の屋根瓦と淡いカーキ色の壁を持つ建物がアルノ河の作った渓谷いっぱいに広がっているのが見える。ああ、あれがサンタクローチェ教会だ、あれがメディチ家礼拝堂だ、などと地図を見ながら風景を楽しむ幸せ。屋上に小さな庭をもつ家が見える。あんな家に住めたらどんなに幸せだろうか。

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