セル/プロコフィエフ「キージェ中尉」

コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ
クリーヴランド管弦楽団 セル(ジョージ) コダーイ プロコフィエフ ボロディン リムスキー=コルサコフ リャードフ
ソニーレコード (2000/08/23)
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お恥ずかしながら、本日初めて聞いた「キージェ中尉」。なかなか軽妙な曲ですね。軽快でユーモアの溢れる曲想が全体を支配していますが、ロシア民謡的な旋律がバスクラリネットやピッコロなどで不気味に演奏されて、軽妙な旋律とポリフォニックに動いたりポリリズムを刻んだりするあたりがおもしろいですね。きっと演奏するのは骨が折れると思います。もともとは映画音楽のために作られた曲で、交響組曲に編曲されたそうです。



聞いていると、ブリテンの「青少年のための音楽入門」を思い出します。あれも強烈にポリリズムになるところがありますよね。ポリリズムと言えば少し苦い思い出が。かつて、先輩のバンドでサックスを吹いたことがあるのですが、私の他はみんな理系の先輩方で、リズムに対する意識が僕には分からないぐらいに凄いのですよ。ドラムは7拍子で、ベースは4拍子で、1拍目が合致するのが28小節目で、みたいなイメージ。正直ついていくのが大変でした。というよりついて行けなかったかも……。僕の才能不足だと思います。はい。



音楽を極められる方は、理系の方が多い、というが僕の持論ですが(「ド文系」の僕だからこそ言えることだとは思いますが)やはり数学的なセンスがないと、リズムを体感したり、調性の移行感覚や、コードの数字の積み上げといった記号論的な理論を習得するのは難しいです。もちろん、文系の方でも優秀な方はこうした面をクリアされておられるとは思うのですが。すこし自虐的になってしまいますので、このあたりで止めておこうと思います。

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