指環の視聴が終りました
毎日20分ずつ観ていたサヴァリッシュ盤DVDですが、めでたくフィナーレを迎えることが出来ました。DVD自体の購入は4年ほど前になりますが、なかなか聴く機会がなくて、そもそもオペラの楽しみ方を知らなかったと言うこともあるのですが、ラックの肥やしになっていたのですが、昨年のはじめに「ラインの黄金」から「ジークフリート」を見終わり、今月から神々の黄昏を、毎日20分ずつ見てようやく完了です。長かったです。「神々の黄昏」の最後の和音がご褒美に聞こえてならないです。
ジークフリートはルネ・コロさんで、最初は違和感を感じていた衣装も、最後の方になってようやく気にならなくなりました。と言うか、隠れかぶとを被ってグンターに変装したときが一番格好良かったかも。歌唱は抜群です。ブリュンヒルデのベーレンスさんは、強力ですが、少し胃にもたれる感じもありました。ハーゲンのマッティ・サルミネンさんのハーゲンは毒々しさを出した歌唱・演技で、とても良かったですね。
演出は少し癖があって、未来と現代と過去が一緒くたになったもの、とでも言いましょうか。初めて見るものとしてはあまり適切ではなかったかもしれません。聴くところによればレヴァイン盤のDVDはワーグナーの台本に比較的忠実である、と言うことなので、ビギナーとしてはそちらを見たほうが良かったかもしれないです。レヴァイン盤はこちら。
- ニーベルングの指環*楽劇
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- 発売元: ポリドール
- 発売日: 1999/12/22
- 売上ランキング: 26659
- おすすめ度
とにかく、(理解度はともかくとして)ある種、憧れでもあった指環を映像で見終わるという僥倖に恵まれました。今年の秋には実演にも触れられる予定。楽しみになってきました。
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