ゆく年くる年2012
ゆく年くる年2012
今年も早いものであと2時間で終わりです。
今年も沢山の方々のお陰で、音楽を楽しんだり考えたりすることができました。ありがとうございました。
今年の振り返り
というわけで、今年の振り返りを。
私の場合、どうしも新国立劇場が中心になってしまいます。
新国立劇場に初めて行ったのは2002年秋のことでした。それから10年も経ってしまいました。いつまで経ってもオペラの奥深さに驚かされ続けますし、勉強も道半ばです。
今年の新国立劇場も本当に素晴らしいパフォーマンスに恵まれました。
今から振り返ると私としては以下の5演目が上位でしょうか。
1. ピーター・グライムス
2. オテロ
3. ローエングリン
4. トスカ
5. セビリアの理髪師
ピーター・グライムスを観た10月は仕事がめちゃめちゃ忙しかった時で、毎週末徹夜していたんですが、ピーター・グライムスを見に行くために、徹夜明けで3時間ほど仮眠をとって、黒にんにくを食べ、レッドブルでドーピングして、観たのですね。そういう不安定な時期に観たからというのもありますが、私はもう涙が止まらなかったです。
-
新国立劇場の「ピーター・グライムス」が感動的な件
-
群生相──新国立劇場の「ピーター・グライムス」が感動的な件 その2
-
印象的場面──新国立劇場の「ピーター・グライムス」が感動的な件 その3
-
ピーター・グライムスの境涯は?──新国立劇場の「ピーター・グライムス」が感動的な件 その4
-
ピータ・グライムズ評を読んで話したこと。
オテロもすごかったです! オテロを歌ったフラッカーロと、イアーゴを歌ったババジャニアンのバトル。あそこは一生忘れないと思います。急遽交代のマリア・ルイジア・ボルシの柳の歌が忘れられません。初めてヴェルディに感動した舞台だったと思います。
ローエングリンのフォークト体験も素晴らしかったです。バイロイトと同じ役を日本で見られるということに感謝しています。あとは、フォークトにサインも貰いましたよ。フォークとは来年も来ますのでほんとうに楽しみでなりません。
今年も、日本フィルの定期演奏会にも何度か行きました。最近の演奏会で、まだ印象が残っているからかもしれませんが、マイケル・フランシスが、ブリテンの「シンフォニア・ダ・レクイエム」とチャイコフスキー交響曲第4番を降った12月サントリー定期が印象的でした。マイケル・フランシスは只者じゃないかも。
来年の展望
来年も色々楽しみな年になりそうです。2月には新国立劇場で「タンホイザー」がありますし、4月の東京春祭では「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を見られそうです。新国立劇場の2013/2014シリーズではコルンゴルト「死の都」が登場しますし。
日フィルで言うと、3月末のアルプス交響曲が楽しみです。
ジャズももう少し聴けるといいなあ、とおもいます。
最後に
今年の更新率はあまり高くないですね。。来年は上を目指せるようがんばります。
それでは、良いお年を!
追伸:紅白でみたMISIA、すごかったっす。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません