Edward William Elgar

なかなか昼間は落ち着いて音楽を聴けませんが、夜になってようやく時間ができました。AppleMusicでエルガーのプレイリストを見つけてざっと聴いていますが、いやあ、なんだかいいですね、エルガー。これまでも聴いてなかったわけではありませんが、この一ヶ月ほどで急に私の中で存在感を増しつつあります。AppleMusicのプレイリストの注記には「イギリス版ブラームス」と書かれていて、もし、それが妥当な表現だとすれば、昨年の秋からブラームスに助けられてきた身に取っては、エルガーにたどり着いたのは必然だったのでしょう。

しかし、うかつにもヴァイオリン協奏曲は初めて聴いたかもしれないですね。チェロ協奏曲はあまりに有名ですが。ラトルがナイジェル・ケネディと演奏したヴァイリン協奏曲の静謐な美しさと激しい情感の間を揺れ動く波は半端ないです。
どうもエルガーを聴くと、イギリス的でもありながら、北欧の風景を思い出します。大昔に行ったベルゲンや、フィヨルドの中を船で通った時の記憶がなぜかよみがえります。まあ、スカンジナビアのバイキングが作った王朝もありましたからね。英語もたくさんの言葉が混ざってできていますし。

そうそう、期待のAppleMusicの音質向上ですが、日本時間の2021/06/01の21:18現在においては、まだドルビーアトモスもロスレスオーディオも来ていないようです。以下リンク先に「まもなく登場」と記載されていることもあり、もう少し待たないと行けないようですね。6月1日といっても、多義的ですから。

https://www.apple.com/jp/apple-music/

ということで、もう一晩眠りAppleMusicのレベルアップを待ちましょう。
おやすみなさい。グーテナハトです。