Classical,Ludwig van Beethoven

徐々に涼しくなってきました。夏はもう終わりましたね。ただ蝉の鳴き声だけがまだ残っています。これから徐々に本当の秋へと進んでいくわけですが、秋は涼しくて好きな反面、日が落ちるのが早くなるので、寂しい気もしますね。冬至への道程もそろそろ半分と言ったところでしょう。

まあ、仕事をしていれば、おのずとトラブルに巻き込まれるわけですが、今は複数トラブルに見舞われている感じで少々大変。今日もお客様に謝罪に行きました。まあ、お客様も納得してくださったので今回は何とか乗り越えた感じ。

さて、今日は珍しくベートーヴェンを聴きました。というのもiPodのアーティスト画面ではBergの上にBeethovenがきますので。ベルクを聴こうと思いながらも、ついつい(?)ベートーヴェンに踏み入れた感じです。 聴いたのは弦楽四重奏曲第8番ホ短調作品59-2「ラズモフスキー第二番」です。これがすごく良いのです。

正直申し上げて、私はベートーヴェンの弦楽四重奏の世界にきちんと足を踏み入れたことはありません。ただ、10年ほど前に買ったABQ(アルバン・ベルク弦楽四重奏団)の全曲盤でを買いました。今は廉価版で出ていますが、当時は高かった……。あまりまとまって聴いているわけではなく、少しずつ聴いていたぐらいです。ちなみに、ABQはベートーヴェンの弦楽四重奏を二度録音していますが、私が聴いているのは一度目の方です。だから廉価版が出ているのです。残念。

ベートーヴェンの弦楽四重奏になれていなかったとはいえ、不思議なことに今日はなにかこうズシンと来たのですね。ようやくベートーヴェン弦楽四重奏世界の国境線を越えることができたようなイメージ。これまでは入国管理官が厳しくて中に入れてくれなかったのですが、ようやく足を踏み入れてみると、いいですねえ、これは。ABQの演奏もすさまじくいい。一挺の弦楽器でここまで豊かな音が出せるんだ! という驚き。オケ的な豊かさといってもいい。それに四人ともめちゃめちゃうまい。あたりまえですかね。ピッチもいいですし(私的にピッチ感については少々自信はないのですが)、音も豊かで、律動的なグルーヴ感もすばらしい。

ABQは今年の七月に解散して残念ではありますが。

この曲はホ短調ということになっていますが、長調の調性と、単調の調性の色彩がほどよく混ざっている感じ。印象的なのは第二楽章でして、慈愛に満ちた静謐な世界。やはり長調と短調の混ざり具合が気持ちいいです。ベルクの弦楽四重奏もよかったですが、ベートーヴェンも良いですね。この2年ほどはオペラを優先的に聴いていて、弦楽四重奏は手薄でしたので、これからきちんときいてみようか、という感じです。

Classical

2006年11月に名曲300を聴く! と宣言したのですが、その後の状況です。うーむ、なかなか全部聴くのは難しい。名曲300は、クラシック音楽定番サイト「CLASSICA」さんの中に「300 Basic Works of Classical Music」というコーナーで紹介されているものです。始めた当時は57%しか聞けていなかったのですが、二年弱でようやく78%に到達しました。予定では3ヶ月で聞き終わるはずだったのですが……。やはりオペラや管弦楽系が好きで、ロマン派以降のドイツ系が好きとあって、どうしても偏ります。ドビュッシーやサン=サーンスなどのフランス音楽、ハイドン、ショパンなどが弱いなあ。バッハは意外と聴けている。もっとも、「聴けている」レベルも問題ですが。 

引き続き聴いていきたいのですが、結局今日もベルクを聴いてしまったし。まいったな。

 

8

Composer スデ 割合 ワリアイ
J・S・バッハ 13 11 85%
R・シュトラウス 9 9 100%
アイヴズ 1 0 0%
イベール 1 1 100%
ヴィヴァルディ 1 1 100%
ウェーバー 1 1 100%
ヴェルディ 7 7 100%
エルガー 2 0 0%
オルフ 1 1 100%
ガーシュウィン 2 1 50%
グリーグ 2 2 100%
グレツキ 1 1 100%
コープランド 1 1 100%
コダーイ 1 1 100%
サティ 1 1 100%
サン=サーンス 4 2 50%
シェーンベルク 2 2 100%
シベリウス 5 4 80%
シューベルト 12 8 67%
シューマン 11 10 91%
ショーソン 1 1 100%
ショスタコーヴィチ 6 5 83%
ショパン 9 4 44%
スカルラッティ 1 0 0%
スクリャービン 2 1 50%
ストラヴィンスキー 4 3 75%
スメタナ 1 1 100%
チャイコフスキー 7 7 100%
チレア 1 0 0%
ディーリアス 1 1 100%
ドヴォルザーク 5 5 100%
ドニゼッティ 2 0 0%
ドビュッシー 7 4 57%
ニールセン 2 2 100%
バーンスタイン 1 0 0%
ハイドン 7 1 14%
パガニーニ 1 0 0%
ハチャトゥ
リアン
1 0 0%
バルトーク 3 3 100%
ビゼー 2 2 100%
ヒンデミット 1 1 100%
ファリャ 1 1 100%
フォーレ 3 3 100%
プッチーニ 5 5 100%
ブラームス 13 13 100%
フランク 2 2 100%
ブリテン 1 1 100%
ブルックナー 4 4 100%
プロコフィエフ 5 2 40%
ベートーヴェン 27 26 96%
ベルク 1 1 100%
ペルゴレージ 1 1 100%
ベルリオーズ 2 1 50%
ヘンデル 3 2 67%
ホルスト 1 1 100%
ボロディン 1 1 100%
マーラー 7 88%
マスカーニ 1 1 100%
ムソルグスキー 3 2 67%
メシアン 1 1 100%
メンデルスゾーン 6 6 100%
モーツァルト 34 23 68%
モンテヴェルディ 1 0 0%
ヤナーチェク 3 3 100%
ヨハン・シュトラウスⅡ 2 1 50%
ラヴェル 8 6 75%
ラフマニノフ 3 3 100%
リスト 4 1 25%
リムスキー=コルサコフ 1 1 100%
レオンカヴァッロ 1 1 100%
レスピーギ 1 1 100%
レハール 1 1 100%
ロッシーニ 2 1 50%
ロドリーゴ 1 1 100%
ワーグナー 6 4 67%
総計 300 233 78%

Classical,Miscellaneous

最近はどうも雨ばかり。関東は先日豪雨に見舞われて、私の住んでいる町でもかなり激しく降ったようです。「ようです」というのは、私が気づかなかったから。明け方、起きてウェブと戯れていたのですが、遠雷が聞こえるな、というぐらいで、雨の酷さはかんじなかったのです。朝食でテレビをつけて豪雨だった気づいた次第。

今日(8月30日)は、私にとってもいろいろ特別な意味を持つ一日でした。所用で都内に出かけたのですが、これがまたすごく刺激的な経験で、なんだか励まされた気分です(別に怪しい会合じゃないですよ)。具体的にはここに書くことができないのです。ごめんなさい。いつかかける日が来るといいとも思っていますが。

ただ一つかけることがあるとしたら、「もっと本を読もう!」と決意したこと。もっぱら通勤でしか本を読めていませんが、家でもPCに向かう前に本を1ページでも多く読まねばならぬ、と思いました。ああ、読みたい本、読むべき本がたくさんありすぎて飽和状態。これって、聴きたい音楽がたくさんありすぎて飽和状態、と一緒。私は強欲な男なのでしょうか? 焦らず少しずつ、とも思えなくなってきましたね。がんばりましょう。

帰宅の電車で聴いたのはやはり「抒情組曲」でして、こちらも刺激的。以前とは違った顔を見せてくれるようになりました。とあるところでは、なぜかショスタコーヴィチが聞こえたりして(空耳かもしれませんが)。この一週間はベルクと過ごした一週間になりました。「抒情組曲」ばかり聴いているのもどうかと思いますが、今は早く次のステージに上りたいという一心だったりします。

明日でいよいよ8月も終わりとなります。あっという間でしたが、なかなか充実した一ヶ月であったと思いたいところです。

Alban Berg,Classical

無理だと分かっているのに立ち向かわなければならないときがあります。いまの仕事もそんな感じ。トラブル対応は気が重いですが、そういうことを気取られぬように自己統制をして仕事をするのもサラリーマンとしては重要なこと。いやいや、サラリーマンではないほうが、むしろ自己統制をきちんと取れなければならないのかもしれません。使う言葉の一つ一つが、毒牙にもなりうりますね。他人だけではなく自分をも傷つけることがありますので気をつけなければなりません。

さて、今朝は少々早起きをしたのですが、聴いている音楽といえば、しつこいほどベルクの抒情組曲。これが楽しいんですよ。おそらく、譜面を見ながら考えて聴くともっと刺激的だと思うのですけれど。だんだん覚えてきました。弦楽四重奏による楽曲なのですが、ルルっぽいフレーズが出てくるのがわかってきたりと、なかなかおもしろいです。しかし、まだ「理解できている」ともいえないです。もっと聞き込まなければなりませんね。

これがベンヤミンの「複製芸術」の楽しみ方だと思うのですが、いかがですか? 少々我田引水なきらいはありますが。 オペラやコンサートで音楽を受容するのは、まさにその場限りのもの。われわれは、「その場限り」、すなわち「一回性」に価値を見て(ベンヤミンはそれをアウラという)いるわけです。ところが、19世紀末になってテクノロジの発達により新たな芸術表現が可能になりました。それが「映画」であり「録音音楽」なのであります。何度でもリピートが可能ですので、同じ芸術素材を何度も何度も受容することができます。こうして、「一回性」は失われるけれども、それ以上に「リピート」によって、理解できる可能性は大きく広がるわけですね。

私は、当初は「一回性の価値」すなわち「アウラ」を過度に評価をしていたように思います。「アウラ」が失われた「複製芸術」は、新たな芸術形式ではあるが、一回性という輝く価値の喪失ほど残念な損失はないのである、といった具合に考えていたのです。 その後、某大学の哲学科紀要を読んで、そうではなく「複製(リピート)」自体が芸術の理解を広げ深めていくものなのである、という考えを読んで、ああそういうことなのか、という理解をしたのを覚えています。 ベンヤミンの文脈の捉え方が間違えていたらごめんなさい。確かこういう議論だったと思うのですが。久々に本を読み返してみようかな、と思います。

哲学の話も面白いのですが、もう大分と歳を取りましたので、一気に読むことはできないですね。毎日少しずつ読んでいくことができるかなあ、というところ。それも一度じゃ分かりませんので何回もよむ。これもやはり複製芸術的考えですね。

そういえば、戦争期に総理大臣を務めた米内光正海軍大将は、本は必ず三度読むことにしていたそうです。さもありなむ。私も辻先生の本は主要なものいくつかは三度ばかり読んでいる気がします。読むたびに新しい発見があります。これも「複製」の効果でしょうか。

複製を何度も受容すれば量的変化が質的変化へと変貌すると信じてがんばりましょう。

Classical,Opera

Gundula Janowitz

<略歴> 1937年8月2日ベルリン生まれ(国籍はどうやらオーストリアの模様)のリリック・ソプラノ。グラーツのコンセルバトールで学んでいたときにはすでに高いレベルでの歌唱をものにしていて、1959年にはウィーン国立歌劇場にてカラヤンの振るフィガロの結婚でバルバリーナ役を歌っている。1960年代から1970年代にかけてバッハからリヒャルト・シュトラウスにいたるまでのレパートリーを持つ世界的な歌手となる。カラヤンはもちろん、クレンペラー、ヨッフム、バーンスタイン、クーベリック、ベーム、ショルティ、カルロス・クライバーと競演。1990年にウィーン国立歌劇場におけるグルックの「アウリスのイフィゲニア」への出演を最後に引退する。

 <私的な思い出>

ヤノヴィッツさんの歌をはじめて聴いたのは、リヒャルト・シュトラウスの「カプリッツィオ」のCDにて。ベームが振っているこの盤の魅力は、ヤノヴィッツさんの伯爵夫人の最後月光の音楽以降です。この歌唱でヤノヴィッツさんを一気に気に入ってしまいました(とあるサイトではあまりよい評価はされていないようですが)。

Capriccio
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次に衝撃を受けたのは、カラヤン盤の「ヴァルキューレ」でして、ジークリンデがすばらしくて、ジークリンデを神々しく歌っておられて、特に第一幕第三場のSchlafst du Gast? の歌唱はすばらしい。繊細なガラス細工のようないとおしさです。

ワーグナー:ニーベルングの指環 全曲
トーマス(ジェス) ブリリオート(ヘルゲ) フィッシャー=ディースカウ(ディートリヒ) ヴィッカース(ジョン) シュトルツェ(ゲルハルト) スチュアート(トマス) カーンズ(ロバート)
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ヤノヴィッツさんの声がどうしてこんなに好きなんだろう、と考えていたのですが、Wikipediaに「ビブラートが小さく、ピュアで明るい歌声」と書いてあって、これだ! と思いました。私は、女声のビブラートがときに苦手と感じることがあって、振幅の激しくて強いビブラートしか聞こえないような声を聴くと気分が悪くなります。ビブラートをかけるとピッチの甘さがややもすると隠し通せるのです。ですが、ヤノヴィッツさんはビブラートはかけていますがかなり控えめでして、ヤノヴィッツさんの声が好きな理由の一つがこれなんだな、と思いました。

<参考文献>

Wikipedia

 

Classical,Opera

「この方を聴きたい」というシリーズを始めることにしました。私の勉強したことを書きますので、お読みの方々にとっては自明のことかも知れませんが、どうかおつきあいを。

第一回は、最近の私的ブームであるアグネス・バルツァさんを取り上げたいと思います。

アグネス・バルツァAgnes Baltsa Aγνή Mπάλτσα)

<略歴>

1944年11月19日ギリシア生まれ。アテネ音楽院で学んだあと、ミュンヘン、フランクフルトで学ぶ。1964年、ジョルジュ・エネスコ声楽コンクールで第一位となる。1968年フランクフルトの歌劇場で「フィガロの結婚」のケルビーノ役でデビュー。翌年※1ウィーン国立歌劇場「ばらの騎士」でオクタヴィアンを歌う。1970年にはザルツブルク音楽祭に出演。世界的に有名になったのは1975年のザルツブルクイースター音楽祭でカラヤンがクリスタ・ルートヴィヒの代役として起用してから。「カルメン」のタイトルロールが当たり役。バルセロナオリンピックの開会式にも出演。レパートリーは、「カルメン」タイトルロール、「コジ・ファン・トゥッテ」ドラベッラ、「ナクソス島のアリアドネ」作曲家、「トロイ人」のディド、「ドンカルロ」エボリ公女、「アイーダ」アムネリス、「サムソンとデリラ」デリラなど幅広い。

※1:「ばらの騎士」「ドン・ジョヴァンニ」のライナーでは、「1968年の翌年」とあり、1969年と推測されるのだが、ウィキペディアでは1970年にウィーン国立歌劇場デビューとされている。

<私的思出>

アグネス・バルツァさんをはじめて聞いたのは、「ばらの騎士」をカラヤンが二回目に振った盤で、やはりオクタヴィアンを勤めていらっしゃる音源がはじめて。バーンスタインが振るマーラー交響曲第八番のDVDもアグネス・バルツァさんが登場しているのを見たりもしていました。ところが、不思議なことにあまり気になる存在の歌い手さんではいらっしゃらなかったのです。

それが覆ったのは、最近集中的に聞いている「ドン・ジョヴァンニ」カラヤン盤のドンナ・エルヴィラ役を聞いてから。この透徹とした、まるで雪の結晶のような美しさは! 高音域の声が録音場所のベルリン・フィルハーモニのリヴァーヴによく乗っていて、きいているだけでうれしくなります。

バルツァさんはこのCDでは子音を弱めに発音されているように思えます。イタリア語の子音の持つアタックが少し弱い感じなのですが、それが却って歌の旋律の流れを浮き立たせていて心地よいのです。

そうして改めて、「ばらの騎士」カラヤン盤のオクタヴィアン役を聞いてみると、自分がアグネス・バルツァさんの歌に焦点をまったく合わせていないことに気づいたのでした。「ドン・ジョヴァンニ」のエルヴィラ役のようなほとばしる輝きは見られないのですが、深みのある声で充実した歌声を聞かせてくれます。

調べてみると「カルメン」が当たり役だということを知りました(いまさらで申し訳ないですが)。是非にも聴いてみたいですね。課題です。

<私的な参考音源>

  • R・シュトラウス「ばらの騎士」(CD)
    R.シュトラウス:ばらの騎士
    トモワ=シントウ(アンナ) ウィーン国立歌劇場合唱団 ペリー(ジャネット) リップ(ビルマ) ポッシュナー(ブリギッテ) シマ(ガブリエレ) バルツァ(アグネス) ビンザワー(バルトラウト) ミュラー=モリナーリ(ヘルガ) ヒンターマイヤー(マルガレータ)
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  • モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」(CD)
    モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
    カラヤン(ヘルベルト・フォン) レイミー(サミュエル) ブルチュラーツェ(パータ) トモワ=シントウ(アンナ) ウィンベルイ(エスタ) バルツァ(アグネス) フルラネット(フェルッチョ) マルタ(アレクサンダー) バトル(キャスリーン)
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<参考文献>

  • 黒田恭一「歌い手について」『ドン・ジョヴァンニ(F95G 20068/70)』 CDライナー
  • 「演奏者紹介」『ばらの騎士(POCG-3598/700)』CDライナー
  • 「アグネス・バルツァ」『ウィキペディア日本語版』2008/08/20 4:35JST

 

Classical

昨日に引き続き。後半は難しいです。まだまだ修業が足らないことがよく分りました。

 

Q51. 一回のコンサート(オペラ)に最高いくらまで出したことありますか?

35000円です。バレンボイムの「トリスタンとイゾルデ」です。

Q52. コンサート会場に何か物申すことあります?(一般的にでも、個別のホールに対してでも可)

東京文化会館は地震が起きたとき大丈夫なのでしょうか?上階の客席がいつ落ちるのか、と冷や汗もので、怖いです。

Q53. では新国について、どう思いますか?

当たり外れはあるけれど、あたったときはすごい。主役は結構いい人が来るようになったかもしれませんが、脇を固める方がもう少し良いともっと楽しめるのですが。

Q54. 会場でマナーの悪い人に遭遇したことありますか?こいつは生かしておけん!というのがいたら教えてください。

あります、あります。

  1. 森麻季さんのリサイタルのカーテンコールで、禁止されているというのに、何度も注意されたというのに、デジカメでパシパシフラッシュを焚いて写真をとり続けるオヤジ1。そのオヤジを後ろから殴りつけたオヤジ2。オヤジ1とオヤジ2は殴り合いの喧嘩を始めましたが、もう浅ましくて見ていられませんでした。
  2. 新国立劇場のビュッフェカウンターで、素知らぬ顔をして割り込むオヤジ。
  3. 新国立劇場の売店で、店員を怒鳴りつけ商品を投げつけたオヤジ。

Q55. 演奏会にはどのようなファッションで行きますか?愛用ブランドとかあったら教えてください。

全身黒い服を着ている男がいたら、それは私です。

Q56. 某オーケストラの事務局で働いているあなたは、来シーズン以下のようなビッグネーム指揮者を呼ぶことに成功しました。マエストロ達は次のような曲が振りたいと言っていますが、どれも意外な選曲で主催者としては困ってしまいました。
どれか1つしか認められないとすれば、どれを選びますか?それは何故?
1、 リッカルド・ムーティが、シベリウス/交響曲第4番
2、 ゲンナジ・ロジェストヴェンスキーが、ワーグナー/ワルキューレ第一幕(演奏会形式)
3、 クリスティアン・ティーレマンが、ラヴェル/ダフニスとクロエ
4、 ニコラウス・アーノンクールが、ラフマニノフ/交響曲第2番
5、 マイケル・ティルソン・トーマスが、バッハ/マタイ受難曲

→ ロジェストヴェンスキーのワルキューレに決定。序奏部からしてすごいことになりそう。

Q57. 外国でコンサート(オペラ)聴きにいったことはありますか?あれば少し聞かせてください。

  1. ベルリンコンツェルトハウスでベルリン・シュターツカペレ
  2. パリのバスティーユオペラ
  3. ミュンヘンのバイエルンシュターツオーパー
  4. ドレスデンのザクセンシュターツオーパー
  5. ウィーンのシュターツオーパー
  6. ローマの野外オペラ

行こうと思えばもっと行けたかもしれませんが、体力的な限界でいけませんでした。ちょっと後悔しています。外国で見るというのはいろいろな面で大変です。今後はもういけないかも。

Q58. コンサート帰りに寄れるような会場周辺のお薦め飲食店を教えてください。

外食をしないので、特にないです。

楽器編
Q59. 楽器演奏できますか?できる方は楽器の種類と演奏歴を教えてください。出来ない人、てゆーか楽譜読めますか?

サクソフォーンを15年ぐらい前にはじめました。ジャズですけれど。小さい頃はピアノも習ってました。譜面は自信がないです。私の場合、耳コピでジャズのテーマとインプロバイズをまかなっていた気がします。もちろん譜面読んでやった演奏もいくつもありますけれど。

Q60. やってみたい楽器を教えてください。

オーボエ。難しそうです。

Q61. 楽器ができる方が音楽をわかっていると言えると思いますか?

「音楽が分かる」という境地がどういうものなのか分かりませんが、それが「音楽を聴いていて楽しい」という境地であるとすれば、楽器の出来不出来は関係ないと思います。「音楽に対して意見を言える」、ということであれば、楽器をやっている方のほうが鋭い視点をお持ちだと思いますので、いつも尊敬しながら、話を伺ったり、拝読したりしております。

Q62. 楽器レッスンでの先生・師匠の思い出を語って下さい。学校の音楽の先生の思い出でもOK。

特にないです。ピアノレッスンは小さい頃だったので覚えておりません。サックスは独学でした。

Q63. 合奏でやりたいパートを挙げてください。

木管リード楽器です。オーボエかクラリネット。

Q64. ピアノ曲で弾いてみたい曲を教えてください。

シューマンの交響的練習曲とリストの巡礼の年第二年を弾いてみたいです。小学校の頃、ブレンデルの演奏を聴いてはまりました。高校時代に巡礼の年第二年をモティーフに小説を書いて期末テストの点数をかさ上げしました。

Q65. オーケストラの一員とソリスト、どっちで舞台に上がりたいですか?

なにも歌えないのに舞台に上げられて、困っている、という夢は見ます。オペラのアリアを歌わないと行けないという悪夢。ですので、舞台に上がる以前に何かできるようになりたいです。夢にでるぐらいなので、ソリストなのでしょうか。

Q66. どうしても好きになれない楽器があったら教えて下さい、またその理由も教えてください。

ギターが苦手です。特にフォーク系。クラシックギターはまだ聴けます。あとは、単純なビートを刻むベース。

Q67. 右手で3拍子、左手で4拍子、振り分けること出来ますか?

これは大学時代からの課題。三拍四連でリズム取れるようになろうとがんばったけれど、できません。

Q68. あなたの知っている楽器メーカーを挙げてください(国産、外国メーカーなんでもあり)

セルマー、ヤマハ、ヤナギサワ、キング、ジュピター、スプレンダー
(→サクソフォーンメーカー。最近はもっと増えているらしいけれど)

Q69. バッハのBWV1013番の曲で使われている楽器は?

ガーン、知らないので調べました。クラヲタ失格。フルートですか?

音楽家編
Q70. あなたのおすすめの演奏家(含む歌手)を教えてください。

指揮者

  • カルロス・クライバー
  • サー・サイモン・ラトル
  • セルジュ・チェリビダッケ
  • ウルフ・シルマー
  • ペーター・シュナイダー
  • ベルナルト・ハイティンク

歌手

  • ジュゼッペ・ジャコミーニ
  • グンドゥラ・ヤノヴィッツ
  • イレーネ・テオリン

Q71. 世界一のオーケストラは、ずばりどこ?

やっぱりベルリン・フィルじゃないかなあ。だが、シュターツカペレ・ドレスデンもコンセルトヘボウ管もいいですぞ。

Q72. 日本のオーケストラに何か物申すことあります?(一般的にでも、個別のオケに対してでも可)

個別の議論はさておいて、十年以上前に比べたら、相当レベル上がっていると思います。本当はいろいろ聴きに行きたいのですが。岡田暁生氏曰く、やはり音楽はライヴが一番ですので。

Q73. N響の次期音楽監督は誰になってほしいですか?

そうですねえ。ウルフ・シルマーさんはいかがでしょう?

Q74. あの世から一日だけ生き返ってくれる音楽家がいたら、誰に生き返ってほしい?

迷うことなく、カルロス・クライバー。一度でも実演に触れてみたかったです。

Q75. 競演してみたい演奏家を教えてください。

ラトルの指揮に接してみたいです。

Q76. 弟子に入ってみたい音楽家を教えてください。

セルジュ・チェリビダッケというと、相当Mですね

Q77. あなたの知っている音楽家の笑い話を教えてください。また聞きでも可。

笑い話じゃないけれど、チェリとクライバーは犬猿の仲だったのだけれど、日本公演の帰りの飛行機のファーストクラスでばったり同じになってしまって、よくよく話してみるとお互いいい感じじゃない、見たいな雰囲気になった、というのが、個人的に好きなエピソードです。

Q78. あなたの知り合いに音楽を職業にしているプロの方はいますか?(名前はあげなくていいです)

いらっしゃいます。

Q79. 音楽の教科書にのっている音楽家の肖像画に落書きしたことありますか?

記憶にないですが、小学校低学年の頃は教科書という教科書に落書きしていましたので、きっと音楽の教科書にも落書きしていたでしょうから、音楽家の肖像画にも落書きしていたと思います。

Q80. J・S・バッハに何人子供がいたか知ってます?

知らないです。

Q81. ブラインドテストで演奏家の違いを聞き分けることが出来(ると思い)ますか?

たぶん無理。
ラン・ランとバレンボイムの演奏をあてたことはありましたが。
(実は苦手な二人なのです)

いろいろ編
Q82. お宅のオーディオ環境を教えてください。

iPodとクワイエットコンフォート2です。ステレオはないです。ミニコンポならありますが。

Q83. CD以外の音楽メディアとしては何をお持ちですか?

DVDとVTRです。MP3のCD-ROMを買ったこともあります。

Q84. CD・LP、楽譜、楽器以外に集めている音楽関連グッズって何かあります?

いや、ないです。クラヲタ失格?

Q85. ではここで一つ持ち物自慢をどうぞ!(誰それのサインを持ってるとか、幻のレコードを持ってるとか)

特にないです。クラヲタ失格?

Q86. 通勤通学時もクラシック聞いてます?

平日は通勤時間しか聞けないです。

Q87. クラシックのMIDIについてどう思われますか?

あまり聴いたことないですし、自分で作ったこともないです。

Q88. あなたの知っているクラシック替え歌を教えてください。

「あなたも共産党員」、っていうやつ。たしかチャイコフスキーの交響曲第四番でした。

Q89. あなたの印象に残っている音楽マンガ・小説・映画を教えてください。

細かいことは忘れてしまいましたが、七年ほど前に一生懸命読んでいた「失われた時を求めて」で、やけに音楽の描写が凄いなあ、と感動したのを覚えています。また読み始めないと。途中で止まったままですので。

あとは、のだめ。月並みですいません。

Q90. 突然ですが、日本人であるあなたが西洋の伝統音楽であるクラシック音楽を聴くということに、何か疑問を感じたことはありますか?

日本人が聴くことには疑問を持っていませんが、私が音楽を聴いていることに対する疑念は常にあります。本当に聴けているのだろうか、という不安です。

Q91. 学生時代(小中高大)の音楽の授業で印象に残っている出来事を教えてください。

大学で「音楽の歴史」という一般教養課程の授業をとったときのこと。今、作曲家を目指している友人と一緒にとったのですが、授業後に彼と音楽を語り合ったのが印象的。頭の良い男でした。

Q92. では学校時代の音楽の成績、良かったですか?正直にお答えキボンヌ。

良く覚えてないです。良かったような気もするし、そんな言うほどじゃなかった気もするし。ただ、音楽の先生に「君は音楽のセンスがある」と言われたことがあって、そのときは凄く嬉しかったです。

Q93. クラヲタなのにやってしまったこっ恥ずかしいエピソード、あったらここでカミングアウトしてください。

これは特にないですね。

Q94. それではクラヲタでよかったと思った体験はありますか?

お恥ずかしい話ですが、コンサートやオペラで、弦楽器の音を聞くと、きまって涙がでるのですよ。その瞬間です。

Q95. 逆に最もひどかった体験は?

周りには隠しているので、あまりないです。

Q96. 尊敬するクラヲタいたらどんな人か教えてください。

クラシックブログを書いておられる方々です。いつも勉強になります。

Q97. 音楽がなくても生きていけますか、或いはその自信がありますか。

自信ないです。きっとつまらない毎日だと思います。

Q98. 奥様(彼女)/旦那様(彼氏)から「あたしとクラシック音楽と、どっちがだいじなのっ!」と迫られたら、なんと答えますか?

そう言うことをおっしゃる方にはそもそも近付かないようにしています。

Q99. ズバリあなたにとってクラシック音楽とは何ですか?

いつまでたっても答えがみつからないものです。冒険というとすこし気障ですが、好奇心が沸き立ってくるものです。それがなかったら人生は相当つまらないと思います。いつまでも、音楽を聴くことのできる時代が続いて欲しいと思います。

Q100. お疲れさまでした。最後に一言物申してください。

さらにクラヲタの高みを目指して頑張ります。

 

Classical

いつも御世話になっている、ニョッキさんの「クラシックCD好きのホルン吹きニョッキ」、よんちゃんさんの「司馬氏のアイーダ」で「クラヲタへの100の質問」をされていたのに触発され、よせばいいのに(クラヲタに成りきれてないので)、書いてみることにしました。長いので、前編と後編に分けてアップします。

プロフィール編
Q1. まずHN、職業と生息地を述べてください。

HN:Shushi
Project Manager ?/ SE ?
関東地方

Q2. クラヲタ歴何年ですか?
24年だけれど、途中の6年ほどジャズ・フュージョンばかり聞いていた時代もあるし、じっさいは15年ぐらいではないでしょうか? もっともクラオタは目標であり実績ではないです。

Q3. クラヲタになったきっかけは?
10歳ごろに、親父殿がエアチェックしていたチャイコフスキー「悲愴」か「スラヴ行進曲」を聴いてから。

Q4. よく聴くジャンルはどのあたりですか?

変遷ありますが、今はオペラです。なるべくオペラを聴くようにしています。

Q5. クラシック以外にどんな音楽を聴きますか?
ジャズ・フュージョン。故マイケル・ブレッカー氏に傾倒していました。

Q6. クラヲタであることは恥ずかしいですか?友人同僚にカミングアウトしてます?

カミングアウトしてないです。
恥ずかしいというよりいらぬ誤解を受けそうなので。そういう職場ではないのですよ。

Q7. 最近はやりのライトクラシック系(ボチェッリやimage、Jクラ系など)をどう思う?
自分でCDを買って聞いたことないです。Jクラには森麻季さんも入りますか?

Q8. U野コーホー師についてどう思う?(知らない人はパスして下さい)

「メータのブルックナーを聞いて、あまり良くなかったと感想を言っているものがいるが、それは間違っている。ブルックナーを知っている人ならメータのブルックナーなど聞くものではないことを最初から分かっているのだから」
といったようなことを書いておられたのが印象的ですが、そこまで断定できるほど自信があるということはすばらしいことだと思います。

Q9. 携帯の着メロは何ですか?

魔笛の序曲。

Q10. クラシック音楽の雑誌を読んでいますか(有料無料不問)?よく読むものを挙げてください。

最近は読んでいません。高いし場所とりますし……。

Q11. クラシック音楽関連の情報を主にどこから入手しますか?

インターネットです。特に諸先輩のブログが役立っています。

Q12. あなたはCDリスナー派?コンサートゴーアー派?

オペラはゴーアー派。そのほかはiPodリスナー派。今後の目標はネットラジオリスナー派。

曲目編
Q13. 「食わず嫌い選手権~クラシックヴァージョン~」が開催されます。大好きな曲4つと実は苦手な曲1つを教えてください。

好きな曲や嫌いな曲は変遷するものですが、今日(2008/08/17)はこんな感じ

大好きな曲:
リヒャルト・シュトラウス「ばらの騎士」
リヒャルト・シュトラウス「カプリッツィオ」
リヒャルト・シュトラウス「影のない女」
ワーグナー「ヴァルキューレ」

思い起こすと、シュトラウスばっかりなので、「ヴァルキューレ」はあえて入れてみた。本当なら、シュトラウスの「サロメ」か「インテルメッツォ」も入れたかったのだけれど……。

苦手な曲:

シベリウスが苦手でしょうか。早く楽しめるようになるといいのですが。

シベリウスに開眼しました!(2008/12/01)

Q14. お薦めの知られざる名曲ありませんか?

ヘルマン・ゲッツのピアノ五重奏曲。いいですよ。ブラームス的なメランコリー。

Q15. あなたの知っている変なタイトルの曲を教えてください。

思いつかないです。クラヲタ失格。

Q16. 日本が世界に誇る名曲は何?

武満徹「弦楽のためのレクイエム」

Q17. 自分が死んだ時の葬式で流してほしい曲を教えてください。

「ばらの騎士」最後の三重唱 =>リヒャルト・シュトラウスと同じです。移ろい行くときの流れを懐かしみながらも諦念する境地は死ぬときにこそ必要なもの。

Q18. メンデルスゾーン『無言歌集』全48曲の中から3曲選んでください。

ガーン。またクラオタ失格

Q19. クラシックビギナーの彼(彼女)ができました。最初に聞かせたい曲、CDは何?

クライバーの「運命」でしょうか。あまりに素晴しい演奏。

Q20. クラシック音楽が使われて印象的だったTVCMとその曲名を教えてください。

→ アリナミンVのショスタコーヴィチ「レニングラード」です。古いですが。

Q21. 地図にも載らぬ小さな公国から御前演奏の依頼がありました、何の楽器で何の曲を演奏しますか?

ボレロをテナーサックスで吹いてみたい。
ソロイストとしてなら、バッハの無伴奏××をアルトサックスで吹いてみたい。

Q22. 春夏秋冬、あなた的な感覚でそれぞれの季節にふさわしい選曲をお願いします。

春:プフィツィナー:ヴァイオリンソナタ作品27第四楽章 (きれいすぎる)
夏:外山雄三「ラプソディ」 (→夏祭りだぜ!)
秋:ブラームスの弦楽六重奏 (→秋ですねえ)
冬:ブラームス:クラリネット五重奏曲(→雪振る街でこの曲聞きながら窓の外を眺めていたことがあった)

Q23. あなたが朝の目覚めに聴きたいと思うクラシックの曲を教えてください。

そう言えば、昔はメシアンの「主の降誕」が目覚ましだったなあ。

Q24. あなたの知っているオペラの歌詞の一部を書いてください。
" Morgen mittag um Elf !"
「明日の11時ですって!」
リヒャルト・シュトラウス「カプリッツィオ」

Q25. 三行程度でオペラのアリア(歌詞)を作ってみてください。

 作れたら、別の道に行っていたでしょう。

Q26. 自分のリサイタル・コンサートが開けることになりました。プログラムを作ってください。

バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ(サクソフォーン編曲版)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ(サクソフォーン編曲版)

Q27. オペラで演じてみたい演目や役柄を教えてください。

シュトラウス「カプリッツィオ」のフラマン

Q28. 最近どうしても耳から離れない曲って、何?

今日時点では、蝶々夫人の第一幕最終部の二重唱

CD編
Q29. さて、CD(LP)何枚持ってますか?

??800枚ぐらい??

Q30. そのなかからお気に入りベスト3を挙げてください。

今日時点です。
シュトラウス「カプリッツィオ」ベーム盤(ヤノヴィッツとディースカウがすばらしくて)
シュトラウス「ばらの騎士」クライバー盤(DVDですが許して下さい)
マーラー交響曲第八番 ショルティ盤(もう二〇年以上大好き)

Q31. 一番沢山の同曲異演盤を持っている曲と、その枚数を教えてください。

なんでしょう?
数えてきました。
ブルックナー交響曲第八番 22枚

Q32. 月に何枚くらいCD買いますか?どんなジャンルが多いですか?

最近は買いません(買えません)

Q33. 買って本当に後悔した糞CDは何ですか?

恐れ多くてかけませんが、某ヴァイオリニスト名義のバロックの協奏曲。

Q34. あなたが持っている名珍盤を教えてください。

うーん、なんでしょう。ブルックナーの交響曲のオルガン編曲盤ですかね。
これはメジャーですので珍盤ではないですね。
→クラオタ失格

Q35. 最近買って当りだったCDは何ですか?

最近はCD買っていないです。

Q36. 懐に優しいメジャー廉価盤・ナクソスのお薦めを挙げてください

ナクソスもあまり買わないですね。

Q37. 日本のレーベルから出して欲しい曲を教えてください。

CD買わないので……。

Q38, CD復刻・再発して欲しい名演奏を挙げてください。

クライバーのばらの騎士、CDでも出してくれないかなあ。
クライバーのボエームなんかもきちんとした音源で聞いてみたい。

Q39. 実在しないけど、こんな演奏者によるこんな曲目のCDあったらなあ、というのを挙げてください。

クライバーのマーラーってあります??
聞いてみたい。

Q40. 人生で初めて買ったクラシックCD、LPは何でした?それって、まだ持ってます?

マーラーの交響曲第八番ショルティ盤です。まだ持ってますよ。

Q41. どこでCDを購入する事が多いですか?行きつけのショップはありますか?

昔は、渋谷のタワレコで買い物症候群的に買いあさっていました。
ストレス解消ですね。
今は、なるべくCDショップには近付かないようにしています。
近付くと福沢諭吉がいなくなるので。市立図書館のCDを制覇しようと企んでいます。

Q42. クラシック売場で、変な人見かけたりしたことありませんか?

私のことですか?

Q43. ヤフーオークションでCD(楽器も可)購入したことあります?

ヤフオクで、バレンボイムのトリスタンとイゾルデのチケット落札したことあります。それから、EWI、つまりElectric Wind Instrument = ウィンドシンセを買いました。

Q44. CD聴きながら何してますか?

いろいろ。ライナー読んでいるのが一番良い状態。ブログ書くときも聞いていますね。

Q45. 図書館などでクラシックCDを借りることはありますか?

借りてますよ。おかげさまでカラヤンのニーベルングの指環を聴くことができました。

Q46. 通販でクラシックCD全集買ったことありますか?

親は買ってましたが、私は買ったことないです。

コンサート編
Q47. 月に何回くらいコンサート(オペラ)に行きますか?場所、ジャンルは?

多くて月に二回、三ヶ月に二回ぐらいのペースでしょうか?
場所で一番多いのは新国立劇場。ジャンルはオペラ。

Q48. お薦めのホールと座席を教えてください。

録音場所で言えば、ドレスデンのルカ教会が好きです。残響が長いほうが好きです。

Q49. オーケストラの定期会員になってますか?または定期的に聴きに行くオケはありますか?どこのオケか、どれくらいの期間聴いているのか教えてください。

オケの定期会員にはなってないですね。いつかも書いたかもしれませんが、小さい頃は、東京に住んだら絶対にN響の定期会員になるのだ! と思っていましたが、実現していません。新国立劇場の友の会の会員にはなってまして、2008年/2009年シーズンの年間チケット買いました(→高すぎて卒倒寸前でしたが)。とうとう3年連続買っています(2010年1月15日追記)

Q50. 忘れられないコンサート(オペラ)ってありますか?あれば一つ二つ挙げてください。

ジュゼッペ・ジャコミーニがピンカートンをやった2007年の新国立劇場での「蝶々夫人」。
カミッラ・ニールントの元帥夫人、エレナ・ツィトコーワのオクタヴィアンできいた2007年の新国立劇場での「ばらの騎士」
→ 年とると涙腺が緩むそうですが、両公演ではなにも悲しい場面などではないのに、演奏中、ずっと涙が止まりませんでした。あんな経験は初めてでした。

イレーネ・テオリンがイゾルデを歌った「トリスタンとイゾルデ」@新国立劇場 2010年 →これは凄かった。辻邦生のいわゆる原初体験をした模様。

アンドレ・プレヴィン&フェリシティ・ロットの「カプリッチョ」最終部をN響で聴いたとき(2009年)→これも涙が止まらなかったです。家庭交響曲も凄かった!

Classical,Roma2008

今日も暑い一日です。毎日会社近くの林を散歩するのが日課なのですが、この暑さではかえって体力を消耗します。いつもの半分ぐらいで切り上げて帰ってくるのですが、それでも暑い。席に戻って30分たってもまだ暑い。ありゃ、オフィスも28.9度ですって。いくらエコとはいえ、そのまえにこちらがエンコしてしまいそうです。

さて、今日もいろいろ聞いています。ヴォツェックを朝から聞き始めたのですが、どうにも深みにはまり込んでいくような感じで、いったん中止。コレッリのヴァイオリンソナタ集を聴き始めて少々気分が落ち着きました。

コレッリ(1653-1713)はローマで活躍したバロックの作曲家で、バッハにも影響を及ぼしているのですが、今は何処に眠るのかと申しますと、パンテオンに葬られているのですね。

パンテオンはもともとは紀元前25年にローマ皇帝アウグストゥスの腹心の部下アグリッパによって建てられるのですが、いったん火災で焼失し、紀元128年にハドリアヌス帝にて再建された建物です。どうして破壊を免れたのかというと、そもそもは万神殿というふうに、ローマの神々の為の神殿だったわけですが(アウグストゥスの墓として建てられたという説もあるそうです)、キリスト教がローマの国教となるに及んで、キリスト教の教会として利用されることになったからだそうです。さもなくば、フォロ・ロマーノのような廃墟になるところでした(フォロ・ロマーノについてはまた触れたいと思います)。

中に入ると、天井の採光穴からの光がぼんやりと内部を照らしています。

観光客の群れに身を任せながら、ラファエロの墓を発見。

ひときわ目立つ巨大な棺は、イタリア統一を成し遂げたサルディニア王家のヴィットリオ・エマヌエーレ二世のもの。

ですが、お目当てのコレッリの墓が見つからない。入り口の気のよさそうな髭面の若者にたずねてみると(イタリア語はしゃべれませんのでカタコト英語でですが)、場所を教えてくれましたので、言ってみると、ありましたよ、コレッリの墓碑が。

それにしても、コレッリの音楽は慈愛深くて、聞いていて落ち着きます。帰りの電車もずっとコレッリ。ちょいと仕事でいろいろあったもので、結構慰めてもらいました。演奏は、Monica Huggettのヴァイオリン。透き通ったバロック初期の音楽です。

 

Classical,Opera

今日の通勤時間もヴォツェック。とりつかれてしまいました。

それにしても、(恥ずかしながら)音楽理論も知らないし(クラシックの)楽器演奏経験もない身にとって、ヴォツェックについて何かを書くことが許されるのでしょうか。なんだか、背伸びをしているのか、冒涜しているのか分からない。 ただ、言えるのは、旋律や響きや歌唱が奔流となって流れ込んでくる、という状態を主観的ではあれ捉えているということです。けれども、その奔流を言語化せねばならないという必死な感覚が湧き上がっている感じ。勉強せねば。いつまでも逃げていてはなりませんね。

ちょっとずるして更新しています。明日はもう少しヴォツェックのことを書いてみようと思います。